Tシャツとジーンズ

ブラウスにロングスカート。
ときどき、ワンピース。

これがわたしの夏服。

だった、

ん
　だ
　　け　ど　。

それね、
やめました。

2024年、夏、無職。

ーーー

わたくしですね、

ま〜〜〜
　　服がダサい

と、

言われてきた人生でして。

・・・いや、ちがうな。
そういうと服が悪いみたいですもんね。
　
どちらかというと、
　　　服（合わせ）のセンスがない
　
のほうが正しい、か。

だ　か　ら　ッ
そんなわたしがどうしたかというと。

＼　奥義・とにかく重ね着！　／

これですよ。
重ねて、重ねて、ひたすら重ねる。

ちなみにこれ、
夏は暑く、冬は（意外と）寒い。
（え？）
　
でもまあ、
いちばん＂それっぽい＂かな、と。
人生の半分くらいはそうやってきた。
　
とすると。
　
つまるところ、
「（わたしにとっての）オシャレ」　とは
いちばん対極にあるものなわけですよ。
　
＂Tシャツとジーンズ＂　
　　　　　　　　　というコーディネートは。

ーーー

たとえばの話、
どんなに服合わせがダサくても。

わたしが神か鬼のようなスタイルの持ち主であれば、
＂Tシャツとジーンズ＂ という組み合わせも
それはもうサマになってくれるんだろうけどさ。

あいにく、そんなことはあるはずもなく。

肩めちゃめちゃ強そうですからね、
いやその前に体脂肪率299％ですしハイ。

だから、
それが「シンプル」であればあるほど。

むりだな、って、ずっと思っていました。

ーーー

でも、
そんなわたしが。

この夏、
毎日＂Tシャツとジーンズ＂ですよ！
　
きや〜〜〜！　革命〜〜〜！
まさかのまさかの。
　
そもそも、
ジーンズすら持っていなかったわたしが。
 
Tシャツだけで出歩くことなど
ある（できる）はずもなかったわたしが。

すごい。
すーごーーーいーーーーー　ィイイ　！

なにがすごいって、
意外としっくりきてること。
　
「クローゼットの中身をぜんぶ集めました！」
みたいなコーディネートよりも、
なんか、いい。

あと、
シンプルに涼しい。すごい。
（それはいいね！）　笑

こうも違うか、それはそうか。
 
ーーー

わたしごときが、
そんなコーディネートで街を歩いたら。
なんかもう＂罪＂な気すらしていたけれど。
 
誰かに「有罪です」とも言われないし、
フツーーーの顔して街に溶けこんでいる。
　
思えば、
わたしもこれまでの人生で、
人様に対してそんなふうに思ったことないもんね。

なのにね、
これがほんとうの自己中心的ってやつですね。
（？？？）

へへへ

👖

ずっとたいせつにしまっていた、
お気にいりのTシャツと一緒に過ごす夏。

もうそれだけで
今年は、きっと、いい夏になる。

そう思えるんだから。

2024年、夏、無職。

待っとけ、
愛してやまない季節よ。