巷で話題のSDGs!個人の力で貢献していくには?
こんにちは
岩澤です。
先日はプラスチック・オーシャンという映画について書かせていただきましたが、世界で問題となっているのは海の問題だけではありません。
それは貧困・飢餓の問題であったり、国家間の格差だったりと様々。
そんな世界で問題になりながらも世界が一丸となって解決に向かうようになったのは意外と最近です。
以前から解決に向かうような努力はしてきてはいたものの、それは一部の国にとって有利な条件があったりしたこともあり世界で足並みをそろえて動いていくには課題がある状態でした。
そんな中、2015年の国連サミットで可決された「持続可能な開発目標」であるSDGsです。
ぱっと聞いてよくわからないような言い回しですが、つまりは今後、永続的に地球と人とが共に共存するために必要なことを具体的な目標として掲げたものです。
SDGsは17の目標と169のターゲット(細分化すると232の指標があります)を明文化したものです。
この中で僕がカッコいい~~~!と思ったのはSDGsのスローガンである「誰一人取り残さない」の一言です。まさに痺れる!憧れる!です笑
そんなSDGsですが、僕たち一人一人が貢献していくにはどうしたらいいでしょうか?
153ヶ国中121位の日本
17の目標は非常に幅が広いです。
日本では、諸外国の格差だったり飢餓などが取りざたされることが多いように感じますが、日本にもまだまだ課題があります。
それは先日、書かせていただいたプラスチックごみの問題もそうですが、世界的にも遅れをとっているものがあります。
それは「ジェンダー平等の実現に貢献する」です。
SDGsは目標の各項目で達成率を数値化していますが、日本の2020年の結果は153ヶ国中121位。
圧倒的に後れを取っている状態です。
SDGs全体で言うと日本は17位ではありますが、ジェンダー平等については明らかに顕著な結果です。
では、僕たちが一人ひとりがこの状況の改善に向けてできる事は何でしょうか?
日本の一人ひとりの意識が大事
諸説あるとは思うのですが、そもそも日本ではいまだに「女性が子育て・家事をするもの」という考えが大きいように感じます。
(確かに料理が得意な女性は魅力的感じます笑)
結果、女性が家を守る風潮にあり、男性が仕事がした結果、収入面で男性が優位に立ってしまうことが多いように感じます。
どちらか一方が収入の要を握ることはそのまま力関係にも影響します。
色んな方の話を聞いてみると家庭内でお金を使う際に女性から男性に伺いを立てる状況も耳にします。
であれば、少なくとも家庭内で女性も働ける状況を作ることが大事なのではないでしょうか?
男性が家事をするのは当たり前のこととして、お互いの両親に力を借りたり、今では家事代行サービスなど色んなサービスがあります。
それらを活用しながら女性も働ける状況を作ることで、少しでも現状を変えることもできるのではないでしょうか。
さいごに
昨今では核家族が主流にはなっていますが、その結果、起きているのは夫婦のどちらかが家事・子育てに専念するという状況。
お互いの家族とも良好な関係を作りながら、次世代に良い影響を与えていきたいですね。