『クラッシュ・ロワイヤル』から考えたコロナ禍の過ごし方
以前から気になっていた『クラッシュ・ロワイヤル(以下クラロワ)』をプレイしたので魅力をお伝えしようと思います。コロナ禍に加えてゴールデンウィークを迎えて時間に余裕があったので、話題になっていたクラロワを選びました。
いきなりですが、まず結論を先に書くと「限られたリソースを有効活用してコロナ禍をやり過ごそう」ということです。リソースというのは自分が持っている資源のことですね。
あなたの場合リソースとは何でしょうか。料理が好き、ファッションに詳しい、文章を書くのが好きなどなど、いろんなリソースを持っていると思います。
僕はクラロワをプレイすることで、自分が持っているものをきちんと見直して、これから大きく変わることが確実な社会とどう向き合うかを考えるきっかけになりました。
クラロワを始めたきっかけ
時間が余った中でクラロワを選んだきっかけは、Youtuberドズルさんの熱意とeスポーツブランド研究家謎部えむさんのnoteを見たからです。特に今年1月に8000最強決定戦が話題になっていたことが大きいです。
8000最強決定戦とは
Youtuberドズルさんが呼びかけたクラロワの非公式大会。トロフィー8000を達成したプレイヤー24名が参加。100名近い有志から200万円以上が集まり優勝者が賞金を総取り。大会決勝の視聴者数は3.8万人。(8000とはクラロワの強さの指標であるトロフィーの数。8000を達成したプレイヤーは世界で170名ほどしかいない)
8000最強決定戦の熱量については、謎部えむさんのnoteとクラロワ大会運営のkabutomさんのnoteを一読ください。
(協賛者向けパーティも開催されました)
8000最強決定戦は熱かったですね。クラロワをやったことがなかった僕ですら、わざわざ決勝を観てみたい! と思いました。この熱さを覚えていたので、時間があるゴールデンウィークにやってみようと思った次第です。
またクラロワを始めた他の理由としては、僕はもともとタワーディフェンス系のゲームが好きだったり、ゲーム展開が早いバトルロイヤルシューター『Apex Legends』をやっていたこともあり、腰を据えてじっくりプレイするゲームに飢えていたこともあります。
自分のデッキが盤面を埋め尽くす姿に感動
何は無くともゲーム画面を見てもらう方が早いでしょう。
これはデッキのかみ合いが一番よかった試合。試合開始して瞬く間に敵のタワーを落としました。自分の考えたデッキが想定通りの働きをして勝利することに快感を覚えましたね。
クラロワはまさに戦争です。敵味方の軍勢がスマホの上下に陣取り、限られた資源を投入することで相手のタワーを攻め落とす。クラロワでは多数のカードから選抜された8枚のカードを使って敵のタワー撃破を目指します。
あえて攻略情報を読まずに縛りプレイ
ちなみに4/30〜5/4に集中的にプレイして5/4時点でトロフィーは3685でした。
クラロワをやり始めるにあたってあえて攻略情報をほとんど読まないという縛りプレイをしてみました。初心者向けページを若干読んだ程度です。
普段なら穴があくほど情報を読みまくる僕がなんで縛りプレイをするのかというと、ゲームの知識が狭くなってしまうから。ゲーム攻略サイトでは「最強キャラ」「最強武器」「最強デッキ」というようにゲームを有利に進められる情報が掲載されています。いつもだったら貪り読むところをグッと我慢して自分の頭で考えるようにしました。
直感だけでデッキを組む
まずは自分の直感だけでデッキを組んでみました。ユニットの3すくみと地上と空中について理解した上でです。(後述します)「このデッキだと勝てる!」と意気揚々と対戦してみると惨敗…ということはよくあります。
でもそこが大事なんです。対戦を終えると対戦履歴から相手のデッキが確認できます。そこから苦手なデッキを確認して対策しました。
え、序盤から強いカードをもらっていいんですか!?
クラロワで一番感動したのがカードの入手方法です。(カードゲームの経験はシャドウバースのみ)ゲームを開始してすぐ手に入るカードを見てびっくりしました。ドズルさん開催の8000最強決定戦で使われていたカードをすでに持っていたんです。
(ちなみに「ホグライダー」というカード)
シャドウバースでは大会で活躍するカードって相当やり込んでいないと手に入らないので、大会で言及される=レアという先入観がありました。
もちろんゲームを進めるうちに手に入るカードが増えたりカードレベルが上がったりして、より強力なデッキになっていきます。それでも序盤から有益なカードが手に入るのはシャドウバースをしていた僕には衝撃でした。(シャドウバースは強いカードが手に入らなさすぎてプレイしなくなりました。)
ドズルさん、謎部さんに影響されて始めてみたクラロワですが、ゲームのシステムとしてもユーザフレンドリーなところにも本当に感銘を受けました。彼らが熱心に推している理由がわかりましたね。
クラロワで学んだこと
手持ちのリソースだけでなんとかするって実社会でも同じです。
「有名大学を卒業していればよい企業に就職できて高収入なのに!」と憧れます。最近では学校制度の批判から学歴を重視しないという風潮がありますが、世間を見渡すと面白いことをしている人は概ね高学歴です。とは言っても自分の学歴は現実なので受け入れるしかありません。
学歴に限らないですが、他人の優れているところはうらやましく感じるものです。隣の芝生は青いってやつですね。しかし他人が上手にできるようになるまでには僕たちが知らないところですごい時間をかけて手に入れた能力であることがほとんどです。
そういう意味ではあなた自身が時間をかけてきたことを「カード」として、また複数の能力をかけあわせて「デッキ」として、活用した方が有益だと思うのです。
僕も文章を書くことは苦にならないので、最近読んだ書籍『好きなものを「推す」だけ。』にならってnoteでクラロワを推してみることにしました。(ちなみに『好きなものを「推す」だけ。』は発信するすべての人に必読の名著です!)
クラッシュ・ロワイヤルのデッキ解説(トロフィー3500まで)
ここから先はクラロワの詳細な解説になります。「クラロワをもっと知りたい!」「クラロワを始めてみたい!」という方はどうぞお進みください。
クラロワをプレイするにあたって参考にしたのはGameWithさんの初心者向けページです。
このページのユニットと地上・空中の解説がとてもわかりやすかったんですよね。
ユニットと地上・空中に関して理解すればトロフィー3500はいけますよ!
これら解説についてGamewithさんの記事から抜粋します。クラロワの一番重要な要点ですので、理解すればかなり楽しむことができますよ。(画像は記事よりお借りしました)
クラロワのカードには大きく分けて3種類のカード(ユニット、呪文、建物)があります。それぞれの特徴を活かして相手のタワーを撃破することで勝利になります。(ここでは呪文、建物の説明は省きます。)
①ユニットの3すくみを理解する
クラロワのユニットの3すくみ(左側が有利)
①小型ユニット→単体ユニット
②単体ユニット→範囲攻撃ユニット
③範囲攻撃ユニット→小型ユニット
始めて間もない頃はコストが少なくて場に出しやすいユニットから出しがちになりますが、敵のユニットの種類を見極めてこちらが出すユニットを選ぶことが勝利への第一歩です。
②地上と空中を理解する
ユニットは地上と空中に配置されるもので攻撃対象が違います。また地上でも遠隔攻撃ができるユニットは空中へ攻撃できるものもあります。
これも①と同様に敵のユニットの種類を見極めてこちらのユニットを出さないとコテンパンにやられてしまいます。
デッキ対策
上記のユニットと地上・空中を理解した上でプレイをしているとウィザード(範囲攻撃)が入っているデッキに一向に勝てないことがありました。こちらが大型ユニットに紛れて小型ユニットを突入させたところに、ウィザードでうまく迎撃されていたことが敗因でした。これを受けて左右のタワーに分散して戦力を投入することや、相手がエリクサーを切らしたところに対処しづらい大型ユニットを投入するなど、戦術を考えてデッキを組みました。
ウルトラレアカードを主軸にデッキを組み立てる
トロフィー2000あたりで「ダークネクロ」、トロフィー2500あたりで「インフェルノドラゴン」を宝箱からゲット。この2枚はウルトラレアのカードだけあって強力です。これらを活かすデッキ構成を考えました。
(ダークネクロ軸)
ダークネクロは単体ユニットでありながらコウモリ2匹を召喚できることで対単体ユニットに使えます。また倒されてもコウモリを3匹放出するので時間稼ぎとしても有効。このデッキではダークネクロやミニドラゴンで敵を足止めしている間にプリンスやミニペッカをタワーへ送り込む作戦を使っていました。これはトロフィー3000ぐらいまで通用していました。
(インフェルノドラゴン軸)
トロフィー2500になった頃に宝箱からインフェルノドラゴンを手に入れました。インフェルノドラゴンは攻撃時間が長くになるにつれ攻撃力が跳ね上がっていくユニットでタワーや大型ユニットにとても有効です。
これをどうやって有効活用するか考えました。そこで巨大スケルトンの登場です。巨大スケルトンはヒットポイントが高いのでタワーへ向けて歩かせつつ敵のヘイトを集めます。そこへミニドラゴンやバルキリーの範囲攻撃ができるユニットでサポートして行きます。この裏でインフェルノドラゴンを送り込んでタワー撃破を目指します。
冒頭に貼った動画がこの流れがうまくいった試合ですね。気持ちよかった!
クラロワ続けます!
前シーズン終了まで(5/4)にトロフィー4000を目指していたのですが、3685でシーズンを終えました。トロフィー4000が初心者脱出の目安なのでひとまずは4000を目指してクラロワを続けます。
このnoteの結論は冒頭に書いてしまったのですが、もう一度書くと「限られたリソースを有効活用してコロナ禍をやり過ごそう」です。
この時間が余りがちな時期に努力して新たなリソースを手に入れるのももちろんありですが、今一度あなたの持っているリソースを見直していただきたいと思います。頭の中ではやりたいなと思っていることをやってみる、積ん読になっている本を読むなどなど。
そうすると思いがけないカードが見つかって、自分の新しいデッキを思いつくかもしれません。
社会全体が大変な時期ですが、自分の時間を充実させて乗り越えて行きましょう! 振り返った時に後悔しないためにも。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
スキやTwitterのフォローしていただけると執筆の励みになります!よろしくお願いします!
参考リンク
公式サイト
アプリ
iOS
Android
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます。記事執筆の活動費として大切に使わせてもらいます。