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17.ビーコル待望の新外国籍!Patrik Auda選手について調べてみた(B)

こんにちは。今日はビーコルの内容なので、愛があふれ出すかもしれません笑。

さて、先週ビーコルから待望の新外国籍、Patrik Auda選手の獲得が発表されました。以前からtwitterでは噂になっていました。一方で、前所属チームと契約で揉めているという情報があり、本当に獲得できるのか不安に感じておりました。加入の発表があったということは、契約上の問題は解消されたという理解でいいということですかね。あとは、無事に入国ができることを祈るばかりです。あと、誕生日が私と同じなんです!!一気に親近感が。。これは、Auda選手のTシャツ買うしかないですね。

氏名:Patrik Auda
ポジション:PF
出身地:チェコ共和国 南モラヴィア州
出身校:シートン・ホール大学
生年月日:1989年8月29日
身長/体重:206cm/107㎏

いや、間違いなくいい選手でしょ。↓は2019W杯のスタッツです。リバウンドが少ないのが気にはなりますが、11.4pts/Gは立派ですね。

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動画を観る限りでは、インサイドを主戦場とする選手。ただ、ベクトン選手とはうまい具合にプレーエリアは被らないような印象を受けました。ベクトン選手がローポストでゴールに背を向けてボールを持って攻めるのに対し、Auda選手は3Pエリアの中を走り回ってボールを受け(ほんとによく動く笑)、ドライブしていくイメージ。ビーコルのハーフコートオフェンスは動きが少ない場合がありますが、Auda選手の加入により大きな変化が起きそうですね。シュートも2~3mリングから離れた場所からのフックシュートが多い印象です。また、Auda選手はスピード、走力も持ち合わせているので、速攻の先頭を走ることもできそう。Bの外国籍が速攻で先頭にいることってあまり観ないイメージですが、来期のビーコルでは起こりそう。リバウンドをベクトンがとって、Auda選手にタッチダウンパスみたいなシーンに期待ですね。3Pはあまり多くはない印象ですが、打てないわけではなさそう。積極的に3Pを打たせることは現実的ではなさそうですが、P&PなどからAuda選手が3Pを打つシーンはあるかもしれませんね。

ビーコルは特に過去2シーズン、外国籍選手の獲得に苦慮してきた印象があります。特に18-19シーズンの選手の入れ替わりはかなり激しかったですね。当時、新宿でビーコルの外国籍一行と遭遇し、写真を撮ってもらったことがあります(マナーのいいファンの行動ではないかもですが、大学生だったので許してください。。)。その時に写真を撮ってもらったメンバーは、エゲケゼ選手、モリス選手、マクレア選手、そして獲得がまだ発表されてなかったイベ選手(ロスター上はまだチャック選手でした。最初は誰?と思いましたが、事態は何とんなく察しました笑。)でした。結局、写真に写っていたメンバーでシーズン終了まで残っていたのはモリス選手のみでした。ってことが起こりうるほど、入れ替わるんです。

ここまで、ビーコルの外国籍の入れ替わりが激しい理由は何か。恐らく、チームの選手獲得戦略に原因があったと思います。18-19、19-20のビーコルの外国籍の獲得戦略は、いわゆるポテンシャル採用。先述のエゲケゼ選手や昨季のゴロマン選手はプロシーズン1年目の選手でした。ルーキーの外国籍を獲得するメリットはサラリーを安く抑えることができる点。一方で、プロとしての実績がないため、活躍ができるかどうかの判断が難しいというデメリットもあります。プロ野球のドラ1選手だって全員スターになるとは限らない。そういうことです。Bリーグでは、17-18シーズンに琉球でプレーしたマーティン選手のように安定した成績を残した外国籍のルーキー選手もいます。では、ビーコルはどうだったか。私はエゲケゼ選手もゴロマン選手も高い能力を持っている選手だと感じていました(むしろ推してました)。しかし、両選手とも身体の線が細かった。ビーコルは日本人の得点能力が乏しく、また3Pが苦手なチームです。それゆえ、外国籍にポストアップさせてインサイドで得点を取りに行く比率が高くなります。両選手とも身体を張ったプレーを求められて非常に苦しんでいた印象があります。ルーキーの選手の身体の線が細いことには仕方ない部分があると思います。しかし、マッチアップ相手の多くは30歳手前のゴリゴリの選手ばかり。これでは分が悪いのは当然ですよね。シーズンの最初に投資を惜しんでリスクの高い獲得戦略を立てていた。しかし、ビーコルにはこの戦略の相性が悪かった。そして、相次ぐ外国籍の入れ替えが発生してしまったという訳です。推測ですが。

では、今年はどうか。私は、例年と違った方針のもとに選手を獲得しているように感じています。その象徴がAuda選手の獲得です。Auda選手は19W杯で6位になったチェコ代表のロスターに入っている実績十分な選手です。ビーコル加入にあたり、元の所属チームから訴えられかけている=必要とされている選手ということです。これ、相当な大物なのでは??。そして、ビーコルもそこそこのお金を払っているのでは?と思う訳です。

今後ですが、Auda選手、ベクトン選手の2選手の外国籍でシーズン開幕を迎えるのでしょうかね。何かの記事で財務状況的に2選手での開幕になる可能性が高いと書かれているのを読みましたが、ルール上はもう一人の獲得が可能なはず。その場合はぜひともG寄りの選手の獲得を期待します。インサイドはモリス選手や小原選手もいるので、層は厚いと思います。一方、現状不安が残るのがGの層だと思います。PGは生原選手と森井選手の2名です。もし片方が怪我をした場合、PG1名で試合を回すのはかなり厳しい。かと言って、ボール運びを任せられるポイントフォワード系の外国籍選手(昨年のサザランド選手のような)もおらず、SGポジションは秋山選手、須藤選手とシューター寄りの選手2名+最年長の竹田選手。秋山選手にはキックアウトからの3Pなどを担ってほしい。などと考えると、やはりPGができる外国籍が加入すると心強いですね。

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