ADHDと独り言
結婚当初の事。
夫がお風呂に入っているとキッチンまで聞こえる微かな声。
夫が洗面所で電話しているんだと思っていた私。
なんでわざわざ洗面所で電話するんだろう・・・。浮気か?
そんな日々が続きました。
ある日、意を決して、洗面所を覗いてみると・・・
夫は浴室にいる!浴室で電話してるの?
書斎へ戻ると・・・
電話がある!!!
ん?なんだ?独り言?誰と話してるの?
もしかしてお風呂場の点検口に誰か住んでてミーティングしてるのかしら?
それとも幽霊とか?妖精かもしれない・・・。
と、とりあえず、お風呂からあがるのを待って、話を聞いてみよう・・・。
私「今日もお疲れ様!あ、あのさ、お、お風呂で誰と話してるの?」
夫「あ!あれは独り言^^」
私「え!だって会話してたじゃん?固有名詞もバンバン出てたじゃん!」
夫「うん!無意識なんだけど、多分、脳内のメモリを整理してる。」
私「大爆笑」
そう、浮気の電話かと思っていたのは彼の脳内メモリの整理である・・・
「特大の独り言」
だったのです。
その日以降、私は少し面白くなり、こっそり観察する日々が始まりました。
独り言はシャワーを浴びている時に発動するようです。
朝のシャワーではその日一日の予定やMTGする人の名前、場所や内容を大きな声で反復しています(笑)
夜のお風呂ではその日一日の出来事。「困ったな〜」「参ったな〜」なんて声もよく聞きました。
その独り言たちはほとんど無意識で、自覚があるような無いような感じらしいのです。
聞いてる側からすると大きな声で普通に誰かと会話しているようなので、びっくりします(笑)
昔付き合っていたボーイフレンドは寝ながらずっと喋っていたけど(この人も天才タイプかも・・・)夫はシャワーを頭から浴びて、脳が刺激されると独り言が出ちゃうようです。
う〜ん、奥深いADHDの世界!(笑)
今年も沢山笑わせてね(笑)
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