『外資企業誘致による新しい風』
先々月、出張で熊本県に訪れました。
関連する業務があったため、今話題となっている台湾半導体製造大手の『TSMC熊本工場』の前を通りがかりました。
福岡のペイペイドームの3.3個分に匹敵する広大な敷地は圧巻でした。
外資企業の誘致によって、どのように経済に影響を与えていくのか、シェアしたいと思います。
本日のテーマは、
『外資企業誘致による新しい風』です。
世界最大の半導体製造メーカーである台湾の『TSMC社』は、熊本に工場を建設し、2024年中に稼働する予定とのこと。
更に、熊本県に第二工場の建設も発表され、その経済効果は10年で20兆円に達すると言われています。
現在、熊本県はその期待に沸いています。
かつて、1980年代までは、日本企業は世界の半導体業界でトップに君臨していました。
しかし、中国や台湾などのアジア諸国の半導体メーカーが急速に成長し、日本を追い越しました。
なぜ追い越されたかというと、
日本の半導体メーカーが、既存製品の『過剰技術 過剰品質』に拘りすぎて、新技術への投資を怠った結果、積極的に研究開発に取り組み、次世代の半導体技術を開発した、他国の競合他社に大幅に遅れを取ってしまったことが原因です。
この状況は日本経済全体にも当てはまります。
30年前、時価総額世界ランキング10位以内に日本企業が7社入っていましたが、今や一つも入っておらず、かつての勢いは無くなってしまいました。
今後、日本企業の経済力を取り戻すために、TSMCのような外資起業が日本に誘致されることで、内資系企業の競争力が回復することが期待されています。
金融業界も同様で、金融商品に多くの手数料を取る『手数料ビジネス体質』を改善しなければ、日本の社会全体が抱えるお金の問題を解決することができません。
そこで、世界基準のお金の常識を取り入れていくことで、新たな風が吹きもっと良くなっていくと考えています。
私達、個人目線でも自国だけでなく海外に目を向けていくことが大切だと感じました。
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