『10代のお金の価値観』

先月、母親の古希祝いをしました。

姪っ子、甥っ子達も参加したのですが、やりたい放題、元気に走り回る姿が微笑ましかったです。

この子達が成人する頃には社会はどうなっているのか、明るい未来になってほしいと想いながらシェアします。

本日のテーマは、

『10代のお金の価値観』です。

金融広報中央委員会では、コロナ禍以降15歳(高校1年生)を対象とした『15歳のお金とくらしに関する知識・行動調査』を実施しました。

こちらは、15歳の視点からお金に関する価値観の実情について確認する調査です。

その中で『お金はコツコツと働いて貯めるものである』については、2005年には約75%。2023年時点では約80%が『そう思う』と答えました。

また『お金より大切なものがある』に関しては、2005年で79%。2023年時点では73%とこちらに関しては割合が減っています。

2005年、私自身は大学生だったのですが、友人達も『コツコツ貯金する』よりも好きなことにお金を使う。

『お金よりも大切なことは他にある』というスタンスだったように思います。

しかし、昨今の10代は、インターネット普及で、社会の情勢不安を目にすることが多く、私達30代、40代が、10代の頃のように、将来を楽観的に見ていられないのが正直なところです。

例えば、長く続く不況による低賃金や、多感な時期に訪れたコロナ社会。

その結果、『コツコツ働いてお金を貯める』『お金が一番大切』という思考になる10代が増えたのだと感じました。

決して、『コツコツ働いてお金を貯める』『お金が一番大切』と考えていることは間違いではなく、お金の扱い方として大切なことですが、それが、自分の生活を豊かにするものや、目標を達成するものであれば良いですが、悲観的な感情から湧いてくるものなので残念です。

そんな、悲観的な世の中にならないように、まずは『大人達がマネーリテラシー』を高めることが大切です。

周りの大人が豊かであれば、子供達も夢や希望を持てるはずです。

そんな、世の中をぜひ作っていきましょう！

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