見出し画像

『保険の加入、何が正しいのか!?』

本日のテーマは、
『保険の加入、何が正しいのか!?』です。

先日参加した異業種交流会では、保険業界の方とも話す機会がありました。

特に、私のようなフリーランスのファイナンシャルプランナー(FP)は珍しいようで、保険についてどう考えているのかと聞かれることが多いです。

逆に私が保険営業の方に質問すると、積立型の保険、特に変額保険などをすすめる理由として「掛け捨てはもったいないので積立型が良い」「保険は誰にとっても必要なものだから、保障を受けながら資産形成ができるのがベストだ」といった意見が返ってきます。

しかし、私の考えは少し異なります。

まず「掛け捨てだから損」というのは誤解です。

保険会社が基にする死亡率は、統計に基づいて計算されており、基本的なデータはどの保険会社も同じです。

ただし、保険料は各社の経営方針や運営コストによって異なります。

つまり、どこで加入しても純粋な保険金の原価はほぼ変わらない一方、会社ごとの運営経費や利益が上乗せされているため、保険料に差があります。

積立型保険が必ず得とは限らず、運営コストを抑えた会社を選ぶことの方が重要です。

また、「保険は誰にとっても必要」というわけでもありません。

例えば、死亡保険は、万が一のときに生活費に困らないほどの資金がすでにある場合、必要性は低くなります。

特に単身者にとっては、あまり必要ではないかもしれません。

一方、医療保険は十分な資金がないうちは加入しておくほうが安心です。

個人事業主の場合、入院で収入が途絶えるリスクがあるため、日額給付金を日当という意味合いで保険に加入する考え方もあります。

もちろん、保険が必要な場合で、運用効率の良い商品があればそれもおすすめできます。

ただし、「掛け捨ては損」「積立型は得」や「保険は誰にとっても必要」という偏った考え方は、その人の状況や商品によって変わるということを忘れてはいけません。

だからこそ、私のような独立したFPは、保険商品を見る際に「何が必要で、何が不必要か」「どんなポイントで選ぶべきか」をしっかりとアドバイスできます。

単に商品を勧めるだけではなく、クライアントに寄り添い、その人の人生をデザインする役割が必要だと考えています。

保険は「人生の3大支出」と言われているほど大きな負担になるため、選び方を間違えないことが、将来の経済的基盤をつくる大切なポイントになります。

あらゆる考え方を持って保険選びをするようにしましょう!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

『自分のお金と向き合い、人生をより良くしていきたい!』
という方におすすめのセミナーを開催しています。

『資産形成』を実行するための第一歩としてぜひ活用ください(^ ^)

■人生100年時代に備えるお金のセミナー
詳細はこちら↓
https://enjoy-financial-office.hp.peraichi.com/?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?