『何もしないことがリスク』
本日のテーマは、
『何もしないことがリスク』です。
まず、『トリクルダウン理論』という言葉を聞いたことはありますか?
これは、簡単に言うと『お金持ちの人たちがもっとお金を持つと、最終的にはみんなが豊かになる』という考え方です。
政府が富裕層や大企業に対して税金を減らしたり、ビジネスに関するルールを緩めたりすることで、彼らの経済活動が活発になり、その利益が中間層や低所得者層にも広がるという理論です。
イメージとしては、シャンパンタワーのように上から下へとお金が流れ落ちる感じです。
この理論は1980年代にアメリカのロナルド・レーガン大統領によって広まりました。
日本でも2012年から2020年にかけて、アベノミクスという経済政策が実施されましたが、この政策には、トリクルダウン理論の考え方が含まれていました。
アベノミクスは、日本経済を良くするための3つの大きなアイデアから成り立っていました。
まず一つ目は『金融緩和』です。これは、世の中に出回るお金の量を増やすことを意味します。
二つ目は『財政政策』で、政府がインフラ整備や公共事業にたくさんのお金を使うことです。
最後に三つ目は『成長戦略』で、働きやすい環境を整えたり、企業がもっと自由に活動できるようにルールを変えることです。
このアベノミクスによって、一時的に株価が上がり、失業率が減り、物価も当時少しだけ上がりました。
しかし、その後、問題も出てきました。
株価が上がって得をしたのは、主に株や外貨を持っている人たちだけで、格差が広がる結果となりました。
また、実際の経済成長はそれほど進まず、株価だけが大幅に高騰している状態です。
私の知り合いの中にも、10年以上投資を続けてきた人はアベノミクスの恩恵を受けて資産を増やすことに成功しました。
一方で、貯金だけに頼っていた人たちは、最近の円安や物価上昇によって資産の価値が減っていることに気づいているでしょうか。
これからも国はさまざまな政策を打ち出してくると思いますが、その恩恵を十分に受けられるかどうかは、自分自身の行動次第です。
『資産運用』はリスクがあって怖いと感じるかもしれませんが、何もしないことの方がリスクが大きいと私は考えています。
経済は常に動いています。
だからこそ、自分のお金も動かす必要があります。
政策の恩恵を受けられる時はしっかりと受けて、最終的に政策がうまくいかなくても、打撃を最小限に抑えるためには『資産運用』が必要です。
経済の動きを理解し、自分のお金をどう動かすかを考えることは重要です。
そして『何もしないことがリスク』ということを理解し、勇気を持って一歩踏み出しましょう。
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