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未来商店「ワイヤレス化キット」

えんじろうが日頃の生活の中でふと思いつく「こんな製品あったらいいな」というものを具体的かつ実用的に想像し、新製品の紹介という形でお話してみます。
現在の技術でほぼ実現できそうなことなので、どこかの企業が実際に叶えてくれることがあったら素敵だなあと。

今回使用する画像は、実在する同種製品を撮影したものです。ご了承下さい。では早速、始めましょう。


CM STORY

PAミキサーからPCのオーディオインタフェースまで、多様な製品が有線で接続されていますが、感じたことはありませんか?
これらが全部無線で繋がっていたとしたら・・・と。

PA現場は準備や片づけの時間が大幅に短縮できることでしょう?何よりも運搬する機材の量と重量が相当カットされることでしょう。
音響を扱う者にとって、これは夢ではないでしょうか?そんな夢がいよいよ、実現するのです。

Air-Cableエアケーブル

他製品のイメージ写真

型番 AC-N1(ダイナミック用)
   AC-F1(ファンタム電源使用可能)
機能 ワイヤレス送受信機セット
電波 干渉の少ない周波数帯使用
   12chから自動選択
範囲 30m(実用)
端子 受信機 XLRコネクタ
   送信機 XLR/フォーン対応
電源 受信機 ファンタム電源駆動
   送信機 単3電池駆動
    AC-N1(1本5時間)
    AC-F1(2本10時間・ファンタム使用時3時間)

仕様想像

使い方

送受信機のペア

本製品は送信機と受信機がペアでの販売となります。本機はペアリング済みの状態ですが、万が一再ペアリングが必要な際には送受信機の端子部をつないだ状態で、受信機の電源ボタンを3回連続で押します。これで相手を認識し再ペアリングが行われます。

電池と受信機

本機は受信機側はミキサーなどのファンタム電源を得て動作しますので、ファンタム電源を供給して下さい。

送信機側は充電池を含む単3電池で駆動します。AC-N1は1本で5時間、AC-F1は2本で、ファンタム電源を利用しない場合は10時間、利用する場合は3時間使い続けられます。
電池状態は確認ボタンを押したときの色で判断できます。通常は緑、50%以下で黄色、20%以下で赤です。

続いて受信機をミキサーへ、送信機をマイクや楽器に接続したら、電源ボタンを2秒長押しすることで動作開始です。再び長押しすると、電源オフとなります。そうこれはXLRでもフォーンでも差し込めるようになっているので、マイク以外の楽器類もワイヤレス化できます。

ミキサー接続の写真
マイク接続の写真

仕組み

既にワイヤレス製品は数多く出回っています。ところが本体が仰々しく大きなものだったり、充電が必要で劣化も待っているバッテリー方式だったりと、満足する製品には巡り合っていません。
そもそもミキサーにはたいていコンデンサマイク用途のファンタム電源が搭載されていますから、受信機もバッテリーで動くというところにも違和感がありました。ファンタム電源を頂けば、受信機の大きさはかなり小さくできそうな気がします。

つまりえんじろうが一番どうにかなってほしかったのは電源に関する部分です。送信機だって出回っているものは結構長さがありました。これならば中にバッテリーでなく単3電池が入っても大差ないと思ったので、無くなる前に即交換できる充電池にも対応した電源を採用すれば良いと感じました。
マイク側にファンタム電源を供給するとなると多分1本では電池が持たないと思いましたので、先日購入したZoomのエフェクターを参考に2本でファンタム供給できるものを想像しました。

具体的なイメージ

ライブ現場にゆく。スピーカやアンプを準備する。ミキサーと楽器やマイクを本機で接続する。
これまで時間を食っていたケーブル類の取り出しと接続、片付けの際の巻取りが全部省略できる他、配線類をしまうケースも場所も不要となるわけです。何なら受信機はミキサーに挿しっぱなしのままでも良いわけです。非常に快適ではないですか?

感想

割りと(いや相当)こういった物の販売を期待しています。えんじろうとしてはそういうものが得意で小回りも効き信頼性もそこそこなZoomさん辺りにやっちゃってもらいたいですが、もしもこの記事を見て下さった企業様なら、誰でも良いからやって下さいよ。売れると思いますぜ(笑)

電波の問題やら電圧の問題やら、きっと研究することも多々あるのかも知れませんが、そこはもう各企業様の培われてきた技術力で。
ぜひぜひ期待してます。



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