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花蓮日帰り田舎に癒される

朝8時に電車が来た。
語学学校に学生登録をして所属クラスを決定するために今日も朝から外に出た。田舎者の私にとって都市はとても歩く場所だという認識がある。雨でも雷でも、今日は一度も取り出さなかった1kgほどある二眼レフカメラをリュックに忍ばせて、サンダルで歩いた自分を褒める。

屋外は半袖半ズボンでも良いのだが、電車やバス、地下街やコンビニ、スーパー、、、とりあえず箱状の内部は冷房がきつく強くついているので、長袖長ズボンが必須アイテムとなってくる。さもないと、ストッパ下痢止めを舌下で溶かしながら、冷たい関節を手のひらで順番に温めなければならない。

昨日の台北駅から花蓮駅の車内、私の膝は冷たく凍えていた。上着だけで行けると舐めた態度をとってしまった仕打ちである。シートの上に体育座りして膝を抱いて、熱を伝え、モバイルバッテリーから電気をiPhoneに吸わせ、車窓から写真を撮り、2時間半ほどで花蓮に到着した。

友人の作品の搬入についていかせてもらった形の今回の花蓮行きは、山の中の宿泊施設に作品を収めにいって、少し海を見て、また2時間半寒い電車に乗るといった工程だった。

設置を終えて作品を撮影する友人

花蓮の地理はとても面白くてブラタモリで特集してほしいくらいだ。山に打ち付ける太平洋と山からの川が一つの海岸を挟んでとなりあわせになっている。

嶺頂沙丘

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