エンの採用担当File（宮崎さん）ー社内異動でエンの人事へ。仕事を前向きにとらえている人と成長できる環境でのチャレンジ。
連載中の「エンの採用担当File」。
普段は面接や面談で質問する側になることが多い採用担当を、逆に質問攻めにしちゃうシリーズです。
今回は新卒採用担当の宮崎勇太さん（2019年新卒入社）の登場です！
採用担当（宮崎さん）のプロフィール
—最初に、今までの経歴を教えてください！
熊本県出身。大学まで熊本で過ごし、就職を機に上京しました。
2019年に新卒入社し、入社後は中途採用ソリューション営業部に配属され、エン転職のコンサルティングセールスに従事。
その後異動して人事(中途採用)にチャレンジし、現在は新卒採用担当として、リクルーター、イベント企画、ブランディングなど幅広い業務に携わっています。
—どんなご家族の中で育ちましたか？
5歳からは母、妹、祖父母の5人家族です。
可愛がられて育ったので、小学生までは本気で「SMAPより俺のほうがかっこいい！」と思っていました。(申し訳ございません)
母が僕や妹のために仕事を頑張り、野球など好きなことをさせてくれたので、学生のころから”仕事は頑張るべきものだ”という考えがあり、今エンで仕事をしている理由の1つになっています。
—学生時代はどんなことをしていましたか？
ずっと野球をしてきました。小学校～大学まで野球部です。
とはいっても、輝かしさとは程遠い、うまくいかないことのほうが多い野球人生でした。
一番輝いていたのは小学生時代。(笑) 4年生から試合に出て、そこそこ活躍していました。
中学では成長期がとても遅く、中3の初めまで140cm代...。最後まで1軍で活躍することはできませんでした。
高校では、肝心の夏ごろに調子がガタ落ちしてしまう選手。
高2の夏は自分のせいで先輩の夏を終わらせたと後悔している、今でもあまり思い出したくない記憶です。
大学では自慢の肩を怪我してから、100％のプレーは最後までできませんでした。
書き出してみると、いい思い出はほとんどありませんね。(笑)
ただ、こんな人生を送ってきたからこそ、そう簡単に心は折れません！
社会人になり、多くの辛いことがありましたが挫折したことはありません。成果が出なくても、厳しい言葉をいただいても、反省してしっかり寝て、努力を続けてきました。
—どんな就活をしてましたか？
まだ周りの友人とは就活の話が一切出なかった頃、なんとなく「逆求人」という自身を企業にプレゼンする就活イベントに参加したのが、私の就活の始まりでした。
周りは就活解禁と同時に就活をはじめ、なんとなく地方公務員、地場のメーカーや不動産を受け、できるだけ早く終わらせる という人が多かったのを覚えています。
ただ、私は母の姿から仕事の重要性を感じており、「人生で大事な選択をなんとなくしていいはずがない」「とにかく成長できる環境で仕事をしたい」と考えていました。
エンを志したきっかけは「将来、住みたい場所でしたい仕事をする」ことが目標になったことです。
私は地元が大好きで、就活を始めるまでは熊本を出るつもりなどさらさらありませんでした。しかし、成長環境を求めるなら熊本を出たほうが選択肢は多い。
だったら、「まずは若いうちから仕事に熱心に取り組み、自分で仕事を選べる状態になって地元に戻る。そのためにどこでも活躍できる能力を身に着ける」という考えになり、それが一番実現できそうなエンを選びました。
ー仕事をする上で大事にしているスタンスを教えてください！
・Enjoy-Thinking
エンの行動ガイドラインにある、仕事を行う上で大切な考え方の1つ。
「仕事を、前向きにとらえ、面白くしたり、楽しむ工夫をしている」と定義してあります。
仕事は楽しいことばかりではなく、むしろ大変なことのほうが多い。そんな中でもちょっと楽しむ工夫をすれば、自身のモチベーションが上がるだけでなく、組織にも良い影響を与えられます。
・オーナーシップを持つこと
主体性がないと、良いアウトプットができません。
特に人事に異動してからは、主体性を持つことの重要性を上司に教えていただき、大事にしてきました。
・うまくいかないときはとことん人を頼ること
自身の変なプライドや思い込みで物事を進めるよりも、周りをどんどん頼った方が適切なアドバイスももらえ、より前向きに物事を進められます。
入社当時は「いま声をかけたら迷惑かな..」と中々人を頼れない性格でしたが、エンの社員はいい意味でおせっかいな人が多いので、頼れるようになりました。
ー入社以来、一番しんどかったのはどんなときでしたか？どのように乗り越えましたか？
中途採用担当に異動してきた時です。
コンサルティングセールス時代に自身が「できる」と思っていたことが通じず、成果が出ない日々が続きました。
今、完全に乗り越えられたとは思っていませんし、向き合っている最中なのですが、「何が課題か」「どうすればできるようになるか」を考え抜くことで、できることをコツコツ増やしてきました。
考え方のヒントを与え、考えさせていただける上司がいるからできることだと思います。
ー大変な仕事もあると思いますが、宮崎さんがそれでも頑張れる動機はなんですか？
1つは、ここで努力をすれば「どこでも活躍できる人材」になれるからです。
エンには、業績だけでなく、その人の考え方や能力を評価する制度があります。
詳しくはこちら：https://note.com/enjapan/n/nf4d5da5e4a7b
この評価制度があることにより、否が応でも自身のキャリアに本気で向き合い「どうなっていきたいか」「そのためにどんな考え方、能力を身に着けるべきか」を上司と議論して目標設定、振り返りを行います。
すると、自身ができることやできないこと、この場面でこんな力を発揮して成果を出した、など言語化できるようになっていく。
だからこそ、エンでミッションが変わっても、転職しても、どこでも活躍できる人材になれると思っています。
もう1つは、エンのサービスが世の中になくてはならないものだと本気で思えるからです。
エンの事業は必ず「誰かのため、社会のために懸命になる人を増やし、世界をよくする」というパーパス実現に結び付いています。
口で言うだけでなく、サービスに落とし込まれているからこそ、自信を持って提案できるし、本気でエンのサービスを世に広めたいと思えます。
ー今も覚えている、「心に響いた上司の言葉」教えてください！
「勝者だけが正義だ」
※漫画ワンピースに出てくるキャラのセリフでもあります。
新卒1年目の時の上司が大切にされていた考え方で、「どんな正義を語ろうとマーケットで勝たなければ意味がない。その正義は幻想に終わる」とおっしゃっていました。
本当にその通りだと思い、今でも大事にしている考え方です。
—休みの日、何してますか？
決まった趣味などはありませんが、ミーハーなので、いろんなことを経験してきました。
アウトドアなほうが多い気がします。キャンプ、ランニング、冬はスノボなど！
イベントごとはよくチェックをしていて、良さそうなものがあったらリマインダーに登録しています。
新たな予定を立てるべく、今日もまた「関東 イベント」とググります。
頑張る人が損をしない風土
ーエン・ジャパンの一番好きなところは？
頑張る人が損をしない風土です。
努力が結果に繋がらないことってたくさんありますし、苦しんだ経験がない人なんていないはず。
この会社は、頑張る人を応援し、協力してくれる人が多いです。
私はこれまで、同僚、上司、斜め上の上司と多くの人に助けられてきました。
忙しい中でも多くの時間を割いて向き合っていただきました。
だからこそ、自分も誰かにとってそんな存在でありたいと思っています。
ー学生と日々向き合う中で、大切にしていることはありますか？
何事も事実と根拠をセットでお伝えすること、知るべき情報はご自身で確認していただくことです。
すべては、できるだけミスマッチをなくすためです。
中途採用担当時代、会社選びを後悔している方を多く見てきました。
「表面の情報だけで判断してしまった..」「あの時もっと調べていれば..」など。
だから、私と関わる方には「考えに考え抜いてここを選んだ！」と自信を持った決断をしてほしい。
もちろん、どんなに考えても最終的には働いてみないと分からないこともあります。
ただ、「自分が選んだ道を正解にするのは自分自身」だと思っているので、関わる学生さんにはそう思えるような選択をしていただけるよう、この仕事を全うしたいです。
ー人生における目標・描いている将来像があれば教えてください！
仕事に熱中し続けること、家族を幸せにすることです。
これまで育ててくれた家族に恩返しをしたいですし、将来父親になったら「お父さんかっけえ..」と言われたい。思春期の娘にも。
仕事においては、人事としてできることを増やし、HRBPのような役割を持てるようになりたいです。
HRBPの役割は、人と組織の面から事業成長を促すことです。
そのために、まずは目の前の仕事に向き合い、「熱中して取り組んで良かった」と思える毎日を過ごせたらと思います。
宮崎 勇太さん
エン・ジャパン株式会社 新卒採用担当
