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エンの採用担当File(小山内さん)ー人と違う選択をし続けた僕が今後やりたいこと。

連載中の「エンの採用担当File」。

普段は面接や面談で質問する側になることが多い採用担当を、逆に質問攻めにしちゃうシリーズです。

今回は新卒採用担当の小山内海さん(2021年新卒入社)の登場です!


採用担当(小山内さん)のプロフィール

―—最初に、今までの経歴を教えてください!

青森県の中でも選りすぐりの田舎、鶴田町で生まれ育ちました。大学卒業まで青森県で過ごし、一念発起して上京し、2021年に新卒入社しました。

入社後は中途採用ソリュ―ション事業部で、エン転職のコンサルティングセールスを1年半行っていました。

2年目の10月から新卒採用グループに異動し、リクルーター業務や採用管理システムの設計をしています。

営業時代に「ただの御用聞きはしません。採用さえできればいいとは考えてません。経営課題を解決するために一緒に考えさせてください。本気で御社のパートナーになりたいからです。そんなエンの考えおもしろくないですか?」と企業に言い続けていたら、人事として学生にエンの魅力を伝える仕事を任せていただけました。

―—どんなご家族の中で育ちましたか?

絶対公務員になってほしい両親と絶対家業を継いでほしい祖父母・コミュ力の権化:姉という家庭で育ちました。

実家がりんご農家で典型的な青森県民です。

心配性の両親には幼少期から危険がないようにと過保護に育ててもらい、世間知らずなところをおもしろいとおだてられ、その結果あまのじゃくな性格になりました。

周りの子が粘土をこねているから、あえてねりけしをこねてみる。
野球とサッカーが人気の学校だからあえてラグビーをやってみる。
変わっているね、と言われるのが好きなひねくれた子供でした。

そんなひねくれた自分でも周りから愛してもらい、「人と違うことがあえていい」という自己肯定感を保っています。

幼少期です。代々のリンゴ畑です。

―—学生時代はどんなことをしていましたか?

みんながやることはあえてしない、みんながやっていないニッチなおもしろさを見出す学生時代でした。

ベタなことをしないと意気込んでいた割にはスポーツばかりやっていました。それ以外の選択肢があんまり思いつかなかった、が適切です。

小学:バスケ 中学:サッカー
高校と大学:ラグビー

と各世代の1番人気競技はあえて選びません。

始めたら頑張る性格ではあるので、大学ではアキレス腱を切るくらい競技に取り組んだり、取れる単位数ぎりぎりまで授業を受けて、英語の教員免許を取ったりしています。

やっていることだけ見ると好青年です。

ラグビー部時代です。

―—どんな就活をしてましたか?その中でエンに入社を決めたのはなぜですか?

将来に対しても斜に構えた自分の性格が故の考え方をしていました。裏の裏の選択をしようとした結果、王道な教員を目指していました。
当時「なぜこんなに学校の授業はおもしろくないのだろう?だったら自分がおもしろい授業をつくったらいいだけか」と考えたプロセスはやはりねじれています。

あえて選択した教員の道も採用試験を受ける直前にこのまま教員になるのは真っ当すぎると、ここでも再度天邪鬼な性格が顔を出し民間就活に舵を切ります。

おもしろい教育をしたいくせに、新卒で教員になっても普通の先生と変わらなくない?と思い直したのがきっかけです。

高校までの恩師も民間からの転職組ということもあり、ストレートよりは変化球かなと。

おもしろい社会人になりたい!他の人が選ばないようなとこ行きたい!とむやみにベンチャーと言われる企業を受けては、思考が浅く落とされるを繰り返していました。
今思うとひねくれが良くない方向に出てしまい、自分の考えを全然伝えきれていませんでした。

結局最後まで変わらなかったのは、「理想を掲げる会社かどうか(売り上げではなく、世界観やビジョン)」「それを本気で取り組む組織かどうか」の2軸。

エンは人材業界の中で唯一「入社後活躍」を掲げていたり、サービスとしてそれを実現できる仕組みがあったりと軸に合っていそう。

なにより業界内で逆張りした考え方が斜に構えた自分と合っていそう(主観)とエンに決めました。

新しい選択肢を取れる道筋を作り出す

―—人生における目標・描いている将来像があれば教えてください!

最終的には地元の青森県を盛り上げる活動ができたらいいなと思っています。

「あれ、教師は?」と思われそうですが、やりたかったことは「教員になること」ではなく、「教えることを通じて、選択肢を増やすこと」だと考えるようになりました。

今の地元には選択肢が少ないのではないかと感じています。

自分自身そうだったのですが、そもそも提示されないと選択肢があることにも気づかないのではないでしょうか。

青森では「公務員になる・地元の安定企業に入る」が家族からも周りからも支持されがちです。最終的にそこを選ぶにせよ、他に選択肢がある状態は作っておいて損はないと思います。

学生に限らず、新しい選択肢を取れる道筋として、地元の人を支援できる取り組みができたらいいなと考えています。

本音を言えば、もっと私みたいに天邪鬼な人いるんじゃないの?と思っています。

―—エン・ジャパンに入社以来、一番しんどかったのはどんなときでしたか?どのように乗り越えましたか?

入社研修後の営業活動です。

今思うと学生生活で苦難を乗り越えてきたからどうにか乗り越えられるだろうと高を括っていました。甘かったです。

同期が優秀な人ばかりで、成績では完全にビリでした。
周りと比べて自分が情けなさすぎて夕礼で泣いたこともありました笑
どうにか状況を変えようと上司に泣きつきました。

上司の方が本気で向き合ってくれて、毎日勤務前に練習に付き合っていただいてはフィードバックを受けるを繰り返していました。

企業に対しても緊張せずに話せるよう鍛えてもらいました。ファーストキャリアで指導していただいた上司は一生忘れない経験になりました。

営業時代の先輩とバンジーしました。

成長は前後の振れ幅

―—今も覚えている、「心に響いた上司の言葉」教えてください!

1年目のマネージャーの田邉さんからいただいた言葉です。

成果が思うように出ず焦っていた時に、成果を出すことだけが成長だと思ってない?と声をかけていただいて、上記の言葉に繋がります。

うまくいく(前)経験だけでなく、うまくいかない(後ろ)経験をしていることで振れ幅が生まれ、小山内さんにしかできない成長になると励まされたことが今でも覚えています。

それまで、同期と比べる観点は何ができるようになったか・どれだけ成果が出たかなど棒グラフ的な比べ方しかできていませんでした。

この言葉を聞いてからは、うまくいかなかったことも前向きに受け止められるようになり、凹むたびに思い出しています。

―—趣味や特技、周りから意外だと言われる側面など、教えてください!

こう見えて(?)、丁寧な暮らしをしています。

朝はコーヒーのハンドドリップから始まり、瞑想して仕事に入る。
休日はスーパーを回っては、ちょっと手のかかる料理を作っています。

意識の高い主婦みたいだという自覚はあります。

これといった特技はありませんが、ラグビーではタックルが得意だったので、立っている人を一瞬で横たわらせることができます。

ひったくりを華麗に仕留める夢を抱いていますが、日本は存外治安が良いです。

自作キーマです。男子ご飯です。

―—休みの日、何してますか?

同期とご飯屋さんの開拓・コーヒー屋さんの開拓・サウナの開拓が主です。

グーグルマップはレストランとカフェ・サウナのピンだらけです。フロンティアスピリッツです。

家にいる日は、深夜ラジオを流しながら手間のかかる料理を作っています。

1年目の時にダイエットがてら毎日同じメニューを食べていた反動で、自炊の楽しさを噛みしめています。

冬の湖でサウナをしました。水温2度です。

―—大変な仕事もあると思いますが、小山内さんがそれでも頑張れる動機はなんですか?

建前では、仕事が誰かのためになっているという実感があるから。

本音で言えば、仕事が本気でおもしろいと思えるからです。

大変な仕事は大体上流の考える段階だと思います。

スポーツでも戦術など考える方が好きなので、単純に好きな領域です。

エンの仕事は営業においても、人事においても自分が任せてもらえる範囲が広いからこそ、なんでこれやってるんだっけ?が少ないのが良いところだと思います。(やらなきゃいけないことが多いのはもちろん大変です)

だからこそ今自分が意思決定しなきゃいけない、考えなきゃいけないことが誰のためになるかがわかること自体、仕事としてめっちゃ面白いです。(表現力はごめんなさい)

―—仕事をする上で、大事にしているスタンスを教えてください!

人や人の生み出した価値を適切に評価してもらうことです。

実家がお金持ちでもなかったので、幼少期から自分のお小遣いを何に使うかだけはめちゃくちゃ考えて使っていました。

今までの日本は良いものが安い国でしたが、個人的には良いものには対価で報いたいと考えてます。

無料のコンテンツが溢れている世の中ですがだからこそ、自分が価値がある!と思ったものに対しては対価を支払いたいと思いますし、そんな世の中になったら多少日本の経済も良くなるのかなと考えています。

自分の仕事に置き換えても一緒で、エンのサービス・エンという企業の価値を安易に下げず、適切に理解してほしいと思い、仕事をしています。

自分の仕事としても、競合多い中でもエンのサービスを使ってもらいたい・新卒で選ぶ会社としてエンっておもしろくない?と価値を評価してもらうことが根幹にあります。

―—エン・ジャパンで今後やりたいこと・達成したい目標はありますか?

地方創生の文脈で、ソーシャルインパクト採用プロジェクトに携われたらと考えています。
※詳細はこちら https://www.enjapan.com/  

将来的に青森県に戻ったときに、自分に何ができるのかを表明できるようにしたいと考えています。勝手なイメージですが、Uターンとはいえよそ者扱いだと思うので笑

「地方創生したいです!ちなみに前職はこんな取り組みやっていました!」と自分が語れる経験がある方が地元の人にも認めてもらいやすいのかなと。

自分に何ができるのかを明確に発信できるというのも、自分がキャリアを作る上で必要なのではないかと考えています。

―—小山内さんの新たな側面を知ることができました。小山内さん、ありがとうございました!

小山内海さん
エン・ジャパン株式会社 新卒採用担当

2021年に新卒でエン・ジャパンに入社しました。
入社後1年半は中途採用ソリュ―ション事業部のセールスとして企業の支援をしていました。
2022年10月に人事に抜擢いただき、 現在は、ビジネスコースのリクルーターや採用管理システムの管理をミッションとしています。

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