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もう何十年ぶり、くるり@札幌ペニーレーン24 (2022/7/31)

考えてみたら何十年か振り、
先週誘ってもらって、くるりのライブへ。

𝟤𝟨年目アルバム𝟣𝟦枚目だって!

「最近の曲を知らなくて楽しめるかな?」と思いながら行ったけど、一聴して"これぞくるり"を感じる特徴的なサウンドがどの曲にもあって、生で聴くとそれがより胸に迫った。

このバンドの凄さと長いキャリアが育んできた深みを、改めて感じさせられました。

帰り道にお友達と、

「音楽の詳しい事がよくわからないけど、
どうしてくるりサウンドに聴こえるのか、
関ジャムあたりでやってほしいよね」

と話したりした。

岸田の変態性(褒め言葉)、音に対するマニアックな嗜好が、日本的でメロディアスな音に昇華されているその仕組みを知りたいと思った。

自分がよく聴いていた2nd『図鑑』(2000年リリース😵‍💫)からは、「青い空」「マーチ」

この頃の曲はほぼライジングサンで聞いてたから、それを身体が覚えてて、意識が一気にあの頃の石狩湾新港へ飛びました。


アンコールは『琥珀色の街、上海蟹の朝』

ラップ調の曲を意識してか、ツアーグッズの赤いキャップとTシャツ姿で現れた岸田。

NHK子供番組のお兄さんみたいで可愛かった。

そう、思い出した。

そういえば岸田という男は、一見物静かなメガネ男性かと思いきや、よく喋るしよくボケる、知的愛嬌おばけだったということを。

MCで岸田はハンディ扇風機のモーター音を聴かせたがり、皆んながそれに耳を傾けるという、ほぼタモリ倶楽部みたいな時間があったりして、最高でした。

そして1週間が経った今、『さよならリグレット』の良さがジワジワきいてきてます。

しみじみと沁み渡る、美しくて可愛い曲です。

PVも可愛い。

愛嬌おばけの底知れなさ…

ライブをキッカケに、本当に久しぶりにこれまでのくるりの曲を振り返った。

「あのアルバムはいつ頃で、自分は何してたっけ?」とか色々遡ったりもして、ライブ後もすごく楽しかったです。

また5年後、10年後、どんな音をつくっていくのかとても楽しみな人たちだ。

2022年7月31日
@ペニーレーン24
「くるり LIVE TOUR 2022」

【セットリスト】
本編

Bus To Finsbury
目玉のおやじ
コンバット・ダンス
ブレーメン
忘れないように
bumblebee
Morning Paper
しゃぼんがぼんぼん
青い空
風は野を越え
Time
さよならリグレット
ばらの花
white out
マーチ
Giant Fish
かごの中のジョニー
Tokyo OP
未発表曲
ハイウェイ
loveless
everybody feels the same
潮風のアリア

アンコール
琥珀色の街、上海蟹の朝
東京

https://music.jocee.jp/user/YonNen-Zu02/62bb9a44a6decdc0bee1

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