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無心の旅〜其の二〜

7.5kmのトロッコ道が終わり少しの休憩


これから5kmの登山が始まる。


体力はまだまだ余っている。
というよりは、霊的なエネルギーに満たされた場にいるからか、疲れがどんどん抜けて行き極めて元気でいられている。



今回の目的は己の中の統合をする予定だったが、もうそれは島についてから始まっていたのかもしれない。



呼気によって全身のエネルギーを巡らせ、丹田から活力を引き出すことを続けた。



調子はいい



息は上がっていくが、細胞が蘇っているような感覚にしばし浸りながら歩いて行った。


1月の寒い中、軽装で凍えるかと思ったけど、身体は火照っていた。



頭の中はとにかくすっきりと晴れ渡って清々しい。



今年は山頂付近は雪が積もっており、例年よりも空気が冷たい

登り始めて、今まではそんなに見えていなかったが、目の端にちらちらと霊的存在が写り始めた。


それは、形と言うよりは影のようでも木漏れ日のようにも見えた。



移り変わる。



大自然の絶大的な力の中に浸り
去年よりかなり早く目的の縄文杉へと導かれた。

雪に包まれた縄文杉


凛とたたずむ姿は7,200年もの間変わっていない。





何も言わず佇むその姿に何を想うか




無心で歩く4時間




日常から離れて気づくことはこんなにも多い
自分自身の身体、心に日頃意識がいかに向いていないか。呼吸の意識がいかに低いかを実感させられた。




今回は縄文杉と出会い泣くことはなかったけれど、とてもすっきりと頭の中が洗われた感覚に心より感謝をするのです。




今月もう一度都内の山へと登山をします。
肉体と精神を研ぎ澄まし、皆様の気づきの手助けを出来ますように😌



読んでくれて有難う。
今夜も皆様が穏やかに過ごせますように。

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