【セルフコンパッション1】あなたの良き理解者は誰?
幸せになるには、あなた自身があなたの一番の親友(理解者)でいましょう。それは誰のためもなく、自分のためです。
これを「セルフコンパッション」と言います。
幸せになれない人の心には、こうした思いがいつもあります。
・私は他の人ほど価値がある存在ではない
・頑張っても、周りからの眼が気になって挫折した
・嫌がらせされたのは、わたしがダメな人間だから
・私はそもそも幸せになれるわけがない
人生が上手くいかない時は、誰でもセルフコンパッションを忘れて、自分に厳しくあたってしまうこともあるでしょう。しかし、あなたの親友にも同じことを言えるでしょうか。もし親友に言えないけれど自分には言えるであれば、自分に厳しく接し過ぎと思いましょう。
誰よりも先にあなたがあなた自身の幸せを一番に考えなければ、誰が考えてくれるでしょうか。親友が困った時に手を差し伸べるように、自分が傷ついた時も、自分に優しく接しましょう。
悲しいことがあった日、心配事を抱えた日、落ち込んだ日、嫌な思いをした日、イライラした日、ストレスフルな日は、一日が終わった寝る前に、自分に聞いてみてください。
「私は私のことを大切にしただろうか。誰もよりも優しく接しただろうか」
もし自分に優しくできない時は、自分が、一番助けたい人、例えば、子ども、パートナー、親、親友など、と一緒にいる時を想像してみてください。
きっとあなたが想像した人たちは、あなたのことをとても大切な人と思って優しく接してくれるはずです。それは、あなたに存在価値があるということです。そうです、あなたにはちゃんと存在価値があるんです。
あなたが大切に思う人たちに抱く気持ち、誠意、思いやりをあなた自身に向けてセルフコンパッションを高めてください。
自分が強く意見を主張しなければならなかった時、威勢を張らなければならなかった時、苦しみから抜け出さなければならない時、自分を責めてくる人から自分を守らなければならなかった時、職場で厳しいノルマを達成しなければならない時、あなたが大切に思っている人に向けるコンパッションと同じ気持ちで自分に接する、これがセルフコンパッションです。
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