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mage.Space がいつの間にか全面刷新されて過去に蓄積させていた描画が全て消えた...。

mage.Space がいつの間にか全面刷新されて、過去に蓄積させていた
描画が消えてしまっていました...。

現在の mage.Space の UI

当時の UI 中の「explore」で作例を吟味して、それを直接 Rerun させた
画は自身の「profile」ページ(画面右上端の人のマーク)に保存されて
あったのでした。
そこには画のプロンプトも表示されて、それを使ってローカルPC で
描画させるアイデアバンクとしても有用でした。
以前の google の ID からリンクさせたログインID で見に行くと、それら
が全部消えてしまっていました。

過去参考にした重要な画はローカルPC に保存出来ていましたが、
jpeg 形式であるためか、描画のために必要なプロンプトなどは
画のファイルのメタデータには含まれていません。

当時の ID で入るも過去の資産は完全に消えていた

「space station」で描画させましたが、画の質感も正直、劣化というか
無償では実用にならない印象です。何の CheckPoint ファイルによる
描画かも分からず、ネガティブ・プロンプトを入力する場もないです。
「Enhance」タブなどを触ると「そこは有料」とのこと。

プロンプトの情報不足もあるのかと考え、次の過去記事のタイトル画
に使ったプロンプトを改めて現環境で描画させましたが、全く質感が
良くないです。がっかりです。

ローカルPC で SDXL を扱えなかった時代に、mage.Space は重宝しました。

その後、Fooocus を使ってローカルPC でも SDXL を扱えるように
なり、mage.Space からは参考になる画のプロンプトをローカルPC
に持ち込む運用に変わって来ていました。 

その途中、こんな奇妙な現象もありました。

そもそもローカルPC が Stable Diffusion Web UI (AUTOMATIC 1111 版)
も動かせない一番最初の頃に一旦は描画表現に満足出来ず、使うのを
諦めていた mage.Space で偶然に得た「nightmare」画が無ければ
きっと AI 描画の世界をスルーしていたところでした。
(その経緯はURL 先の記事をご参照ください。)

その後、当時のローカルPC (Lenovo X230 の2 号機)でも、512pixels 正方
の画なら30 分程度、1024 pixels 正方の画なら4 時間弱かければ、
NMKD Stable Diffusion GUI で描画が可能だと分かり、mage.Space での
無償 SDXL での描画と、プロンプトを mage.Space での作例を参考にして
ローカルPC での Stable Diffusion 1.5 (SD1.5) での描画を並行スタートさせ
ました。
その成果をブログ記事にしたものを、当時のTwitter (現在のX)に告知
を出すと米国 mage.Space 公式アカウントから毎回「いいね」を頂ける
ようになったのに手応えを感じて、ローカルPC を現行の msi 社 GeForce
RTX4060 ノート機に増強したのでした。

そうしてFooocus の登場、そして Stable Diffusion Web UI Forge への
描画環境の完全移行を通して、SD1.5とSDXL での描画に邁進すること
になったのでした。

夏風邪でダウンしての自室隔離の間に、最初に見たAI 描画サービスが
例えば当時隆盛だった Midjourney などのように、mage.Space では
無かったら、そして当時のローカルPC (Lenovo X230)で
Stable Diffusion Web UI (AUTOMATIC 1111 版)と同様に
NMKD Stable Diffusion GUI が門前払いで動かなかったら、その当時の
未来である、この現在はきっと無かったのでした。

AI 描画ストーリー記事で不採用になった膨大な数の画を CivitAI に
単品作品として投稿するようになり、それらを自身で眺めつつ、
個性や方向性もそろそろ定まって来た印象に伴い、何か新しい
表現を求めたいと考え、2024/07/10 (水)、久々に mage.Space に
アクセスして、この事態を知りました。

CivitAI にも参考になる画は沢山あります。
しかし mage.Space の作例とは傾向が異なるのでした。
後者が NSFW 画を認めない( CheckPoint をサイトから提供される
制約と無償仕様での制限、プロンプト入力時のNSFW 内容チェック)
範囲での表現を求めるからなのでしょう。

後者には制約がある範囲での表現追求があり、それゆえの独特の
深みがある一方で、前者には制約がないことで逆にNSFW 画ばかりが
氾濫して、私のようにそれ以外を探究する世界が狭くて浅いという
生憎の状態が現状という訳です。

過去の情報資産の積み上げ量の観点からは非常に残念ですが、
新しい風は Tensol.Art や Leonardo.Ai など他のAI 描画サービスから
も得ることにします。1 日あたりの描画回数制限はあるものの、
鑑賞件数に制約はありません。

今まで本当にありがとう mage.Space、
mage.Space なくして今の私の「現在」はきっと無かったのでした。
そしてさようなら mage.Space …と言ったところでしょう。


ご覧いただきありがとうございます。




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