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先日の記事ではmage.Space の無償SDXL で宇宙ステーションを描けてなかったので。

先日のこの記事の末尾で….。

mage.Space の無償SDXL での描画の迫力に触れてみたものの、
どちらの画も宇宙ステーション(space station in orbit in space)
は描かれておらず、放棄された破壊された宇宙船(abandoned
destroyed broken spaceship)のみの描写でした。
 
そこでプロンプトを整理して、mage.Space の無償SDXL を使って
CivitAI に公開された元の作例に近いものを描けるか試してみました。

(single, only one), (extremely detailed, space station in orbit in space, giant planet background), (4k, 8k, extreme detail, ultra quality, HD, high definition, HDR, high dynamic range, octane render)

CivitAI で公開されたSDXL 系描画の宇宙ステーション。

ところが現時点でリアルを追求したようなものばかりが出て来ます。
今はあまり使われなくなった用語でバラック仕立てと言いますか、
打ち上げたロケットの寄せ集めのような形状です。

悪いことではないのですが、昔のハードSF などで出てくる形の
回転の遠心力で内部に重力環境を得る形状のものを元の作例のように
描いてみたいものです。

リアルではあるものの作例には遠い感じ。

space station in orbit in space に形状を加えますか。
ドーナツ?…違うな(^^;)。

ドーナツのような、ではない。

車輪か….。構図は異なるものの形状は近くなったか。

構図は異なるものの形状は近くなったか。

車輪としたから立ってしまうのか。横から眺めた構図になって欲しいかな。

横から眺めてみたい。

背景が煩雑ながら…。

背景が煩雑ながら….。

こちらは背景もなかなか…。

こちらは背景もなかなか…。

悪くないですね。

悪くないですね…。

こう並べて行くと順調に追い込んで行っているようですが、ここに
掲載しているものは360 画ほど描画させたものからの、たまに出現する
成功例20 画少しを選抜したものです。

360 画を超える描画から今回20 画少しを選抜しました。

すぐにこのような意図外の画が沢山出て来ます。(同じプロンプトで。)
軸の部分を建設中の画でしょうか。

車輪型でないステーション。軸の建設中か。

ちょっと偏芯してる….?建設中の想定としましょうか。

ちょっと偏芯してる….?

また「abandoned destroyed broken spaceship」風味が復活?
(プロンプトには無い)ほぼ接地してしまってますね。

ほぼ接地してしまってます。

なかなかゴージャスです。質量感も元の作例に近い感じです。

質量感も元の作例に近い感じ。

豪華客船並みのゴージャスぶりです。コロニーと言って良い規模ですか。

豪華客船並みのゴージャスぶりです。

一転、建設中の画のようです。

建設中の画のようです。

その後、形が整って来た段階でしょうか。

建設は進む。

これは構図が変わっただけのようで、気侭に出力される印象がある
連続描画の中ではむしろ珍しいです。

構図変更での建設中。

何やら美しい形状です。大気摩擦がないので、回転面と垂直に
構造物があっても確かに悪くはありません。

何やら美しい形状です。

これは回転軸が2 軸あるのでしょうか。
大昔の玩具「宇宙ゴマ」を久々に思い出しました。

大昔の玩具「宇宙ゴマ」を久々に思い出しました。

突然のクローズアップ。重量感があります。

突然のクローズアップ。

一転、引きの構図。名画「2001 年宇宙の旅」のディスカバリー号
(回転による遠心力で人工重力を得た居住区が先頭の球体内部にあり、
放射能を伴う原子力推進部を居住区から離した理にかなった形状)
のような宇宙船も見えます。

名画「2001 年宇宙の旅」のディスカバリー号のような引きの構図。

2 重の車輪形状に建設中? 片側が接地してしまっているような….。

片側が接地してしまっているような….。

これも少し偏芯…。いずれ整うのでしょうか。

これも少し偏芯…。

偏芯もそうですが、片側に質量が偏るのも、軌道の安定を壊す要素に
なります。

偏芯と同様、質量の偏りは軌道安定を壊します。

これはもう建設完了してしっかり安定稼働している感があります。

安定稼働に入ったステーション。

このように「やはりSDXL 系の画像はSDXL に任せろ」という結果に
なりますと、まあ表現の自由度の問題はあっても、ローカルPC で
SDXL 以前のCheckPoint を使って描画を続ける意義は薄れて行く
時代性というか流れを感じずに居られません。

次の記事では同じプロンプトを使ってローカルPC で描画をさせて
みますが、やはりここまでの迫力は出ないのでした。
(先に結論バラシ)

しかし先の記事の「木星の衛星カリストからの眺望」のような題材では
SDXL にも不得意はあり、ローカルPC で描画を続ける意義はあるのだ、
という流れにこの後、話は進みます。(その予定です。^^;)


ご覧いただきありがとうございます。








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