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自炊生活と、雨の日限定フレンチトースト
ひとり暮らしを始めて3ヶ月。
自炊もすっかり日常になり、週末の作り置きも習慣になってきた。
せっかく作るなら、身体に良いものを作りたい。
料理に対する私のポリシーだ。
パンより米、牛乳より豆乳、砂糖よりはちみつ。
そんな食生活を2ヶ月続けていたら、浮腫は取れて、身体も軽くなった。
出されたものをただ食べていた実家とは違い、自分の身体に向き合えるのが自炊の良いところだ。
私は、朝食をガッツリ食べない方が調子が良い。そのことに気付いたのも、ひとり暮らしを始めてからだった。
毎朝、豆乳ヨーグルトにオートミールをかけて、切ったバナナを並べて、最後にはちみつを垂らす。たまに豆乳も入れる。
それが2ヶ月続けている私の朝食だ。
自分の身体に合った食事を取る。そんな生活を送ることが、日常の楽しみ方のひとつになった。
しかし、私は完璧な人間ではない。
無性にフレンチトーストを食べたくなる時がある。
たまには自分を甘やかす。
我慢しすぎるのも身体に良くない。
これも私のポリシーだ。
だから、私は一つのルールを作った。
「雨の日は、フレンチトースト」
私は雨が大の苦手。
低気圧で起きられないし、前髪もペッタリする。
そんな気分の上がらない時に作るのが、フレンチトーストだ。
まず、おいしい。そして、見た目がかわいい。
作っている時から気分は上がるし、お皿に並べた時の高揚感はまさに幸せだ。
「フレンチトーストを食べたから、今日は特別な日。すごく良い日」
苦手な雨の日を、特別な日に変える。
食に気を遣う私の、ちょっとだらしなくて、それでもちょっと人生を幸せにする秘訣だ。
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