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DO NOT STEP HERE 〜ここに「足を踏み入れる」しないでください〜

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Spotted a common mistake on a sign warning people not to "step" on the base of a statue. 😃

It communicates the message, and the word "CAUTION" and the image illustrates the danger in stepping on the surface, so this will likely help keep people safe. 🙌

キャラクターの銅像の足元にあったサイン。
可愛いなぁ.....と眺めていたら、間違いを発見してしまいました!
実はこの間違い、ちょくちょく見かけます....!

ここで使われている "step" ですが、文法的に不自然なのです。

この場合、
日本語の「のらないで」を直訳することにこだわらず、以下のような表現を使うのがオススメです👩🏻‍🏫!

ただこのサイン、
"CAUTION" でしっかり目を引き、わかりやすいイラストもついているので、意味はちゃんと伝わっていそうですね😊!

(以前、どなたかがこの場所でセルフィーを撮る際などに、滑って転んでしまったのではないかと思いました.....😢)

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🙅‍♀️ × DO NOT STEP HERE
ここに「足を踏み入れる」しないでください
⬇︎

🙆‍♀️ ◎ KEEP OFF
乗らないで、〜に上がらないで
*直接的な表現ですが、注意喚起のサインで見かける簡潔な文言です

【解説】

📝 step について:
動詞の step は「足を踏み入れる」など、足の動きにフォーカスしていて、どちらかというとその動きにより「新しい場所に移動する」ニュアンスです。

以下のように使います:
step on X
step onto X
step back
step into
step out (of X)


このサインでは、「新しい場所に移動」するために step するわけではないので、単語のチョイスとしてやや違和感があります。

📝伝えたいメッセージによって表現方法も変わります。

1.  イラストでは、滑って転びそうな様子が描かれています。
「表面が滑るのでご注意ください」のメッセージを伝えるのであれば、以下のような表現でも良いでしょう:

Slippery -- Do Not Stand Here
滑りやすいです -- ここに立たないで

Slippery -- Stay Off
滑りやすいです -- 離れてください (避けてください)

2. 「表面に立ったり座ったりしないで」の場合:

Do not stand or sit on this surface
*動詞の "stand" は動作よりも姿勢にフォーカスします。

あるいは、以下のように簡潔で全てのシチュエーションに使える文言でも良いでしょう。

Keep Off
Stay Off

また、「危険」という注意喚起なので、"caution" を以下に変えても良いです:

DANGER

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