タイトル通り。私のアイデンティティの8割は妻であるが、何に感謝をしているのか言語化してみる。

  1. 稼ぐ力がある
    本気で一年間仕事に没頭したら私の年収(1300万円)の倍は稼ぐ国家資格専門職である。残念ながら転籍出向をしていた時期や、現在産後の時短勤務であることから、これまでのキャリア(10年ほど)では、実際に2000万円を超えた年は数えるほどしかない。私の稼ぎだけを見ると社内外で上を見ればキリがなく、いわゆる古い世代や現在の勝ち組企業所属者からは、会社の知名度も含めてマウントを取られることが多いのだが、妻が稼いでいることでそこまでコンプレックスを持たないで済んでいる。ただそんなことは自分から言えないのでマウントは一方的に取られている。
    ※つくづくサラリーマン社会は会社の大きさと役職で動いているなと思う・・・
    恐らく国家試験に合格していなかったらいなかったで、どこかの一流企業か外資のバックオフィスの専門家として出世するタイプなのではないかと思う。

  2. メンタルが強い
    社会人1・2年目は、睡眠時間も取れないほどの激務に辛そうな時期もあったが(私の内助の功もあり?)潰れずに乗り越えた。そもそも取得に人生をかけるような困難な国家資格を1回落ちたとはいえ取得しており、その過程を学生時代からずっと見ている限り、周りに流されず自分を律するところがないと到底成し遂げられないものであった。同じ大学ですが僕にはぜんぜん無理です。また他人の悪口はよく言うが、あまり自分と他人を比べている発言は見たことがなく、本質的に自己肯定感が高い(丁度いい塩梅)と感じる。つくづく専門職なのがもったいない。独立してくれたら副業でヘルプしたい。

  3. 賢い
    最高学府の大学院卒の難関国家資格保持者であるが、恐らく勉強だけで見ればもっと上はいるであろう。どの職業も頭脳トップクラスは大学教授になるような人間がいるものであるが、そういうタイプではないように思える。
    芸人のような頭の回転や、目上の上を立てるようなあざとい賢さがあるわけでもない。ただ、人間関係の処し方(距離感)や未知の内容への理解のスピードなどを見ていて非常に頭が良いと感じる。面白いことを言おうとして失言をしてきたり、変なプライドで他人とぶつかり損をしてきた自分とは大きく異なる。

  4. 経済的な価値観が合う
    費用対効果があまりないものについては非常に質素である。優先順位は住>食>衣。副菜は冷凍食品でいいタイプ。ブランド志向もなく服はユニクロかマルイの通販である。数年に1度アクセサリーを買いたがることもあるが非常に安いものであり、2週間くらいすると買いたかったことすら忘れている。タワマン嫌い。

  5. 家事ができる
    全ての家事が高次元でできる。料理だけは私の方が好きなのでオーナーシップは取らせて貰っているが、たまに作る料理もレシピ通り作るので十分美味しい。他の家事については完璧である。そもそも家が汚れるので余計な物を買わないし、要らなければすぐ捨てる(断捨離が上手い)。

  6. 子育てに対する考えが落ち着いている
    周囲にインターナショナルスクールに入れたがる親が多いが、親の力で下駄をはかせることには慎重。幼児教育や英語教育・小学校受験にも関心がない。両親が共働きで子供を3人以上育ててきたこともあり、周囲にあわせて中学受験をしたこと以外は、あまり先行投資をされてこなかったことも大きいのかもしれない。最低限の環境さえ用意すれば、あとは子供の出来とポテンシャルに応じてなるようになると思っている様子。実際に彼女の弟2人を見ていると、それぞれユニーク・優秀ではあるが、どんなに親が弟に肩入れして投資しても妻のようにはならなかっただろうなとも思う。

  7. 親との距離感がちょうどいい
    1時間以内に実家に帰れる位置に住んでいるが、数カ月に1度帰れば十分という程度。稀にいる親や親族とべったりというタイプではなく、考え方も含めて自立している。もし共働き子育てが難しくなった場合は近所に引っ越すことが視野に入れられる程度には関係良好。

  8. かわいい
    絶世の美女ではないと思うが好み。子供を産んでなおスタイルを維持していると思う。