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アートの聖地・直島で見られなかった草間彌生の南瓜【愛しのミュージアムグッズ】#3

お気に入りのミュージアムグッズ、3回目は、直島で買った南瓜のキーホルダーです。

◆草間彌生さんの南瓜

草間さんといえば南瓜、というくらい、南瓜は作家の代表的なモチーフです。

これまで、新宿区にある草間彌生美術館や、出身地の松本にある松本市美術館などで、いろいろな南瓜作品を見てきました。

草間彌生《大いなる巨大な南瓜(カボチャ)》松本市美術館

なぜ、草間さんは南瓜作品を多く生み出しているのでしょう?

福岡市美術館のサイトに、わかりやすい解説が記載されています。

彼女は幼少期からカボチャの「愛嬌のある形」と「太っ腹の飾らぬ容貌」に惹かれ、「たくましい精神力を感じた」と言います。

福岡市美術館HPより引用

◆直島で見られなかった南瓜

「ベネッセアートサイト直島」にも、草間さんの南瓜作品があります。

ただし、2023年現在の《南瓜》は、復元制作されたもの。

もともとあった作品は、2021年8月の台風で海に流され、破損してしまいました。

私が直島を訪れたのは、2022年の夏。

残念ながら、そのとき黄色い《南瓜》は不在のまま。

元の作品が展示されていた場所は、それはそれは寂しい姿でした。

《南瓜》不在の突堤 2022年8月撮影

宿泊したベネッセのホテルでは、「《南瓜》が見られない代わりに、こちらをどうぞ…」と絵ハガキをいただきました。

そして、2022年の10月4日、復元された《南瓜》が公開されました。

◆直島で買った南瓜

黄色い《南瓜》のない直島を訪れたとき、私にはどうしてもやりたいことがありました。

それが、直島土産の南瓜キーホルダーを買って、あの空白の展示場所で撮影することです。

ネットでその写真を載せている人がいて、私もぜひ撮ってみたかったのです。

その結果が、こちらです!

キーホルダーが揺れるので、かなりボケましたが、念願の写真を撮れてうれしかったです。

直島に行く前は、「あの《南瓜》のないときに行くなんて…」と友人から言われましたが、不在の期間にだけ楽しめることもありました。

もちろん、直島の港にある草間作品の《赤かぼちゃ》は見ることができまし、それ以外のアート作品もたくさん楽しみました。

南瓜キーホルダーは、その後、毎日使うエコバッグにつけています。

参考サイト:

#私のコレクション

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