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**外資系企業に転職してよかったと思うこと**

私は現在製薬系の外資系企業に勤めて10年ほどになりますが、その前は老舗日系企業に勤めていました。朝はラジオ体操と社訓の読み上げから始まるバリバリの日系企業でした。そんな日系企業から私が外資系企業への転職を試みた理由は主に2つありました。
1つ目は、もっと英語を使って仕事をしたかったこと。そして2つ目の理由はお給料がよいから。多くの方が抱くそんな期待をもって外資系企業への転職を試みた結果、当初の期待をはるかに超える収穫がありました。

私が外資企業で働いてよかったと思うこと:

①   自分の世界観が大きく広がったこと:
外資企業といっても様々ですが、私が縁あって現在働いている会社では、アジア圏、ヨーロッパ圏、アメリカ圏と世界のさまざまな地域のクライアントさんや同僚と働いています。当然、考え方がそれぞれ異なります。特にエラーや遅延、正確性などの基準が全く異なりますので、日本の常識で「ふつうは・・・ですよね!」という概念は全く通用しません。ストレスに感じることもありますが、世界の人々の様々な考え方を知ることは、私たち日本人が当たり前だと思っていた“常識”に目を向ける機会にもなり、さまざまな考え方を受容できるようになり、自分の世界観が広がったと感じています。

②   長期休暇が取りやすいこと:
ご承知かもしれませんが、日本人は休みを取らない国民だといわれています。私も日系企業で働いていたころは5日間の休暇が精いっぱいでした。一方、外資系企業は長期休暇が取りやすいことが多いです。なぜなら、資本元の国の休暇文化に合わせて休暇の仕組みが整えられていることが多いからです。ですので、日本で働いていても、同じシステムに則り長期休暇が取りやすいことが多いです。私は海外旅行が好きなので、長期休暇が取りやすい外資企業のシステムはとてもありがたく、これが長く外資企業で働き続けている理由の一つでもあります。

③   柔軟な体制、スピード感:
現在私が勤めている会社では、コロナ渦ですぐにリモートワークが開始になりました。もともとすぐにパソコンを持ち帰れる体制があったことは大きいですが、当時は決断が早いなと感じました。それに合わせて、オフィスもフリースペースに改装が始まりました。流行りのバランスボールや、上下に動く机を取り入れてみたりと、流行を取り入れるのも早いのが特徴です。もちろん、これに関しては会社の予算や方針など様々だとは思いますが、比較的新しいことへの抵抗感が少ない傾向にあると思います。これは多くの外資系企業が、まずやってみて、失敗だったらその時改善すればいい、という考えをもつ傾向にあるからだと思います。従業員としてはこうした柔軟な考え方やスピード感を味わえるは醍醐味の一つだと思います。

私が外資系企業に勤めてきて、改めて思うこと。それは英語を使えることや、お給料が上がること、以上にたくさんの貴重な体験ができるということ。かつての私のように、外資系企業に飛び込むのは怖いと感じる方も多いと思いますが、少しでも外資系企業への転職をチャレンジしたいと思っているなら、思い切って違う世界に飛び込んでみてほしいなと思います。

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