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貧乏学生コスト削減コンセプト03:大まかなコスト削減予定を知る

財政証明書の為の要求額だけは削減できない

コスト削減コンセプトの本書ですが、第2章「留学でいくら必要か全体像を計算する」では、シアトルでのコミュニティーカレッジ概算9か月分の必要留学費用が$22302である事をお伝えしました。学校にアプリケーションを出す際に、この金額の財政証明書が必要になります。これだけは削減するのは不可能です。自身の貯金、家族の貯金、その他から数日お金を借りられるのであれば、ドル計算で$22302以上を集める必要があります。

財政証明書以外の金額は全て削減できます!

本書と留学カウンセラーや専門家の大きな違いはこのポイントです。留学斡旋業者はコスト削減について殆ど無知であり、正規の金額を払う事を前提として留学斡旋業務を勧めます。僕の場合は、削れそうな部分は徹底的に削るよう指導をします。例えば授業料が1年間通ったとして150万円だとします。4年通えば単純計算で4倍の600万円になります。この600万円ですが、400万円以下に減らしたくありませんか?そしてその方法を知りたくはありませんか?留学斡旋業者では一切教えない方法。それを細かくお伝えしていきます。

生活費から大学での費用。様々なコストを軽減する

前項では、授業料を削減する事を提案しました。これは初年度はほぼ諦めて下さい。しかし2年以降です。いえ正確に言うと大学2年生辺りからです。大学に留学生用の奨学金(Scholarship)を事前に探しておくのです。そしてこの奨学金は付与型ですので返却義務がありません。正確に言うとお金を得られるのではなく、授業料が留学生用の値段から、地元学生用の値段に変わるのです。大学によって奨学金は変わるので、全額の物もあれば、数十%の物もあります。もしかしたら数百ドルしかない大学もあるかもしれません。その辺りは日本国内でのリサーチ及び、現地に留学生の友人をたくさん作り、情報を共有して得るのです。特に損得にうるさい中国人はその様な情報を得るのが得意なので、中国人と仲良くしておくのも必要です。
生活費ですが、何度も登場しますが「seattle college cost of attendance international」と検索 https://intl.seattlecolleges.edu/cost こちらのページに留学生用の費用概算があります。その注意事項にこの様に書かれています。*Miscellaneous covers living expenses such as clothing, laundry, and entertainment. Costs will vary depending on lifestyle and living situation. Average expenses are $600 per quarter / $1,800 per academic year.平均的なExpense(支出)は$600/quarterと。つまり、1か月に大体$200の支出を留学生はするので、必要費用に計上しているという事です。

大学の概算はなぜ高いのか?

ちょっと高いと思いませんか?男子学生さん、現状月々3万5千円を生活費以外で費やしていますか?服とか交友費用は1万円前後、多くても2万円のはずです。そう。ハッキリ言って大学側の留学生費用概算というのは、大切な留学資金を無駄に浪費して垂れ流すコスト削減コンセプトを全く持たない留学生を基準としているのです。我々の様にコスト削減コンセプトをしっかり持った学生には非常に迷惑な話なのですが、留学生は何も日本人だけではありません。世界の石油貯蔵国であるサウジアラビア。世界の工場である中国からも大金を持って留学生が浪費をしに米国へやってきます。そういった世界基準が存在する事。なのでこの金額になっている事だけはどうしようもない事なのです。

保険と教科書代は最重要削減科目

アメリカの大学に留学生が入学する際は、必ず保険に加入する事が求められます。そして日本の健康保険は当たり前ですが適用できません。台湾人でしたら20年前は台湾の保険をそのまま適用できたのが羨ましかったのですが。なので、大学側が用意する保険に加入するわけなのですが、この保険がとにかく高い。なんか癒着で繋がっているのと留学性がしっかりとリサーチしないでそのまままとめて払っちゃうから。とても高額な保険を買わされているのです。
大学側には「これこれこの様な内容の保険を自分で用意できれば、それを代わりに出来る」と書かれている事が殆どです。つまり、アメリカ国内で保険金額もソコソコな物を今回シアトルの大学は1クオーターで$410(さすがアメリカ!)ですが、これを少なくとも$200前後にしたいものです。これだけでも1年で$200×4で$800(毎月$66.67の余裕資産になる)の節約になります。留学斡旋業者がこの様な気配りを見せてくれるでしょうか?彼らはそんなことはしません。それどころか学生さんの不安を余計に煽り、彼らが代理店している保険を余分に売りつけるだけです。

アメリカの大学は既にビジネス化

さて、次は教科書についてです。こちらも「こんなアドバイス聞いた事が無い!」という内容をお伝えします。過去の僕のEnglish First Step for 18+のエディトリアルでもお伝えしている事なのですが、アメリカの大学って既に大学ビジネスなのです。つまり、利益主義なのです。利益を増幅するために多大なる投資をしているのです。僕たちが払った過去1000万円以上は、実は僕たちに返っては来ません。これらは全て次の留学生のために使われるのです。つまり、僕らの為の教育というものは、過去の学生さんが払った金額の投資によって質が確保されているのです。僕が2009年からアイダホの州立大学に通い始めた時、古い汚いビジネスビルでの授業でした。卒業する最後の半年だけ、ようやく出来上がった最新鋭の最新のビジネスコンプレックスで授業を受ける事が出来ました。結局僕らの授業料が、次の学生のに良い建物を提供しているのです。
今回学生さんがアメリカの大学に留学をするとして費用を払います。そのお金は次の世代の学生さんに利用されるのです。当たり前と言えば当たり前かもしれません。しかしビジネスの競争が過当になってきており、どこの大学も古い建物を壊し、新しい必要以上に見栄えの良い教室を作ります。また教授も有名大学を卒業している人物を競って雇いますので、もちろん給料も高騰します。つまり、年々授業料は上昇し続けているのです。僕の計算だと、毎年5%前後上昇しています。例えば2000年に1年の授業料が単純計算で100万円だと、2020年では2653297円(265万3297円)になる計算なのです。インフレ影響が無い日本の感覚だと余りにも高額に感じますが、年々2~3%の物価上昇のあるアメリカではそこまで異常な額ではありません。2019年頃から中国コロナの影響が出た事でこの上昇は一旦は止まりました。また2010年代後半にワシントン州では学費が余りにも高騰しているという事で、行政が介入する事により学費が一旦下がったという事もあります。なので、確実に値上げが続くという事はありませんが、経済状況が戻ってしまうと基本的には授業料は上がり続けるということを覚えておいてください。
ビジネス化したアメリカの大学。なのでこちらも損益を考えて行動を致しましょう。

向こうも利益主義。だからこちらも遠慮するな!!

2021年シアトルカレッジ1クオーターの教科書代は$282と計上されています。1クオーターでは学生さんは平均3クラス受講するので1クラスの教科書代は$94と見積もられ、非常に高額です。現在はEbookもかなり普及していますが、紙媒体も相変わらずブックストアに並びます。
貧乏の男子学生さんは、デジタル化したものは利用するべきではありません。利用するとしたらここでは書けませんが、そのコストを半減できるような方法を取りましょう。デジタル教科書についてはこれ以上言及できないので、無料SNSメール相談及びカウンセリングで質問してください。(noteのメンバーシップではお伝えします。)
では紙の教科書についてお話しします。紙の利点というのは中古本が出回るという事です。デジタルは中古は有りませんので常に新品価格です。紙の新品よりかはデジタルの新品の方が安いのですが、ハッキリ言って学生さんが金銭的に助かるような額にはなりません。なので、何が何でも中古の本を探すべきなのです。大学の概算では平均$282ですが、僕はこれを常に無料以下にする努力をしていました。無料以下というのは$0にするのではなく、逆にクオーター終了後に中古本として他の学生に販売する際に、利益を出してしまうのです。
方法としては3教科の教科書を大体$50程で手に入れるのです。そしてクオーターが終了した後、それを他の学生に僕が購入した額よりも高く売るのです。転売として酷い行為でしょうか?そんな事はありません。僕が売る値段は購入者側から見ても、学校のブックストアで新品の紙媒体や、タブレットなどにデジタル教科書を購入してダウンロードするよりも半額程安くなる場合もあるのです。どうですか?貧乏学生の僕も金銭的に助かり、購入学生も相場より安く買う事により助かる。このようにして大学の概算のコストよりも安く保険や教科書を手に入れるのです。

居住費もさらに安くできる

留学初期は語学力の上昇の為、人間関係がほぼ無い為、ホームステイを利用する事を強く推奨します。ホームステイの金額は都市により様々ですが、大体$700~$900程でしょうか。高い安いという感覚は人それぞれだと思いますが、これはアパートで独り暮らしをするよりかは毎月$200前後はホームステイは安く仕上げる事が出来ます。アパートに住めば全て自分で用意しなければなりません。食事?鍋やフライパンを日本から持って行きます?炊飯器?トースター?さらに塩コショウも自分で買わないといけません。ベッドのシーツや枕もどうやって店から運びましょう?ホームステイはこの様な初期の問題を全て解決してくれるのです。
基本的にはベッドや机は完備されています。枕やシーツも勿論備え付けられています。まずはホームステイでアメリカ留学の土台を築き上げましょう。習慣を学ぶのと徐々に人間関係を増やしていくのです。余裕があればずっとホームステイに居住するのも人生が豊かになりますが、僕みたいに将来の奥さんを見つけて一緒に住む事で生活費を分かち合う事で、ホームステイの月額よりも安い居住費で生活できる方法もあります。
他には、ナイジェリア人2人と一緒に小さな部屋に住む事で、毎月の家賃を$250にしてしまう猛者もいます。この様にコスト削減コンセプトを常に意識したマインドだと、常にコストを安くする道が見えてくるのです。
第2章で【生活費が月11万9370円(×12か月分で142万2440円)】とお伝えしました。ホームステイが8万円だったとした際に、これを同居などで4万円に抑えるだけで、11万9370円が7万9370円に収まるのです。
この章の様に、まず大学の概算を調べ、そこからいくら安くするのか。それだけで実際は思ったよりも安く済むという安心感と道を見つけてほしいのです。実際に個別に計算のサポートを受けたい方はメンバーシップ【偏差値49以下のアメリカ大学留学卒業!男子学生さん限定】をお申し込みください。

コスト削減コンセプト:日本国内

大前提:
01留学でいくら必要か全体像を計算する
02毎年・毎月の必要額を計算する予定削減を作る
03大まかなコスト削減予定を知る

金銭感覚を鍛える:
04自炊で食費を幾ら抑えられるのかを知る。
05商品を購入する時は原価を考える
06無料から格安で娯楽を楽しむ
07コンビニは最低最悪の場所
08Financial Literacyを教える著者の本を読む(邱永漢・ロバートキヨサキ・カーネギー)・航空券
09留学学資金は銀行で送金しない。

留学準備:
10自力留学手続き(手数料無料の業者をお勧めしない理由)
11生活費や学費が安く、治安のよい場所を選ぶ
12まずはコミュニティーカレッジを目指す
13情勢にもよるが、1年目2年目をリモートで学び、バイトをしながら本場の英会話を学ぶ事で資金を節約する
14ホームステイを準備する(おすすめ順:学校から近い・白人家族)
15Amazonセラ―セントラル売買の練習・フリマアプリでの売買
16米国内の日本語サイトで情報を入手
17Google Flightで渡航費をとにかく安く

人間関係:
18薄情だが、人間関係をかなり絞る

健康面:
19健康に悪い食品を食べるのを止めると、お金を節約できる⁉
20現代食品・加工品が体に害悪を与えている事を医学博士の書籍から学ぶ

航空券:
21Google Flightで1年前から航空券をリサーチしておく

コスト削減コンセプト:アメリカ留学後

各カテゴリー「Living」「Academy」 「Community」 「Finance」 「Flight」

22円高にならないかな~アメリカの経済情勢2022

アメリカ生活:食事
23自炊で食費を1/3に抑える
24自炊はなるべく地元の品を買う
25余熱調理を学ぶ
26外食の場合は持ち帰りで2回3回に分けて食べる
27Free Foodイベントを活用する

アメリカ生活:金銭感覚
28銀行のチェッキングとセービングアカウントを知る
29銀行のミニマムバランスに注意
30デビットカードは無意識に脳に浪費を強いる
31Venmoをインストールして月$20以下に出費を抑える
32Made in ChinaのゴミSaleに負けない
33安い時に買う
34Thrift Storeは宝物ばかり

実際にお金を稼ぐ:
35Craiglistを利用する
36Facebookマーケットを利用する
37無料や格安で品物を仕入れ、上記チャンネルで販売する。
38大学でアルバイトを始める
39学金を目指す
40中古の教科書を手に入れる

アメリカ生活:食事以外の節約

41大本命:奨学金を目指す
42教科書は返品する
43ゴミ袋を買うのがアメリカ人
44髪の毛は自分出来る
45電話代を安くUS Mobile
46保険を安い物に切り替える

人間関係:
47負債人間とは付き合わない
48信頼できる友人を狭く深く
49親代わりの地元シニア

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