英語は「速く」発音するではなく、そもそも「短い、発音されてない」

おはようございます。今回は、英語は「速く」発音するではなく、そもそも「短い、発音されてない」というお話。

自分自身も最初そうでしたが、ネイティブスピーカーや英語を上手に話せる人は、英文を速く発音するのに慣れている、だから速く発音できる訓練が必要だ、と思っている方がいます。実は、これは誤解。英語はそもそも音が少なく短いと考えを切り替えるべき。もっと言うと、目で見た英語や英文のスペリング(文字列)から発音を想像しないことが大切です。

例えば、日本語のオレンジジュースは、音が7つありますが、英語のorange juiceは音が3つ。オレ(ン)ジューと聞こえるはず。ほかの例だと、「そのとおり!」というイメージのExactly も"t" を発音しないでみると上手くできたりします。このように英単語や英文のスペリングで、発音されない部分がある、ということは頻繁に起こります。これだけ覚えておけば大丈夫、というものはありません。

英語ではどの音が欠落するといったルールがありますが、それを覚えて学習するのはナンセンスです。それよりも普段の学習で出会う表現を”音”から覚えるようにする、音で英単語(英単語単体で覚えるのも非効率)や英文を覚えて、「あれ、そう言えばスペリングなんだっけ?」と、なるくらいまで、“音”に着目して学習していただけると、発音と英語スピーキングをより早く上達させることができるはず。

ーー
毎週不定期で英語スピーキングの独学・自習に役立つコツをお届けしています。https://english-coaching.co.jp/line/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?