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「地球歩き方」を買ってしまう理由

海外旅行へ行く時は飛行機やホテル、どこへ行くかも全部自分で手配する個人旅行なのですが、その際に欠かせないのが地球の歩き方です。
コロナ明けで久しぶりに海外旅行へ行こうと決意し、久しぶりに地球の歩き方を買いました。地球の歩き方の好きなところについて書きます。


映えない情報も扱っている

海外旅行の雑誌は、地球の歩き方以外にも沢山あります。

地球の歩き方に限らず、旅行雑誌には美味しそうな料理や絶景、2泊3日をどう過ごしたらよいかのモデルプランが載っていたりします。しかしながら、そういった最新の情報は雑誌ではなく、ネットの方が有利な媒体です。

雑誌は物理的に印刷をする必要があり、一度出版されてしまったら修正することはなかなか困難です。だから旅行雑誌には「2024年版」とか「2024~2025」といった表記が表紙にあるのです。

海外で流行っているものは、インスタやYoutubeの方が雑誌よりは最新という点では優れいているのです。

しかし、ネットでは補えない部分として情報の信ぴょう性や情報の一覧性という意味では編集されている情報の方が使いやすいのです。

地球の歩き方であれば、飲食店はどのエリアに固まっているのか、現地ツアーにはどんなものがあり、問い合わせ先や営業日や、おおよその値段がまとまっているので、目的地近辺で過ごせるカフェはないかな、と探すことができます。

写真映えはしないけど、オススメなお店も紹介されているサイズは小さいですがちゃんと載っています。映えといった情報の流行に流されないのが地球の歩き方なのです。

国の文化や風習、気を付けることを知ることができる

外国に行く時に強く意識しているのは「自分の国じゃないんだ、よそ者なんんだ」ということです。

郷に入っては郷に従えの言葉通り、郷に従うための、郷のルールを知ることができるのが他のガイドブックと違うところです。

日本では当たり前だと思っているマナーが行先の国では失礼な行為にあたる場合は、知らなかったじゃ済まないのです。チップ文化のない日本からチップ文化のある国へ行くと、とても気を遣いますが、現地の風習に従うことが海外旅行です。

地球の歩き方を読み込んで、マナーに関する所がでたら、どんなに細かい字で書かれていても目を通して理解をするようにしています。夜は歩いてはいけないエリアや、そもそも安全が確保されていないエリアというのが日本とは違って海外には平気であるのです。地球の歩き方を読むことは命を守ることにつながるのです。

その国の歴史や概略、宗教観を理解するうえでも地球の歩き方は便利です。
イスラム圏や社会主義の国といった日本とは全く異なる社会環境で、失礼な行為をしたら警察沙汰になりかねません。知らなかったじゃ済まされないのです。

余談ですが、個人的には「ありがとう」の現地での言葉を覚えて実際に使うようにしています。旅先国の言葉を覚えることは敬意を払うことだと思うんです。外国人が日本語で「ありがとう」って言ってくれたらホッコリするじゃないですか。

そういった遊びに行くんだけれど、真面目に理解しておかなければいけないことが載っていることも地球の歩き方を頼りにしているところです。

見落としがないかの確認ができる

海外へ行く際に個人旅行であれば、飛行機やホテルを自分で予約することになるので、予約する手間暇はかかるのですが、自分の希望と予算に合わせて自由に選ぶことができます。

目的地での滞在時間も、ツアーであれば決められたルートを決められた時間過ごすことになりますが、個人旅行であれば好きな所で好きなだけ滞在することができます。

このように個人旅行はツアー旅行よりも自由が利くのですが、持ち物や必要な手続きも全て自分でやらなければいけません。
渡航に際してビザの手続きは必要なのか、現地の空港からホテルまではどのような交通手段があるのか、そういった情報が一通りまとまっているのが地球の歩き方なのです。

他の海外雑誌よりページの横幅が狭いとはいえ、分厚さがそこそこあるので、はじめから終わりまで目を通しておけば、海外旅行で準備しなければいけないこと、考えておかなければいけないことというのは網羅できています。

他の海外旅行雑誌だと、どうしても観光地の良さを伝えたい感が強く、良いところばかりにページを割きがちです。ツアー旅行で行く分には困らないと思うのですが、旅行とはいえ、海外でサバイブしていくには情報の見落としが命取りになるので、事前に読んでおくことに越したことはないわけです。

ということで、地球の歩き方の魅力を書きました。初めての国へ海外旅行へ行く際、ぜひ、地球の歩き方を読んでみてください!

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