《印象2》見られ方も意識して変えてみよう

おう、待たせたな！
シシャモだ。手が空いてきたから戻ってきたぜ。

ああ、さっきまでの話を忘れちまってたら、
そこのマガジンからログを遡ってみてくれ。
オートログだから書き込まれてるはずだ。

お前さんの顔を見て話すのけっこう楽しくてな、
つい長話になっちまうな笑
それはお前さんの才能かもしれん。
話をちゃんと聞ける人間は、なかなかいないぞ？

さて、さっきは見た目を管理しようぜって話をしてたな。
いい表情じゃないか、早速実践ってわけだ！
それじゃあ、後半の話だ。

目に見えるものの見た目の話の延長だが、
一見して目に見えないもの、伝えようとしていないが伝わってる情報ってのもあるんだ。

お前さんが今どんな状態か？その情報は、
声やしぐさにも出るな。
感情や精神との連動もここは一番密だ。
元気か、健康か、怒っていたり、不安に感じていたり、やる気があるなしもだな。

声色で感情も伝わる。立派な情報だ。
目が笑ってるのに声は怒ってる、って怖えだろ？
女性にも男性にも、優しくな！

見られ方という意味では、
表面だけでなく行動にも出る。
いつも早起きで絶対に時間を守る人。
質問の回答が的確な人。
先回りして行動ができる人。
反対に、仕事や結果の納品が疎かな人。
レスポンスの遅い人。
忘れやすい、言い訳が多い、他人のせいにする、清潔感のなさやだらしなさ、なんかもそうだ。

そうだな、例えば…
周りの人への信頼と愛情が感じられる、自信に満ちた勇敢なリーダー。
服装には赤が入っていたり、背筋はピンとしていて、表情も穏やかだ。声も優しい声をしている。
だが、積み上げた経験からくる自信と正義感、目の前の人を信じようとする力のある目、約束を必ず守る人格。こういった情報が、その人をリーダー足らしめている。

いつも些細なことも気にかけてくれて、顔が曇ってりゃ声をかけてくれる、心の拠り所になりそうな癒しキャラ。
何もなくても挨拶や会話をよくするし、服装も淡い色味で統一されている。仕事の場合なら白の制服あたりだな。
気にかけた人には、必ずアフターもケアする。
必ず時間通りに、いつも決まった場所や人といる。

いつも勝気で煽ってくるが、大事なシーンではお互いに鼓舞し合い背中を押すようなライバル。
赤や黄色、あるいは青や黒などの原色系を好み、お前さんとは反対の色や性格。
怒鳴ったり強い言葉を吐いて人を傷つけるような言葉遣いだが、やってることは人助けや仲間を守る行動。
自信と万能感に満ちていて、不安や悲しみは一切見せない。本当は抱えてたりするんだがな。

常に堂々としていて、凛とした空気感があり、絶対的に信頼できる物腰の落ち着いた老師。
百戦錬磨を現実にしたような無駄のない動き。
的確な指導と、厳しさ。内側に見える成長を喜ぶ優しさ。
淡い色味や柔らかい生地で身を包み、人に危害も加えず過剰に身を守ることもしない。

これらは本人の人柄や性格だけでなく、
見た目や発している情報が周りに印象を与えている。
話してみれば実際は中身は違う、なんてのは、お前さんのパーティや仕事仲間でも思い当たることがあるだろう？

これを意識的に取り込み、
なりたい人物像に自分を寄せることで
自分自身にもイメージさせる。
そうすりゃ、その人物像として振る舞ってれば
いつの間にか身についていたりするもんさ。

細かくはお前さんがどうなりたいかを聞いてからにするか。今は余計なお世話かもしれんしな！

迷っちまったり、疲れちまったら、一度リセットして違う自分を演じてみな！
そん時ゃ、相談に乗るぜ。

おお、別のお客さんだ、
すまんな、ちょっと席を外すぜ。

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