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《ビジネス1》仮説と検証

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

調子はどうだ?
クエストの状況はだいぶ良いみたいだな!
だが少し煮え切らない顔をしているな。

なるほど、今のままでいいのか、何か新しいことにチャレンジしたほうがいいのか、
ってところか。
始めようにも何から手を付けたらいいか、どうしたらいいのか?って漠然とした悩みだな。
大丈夫だ、それはお前さんが成長して、次の課題への挑戦権を得たということだ。

単発のクエストをたくさん請けたり、一つのクエストを長くこなしていくのもいいが、
長期的に活動していくのであれば、自分でビジネスを始めるのも視野に入れるといい。

始めるといっても、難しいことじゃない。
今のクエストの延長だったり、もともと従事している仕事を引き継いだりしてもいい。
もちろんまったくの新規開拓でもOKだ。
俺も元エンジニアで、今は酒場のオーナー兼マスターだしな。

大切なのは、その活動を通して、相手に何を届けたいか。どんな状態にしたいか。
その将来のビジョンそのものに、人は魅力を感じて、援助したり消費したりしてくれる。

ビジョンを描くことが、お前さんの最初の仕事だ。
ビジネスは、今そこにない価値を、あるいは今よりももっと高い価値を、お前さんが提供することから始まる。

同じ商品でも、そこにストーリーがあるだけでまったく違うものに変わるから、
ビジネスは本当に面白いんだ。

この酒場も、俺自身の人助けや仲間の成長に貢献したい想いもあるし、
応援してくれている人や来てくれるお客様の色々な想いがあって、始まった場所だ。
それぞれの想いやストーリーが繋がり、新しい価値を生み出していくのが面白くてな。
そいつを親みたいな気持ちで見届けたいと思って、代表をしているってわけさ。

ビジネスを始めるきっかけは、巡り合わせや思い付きってこともある。
ただ、始めたい気持ちはあっても動けないって人もいるだろう。
ないものはいくら探してもない。
だったら、自分できっかけを作ったほうが早い。

その時に役に立つのが、仮説と検証だ。

ビジネスを始めるにしても、安定して続けていくにしても、こいつは大事な指針だ。

こうではないか?こうしたらもっと上手くいくか?と仮説を立て、
それを確認するために検証することが重要だ。

仮説を立てるところまでは、実は普段からよくやっている。
何かを想像したり、ワクワクすること、恐れを抱くことをイメージしたり、頭の中では無限に仮説を立てていることが多い。

違うのは、その仮説を行動に移したかどうかだ。
実際に行動に起こして、考えていたことが現実に起こるのかどうかを試してみる。

ここで大事なのが、すぐに諦めないことだ。
一回で上手くいくことなんてまずない。
やり方が違うのかもしれない。
条件が整っていないのかもしれない。
材料が足りないのかもしれない。

ここも仮説と検証の繰り返しだ。
そうして数々の実験を試みて、すべてが噛み合ったところで、結果が得られるだろう。

想像した結果と違うのであれば、それは新しい事実を知ったということだ。
過去の偉大な発明家や研究者のように、事実を把握し、考え、次へつなげていこう。
研磨され、徐々にお前さんのビジネスの形が出来上がってくるはずだ。

さぁ、ものは試しだ!
まずはそのコーヒーにうちの特製ハチミツを入れたらどうなるか、想像してみてくれ!
結果は、飲んでのお楽しみだ!

《基本スキル 仮説を立て検証する》


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