見出し画像

《人間関係2》大事なことは目を見て話せ

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

ほれ、いつものドリンクと付け合わせだ。

っと?どうした?何か話したいことでもあるか?
言いたいことがあるなら、ちゃんとこっちを向いてくれ。
さすがに俺は何年も何人も話し相手をしているから、なんとなく察知できるが、
伝えたいことはハッキリと自分で伝えられるほうがいいぞ。

目は口ほどに物を言う、と言うが、まさにその通りだ。
大切なことは目を見て話すといい。

特に、商談や契約、縁談。
想いを伝えて、その後のアクションに繋げる必要があるシーンこそ、真価を発揮するぞ。
相手にちゃんと伝わったかどうか、その後の反応はどうか。
本気で何かを伝えようとすればするほど、相手の一挙手一投足が気になるはずだ。
そして、相手は全身で答えを出してくれている。
その情報を余すことなくキャッチするためにも、しっかりと見届けることが大事だ。

ちなみに俺はプロポーズのときにこれをやっている。
結果はご覧の通りだ!ガハハ!
ドキドキしてそれどころじゃなかったが、相手の反応は今でもはっきりと覚えているぞ。

話を戻すが、目を見て話すとき、その見方も大事だ。
どのくらいの時間で、どのくらいの頻度で、タイミングはいつか。
など、技として取り入れられることは多い。

目を見る時間は会話全体の半分くらいでいいだろう。
意外と長いだろう?でもそのほうが、より親近感が増し、会話に深く入れるはずだ。

だからといって、ずっと眼光鋭く見続けるのは相手も委縮してしまうだろう。
1回あたりの見る時間は3秒以内でいい。それ以上は圧を感じるからな。

話す時に目を見続けないならどうするか?
目線を逸らすなら、顎のあたりがいいだろう。
変に胸元や肩や足を見ていると、相手はそこに何かあるのかな?とそっちのほうが気にかかってしまう。

ハッキリと伝えたい内容の時は、視線は泳がせない。
自信のなさや後ろめたさがある時に多い挙動だから、もし自分がそうなっていると気づいたならトレーニングで克服できる。

こちらから一方的に話すとき以外にも、合意をとるときや、話を聞く時に、
目を見てコミュニケーションを取ると意思疎通しやすい。
慣れてきたら、いろんなシーンでぜひ試してくれ。
目の奥を見て、届けぇぇぇー!!!ってな感じでな!

直接見ていなくても、視線を感じるとわかるくらい、目には力がある。

野生動物の世界では自分の生死にも関わっているからな。
本質的には、生物の本能なのかもしれないな。

本当に伝えたい話、大事な話は、ちゃんと目を見て話すんだぜ。
シシャモお兄さんさんとの約束だぞ!

《基本スキル 目を見て話す》


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?