新卒入社1年エントリ(前編) - Relic -
こんにちは、Relicでバックエンドエンジニアを担当しているカズです。
2022年4月に新卒第三期生として入社してから、あっという間の一年が経ちました。
本当に濃密で充実した一年でした。
この一年間で経験したことや成長したこと、Relicがどんな会社なのか、Relicで働く人がどのような経験をするのかについて振り返りを書いていきたいと思います。
みなさんにとって参考な記事になれば幸いです。
はじめに
Relicについて
大学・大学院でやっていたこと
大学・大学院では、新しい医療機器の開発に取り組んでいました。具体的には、外耳道(イヤホンを入れる耳の穴)から心臓の機能を計測するための医療機器を開発していました。この装置は、外耳道内圧を測定することで、心臓の機能を評価するものです。気になった方は、『外耳道内圧測定装置』で検索してみてください。
プログラミングとの出会い。そしてエンジニアを目指した理由
私はもともと医療機器の開発者を目指しており、前述したとおり、大学・大学院では新しい医療機器の開発に取り組んでいました。しかし、プログラミングとの出会いが私の人生を大きく変えました。
プログラミングとの出会いは、医療機器の開発の中で生体データを解析するためにプログラミングを使い始めたのがきっかけでした。それまでは、Excelなどのツールを用いてデータを解析していたため、データ数が多い場合は1週間かかることが当たり前でした。しかし、プログラミングでコードさえ組んでしまえば、1週間かかっていた解析がわずか30分で終わってしまいました。この瞬間、私はプログラミングなどのIT技術の可能性に感銘を受けました。
プログラミングに出会うまでは病気で困っている人を助けるために新しい医療機器の開発をしてその人達を助けたいと思ってました。
しかし、プログラミングを使えるようになれば病気で困っている人を助けるだけでなく、様々な分野で困っている人を支援することができるものを作ることができると思い、エンジニアになることを決意しました。
就活での軸について
エンジニアになる決意を固め、就活が始まった私は、どんな会社でエンジニアとして働きたいのかを真剣に考えていました。
その際、自分が大切にする軸として、以下の点を重視しました。
1つ目は、今までにないような新しいことにチャレンジできる環境かどうかです。
今までにない新しい医療機器の開発に取り組んだ経験から、新しいものを作ることは過去の事例がほとんどないため、文献や参考になるものが少なく、非常に困難であることを知っていました。しかし、情報が少ない中でも、教授や先輩とのディスカッションを通じて、トライアンドエラーを繰り返しながら、新しいものを作り上げていくことに楽しさややりがいを感じていました。そのため、新しいことに取り組み、挑戦できる環境があることは、私にとって非常に重要な軸の1つ目でした。
2つ目は生体データの解析でしかプログラミングをしたことのなかった自分がソフトウェアエンジニアとして成長出来る環境かどうかです。
当時私は、生体データの解析に限定されたプログラミングの経験しか持ち合わせておらず、そこからソフトウェアエンジニアとしてスキルを磨いていくための環境が必要だと感じていました。エンジニアとしてキャリアアップするための教育制度や研修制度があるのか、そして仕事に取り組む上での適切なフィードバックなどが、入社先の会社に備わっているかどうかを重視しました。自分が成長し続けられる環境であることが、自分にとっては重要な軸の2つ目でした。
そして3つ目は自分の描いたキャリアプランを進むことが出来そうな環境かどうかです。
確かにプログラミングなどのIT技術の可能性には感銘を受けていましたが、それらは単なる手段に過ぎず、プロダクトやサービスを創造するためのものだと考えていました。そのため、ただ依頼されたものを作るのではなく、IT技術を深く理解することでエンジニア目線で新しいプロダクトやサービスを作ることができる立場で働くことが出来そうかどうかも重要な軸の3つ目でした。
Relicに入社を決めた理由
Relicに入社を決めた理由は、自分が就活の軸として持っていた要素が、Relicで実現できると感じたからです。
Relicは新規事業を事業にしている会社であり、新しいことにチャレンジする文化があると感じました。スローガンの一部にある「挑戦者より挑戦する」という言葉から、Relicでは新規事業を作り上げるために挑戦するだけでなく、さらに高い目標に挑戦していることが伺えました。このような熱意ある文化があることで、自分自身も新しいことに臆することなくチャレンジすることができるのではないかと思いました。
また、Relicにはエンジニアとして働いている方々のバックグラウンドが多様であり、未経験で入社して活躍している方もいるということから、成長できる環境があると感じました。このような方々と一緒に働くことで、自分自身もより成長できると思いました。
また面接でIT技術は新しいプロダクトやサービスを実現するための一種の手段でしかないことに共感頂いたことも大きかったのかなと思います。
Relicでは、IT技術を手段として、最適なプロダクトやサービスを開発することが重要であると考えており、自分自身もこのようなプロダクト開発に携わる立場で働けることが魅力的でした。また、エンジニアからPMになっている方々も多く、IT技術を学んだあとも、それを生かして新しいプロダクトやサービスの開発に携わることができる立ち位置で働けることがとてもイメージできました。
これらのことが、私がRelicに入社を決めた理由です。
Relicに入社後の印象
入社前との印象の違い
入社前と入社後での印象の違いはほとんどありませんでした!
唯一感じるとしたら想像よりも遥かに挑戦することを応援していただける文化があり、新卒でも手を挙げると本当になんでも挑戦させて下さいました。
まさか想像を超えてくるとは思いもしませんでしたね笑笑
入社して感じたこと
入社前に内定者インターンをさせて頂いたのですが、自分自身の能力や知識が十分ではないことを自覚していました。しかし、Relicでのインターンシップは、自分にとって最高の成長機会となりました。
まず内定者インターン前の自分の状況は下記のような状況でした。
生体情報の解析でpythonを使ったプログラミングが少し出来た。(ライブラリを使って、単回帰分析や重回帰分析、簡単な機械学習が出来る程度)
某プログラミング学習サイトでHTML・CSS・Rubyの講座を一周行っていた。
某就職エージェントのサービスでRubyについて学んでいた。
ただwebについての知識はほとんどなく、基本的なCRUDの処理をトレースしながら作れるくらい
内定者インターンに参加する前には、いくつかの書籍を読んで、基礎的な知識を学びました。1週間に1回の1on1ミーティングでは、自分の進捗状況を確認し、分からない部分を聞く機会を提供してくれました。Relicの方々が、まだ入社前の私に対してここまでサポートしてくれるとは思いもしませんでした。この経験から、Relicは新しいメンバーの成長も大切にしていることを実感しました。
webの基礎的な知識を学んだ後、ついに内定者インターンが始まり、たくさんの経験を積むことができました。インターンでは、自社サービスのチームに配属され、1人のメンターが付いてくださり、手厚くサポートしていただきました。まだまだ技術力に不足がある自分は、1つのエラーに数時間、数日と時間を費やしていましたが、メンターの方から積極的に質問するように勧められたことを覚えています。その時、「調べずに聞くことは他人の時間を無駄にする。15分調べてもわからない時は必ず人に聞く。それをしないと自分の時間を無駄にする」という言葉を聞きました。この言葉を聞いて、質問することに対する意識の変化が生まれた瞬間でした。今でもまだまだわからないことを抱え込む癖はありますが、質問することに対する考え方は大きく変わったと思っています。
そして、内定者インターンを経て入社し、入社後も様々な経験を積むことができました。後述する「Relicの1年で経験したこと」で詳しく説明しますが、以下のことを経験しました
医療系新規サービスのバックエンドエンジニア
自社の不動産クラウドファンディングサイトのバックエンドエンジニア
若手エンジニア主導の勉強会の運営
島根拠点に立ち上げメンバーとしての参画
Ruby Word カンファレンススポンサーブースのブース設計
Ruby Word カンファレンス用のパンフレット作成のディレクション
島根拠点のエンジニア採用
カジュアル面談の主担当
一次面接の主担当
新卒向け会社説明会の担当
学校や就活イベントでの会社説明担当
入社1年で上記のようなことを経験しました。本当に自分から手を挙げて挑戦すれば、その挑戦をサポートしてもらえる文化が素晴らしいと感じています!
ちょっと書き疲れてしまったので下記の続きはまた今度!
Relicの1年で経験したこと
プロジェクトについて
島根拠点の立ち上げについて
技術スキルの向上について
振り返りと今後の展望
1年目を振り返って
今後の目標とキャリアパスについて
Relicでの次のステップについて
さいごに
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