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実際に成功・失敗したメンタルヘルスケア

どうも、FUUです。

いきなりですが、エンジニアって体調崩す人多くないですか?

そう言う私も、一度適応障害で路頭に迷った時期がありました。

そこで、いろいろ試したのですが、その中で効果的だった方法、失敗した方法をご紹介します。

今すぐ治る!と言う特効薬ではありませんが、今の充実した生活に繋がっていることは実感できています。

それでは、ご覧ください。

この記事が、悩んでいる方のメンタルを改善するきっかけになればと強く願っています。



実際に効果的だったメンタルヘルスケア


①速歩きのウォーキング

ストレスに一番効くのは「日光」と「運動」だと思っています。

日光浴によって「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されるらしいのですがが、かなり納得。

そして、ディスクワークで一番筋力が弱る部分は「脚」

ちょっと坂道を歩いただけで筋肉痛になるのはそのためだと思います。

その「日光浴」と「下半身の筋力アップ」を同時に叶えるのが「ウォーキング」です。

また、コードや仕様設計で煮詰まった時のウォーキングは、頭の整理にかなり役立ちます。

朝もしくは昼休憩に20分〜30分くらい歩くだけでも、かなり頭はスッキリします。

さらに、欲を言うといつもより速歩きを意識して欲しいです。

心拍数をちょっと上げることで、テンションアップや頭のスッキリ具合が違うので。

朝や昼の時間はダラダラしたいのは分かります。

それでも、まずは週2回くらいから初めて欲しいです。

②副業や本業以外のコミュニティ

メンタルが追い込まれている時は、「選択肢が無くなっている状態」が多いです。

「この仕事をクビになったらどうしよう」「自分なんて技術が足りない」

その状態から脱出するには、「選択肢が増えた」ことを認識する必要があります。

そして、「選択肢が増えた」ことを認識するには「副業」や「本業以外のコミュニティ」への参加がかなり有効です。

「この方法での稼ぎ方もある」とか「こんな価値観で仕事している人もいるんだ。」

と実感することで、視野はかなり広がると思います。

しかし、「趣味を見つける」方法は私にとってあまり効果はなかったです。。。

確かに一時的に人生の視野を広げることはできましたが、収入が絡んでいないとやはり不安に狩られてしまった感じです。

副業や仕事以外のコミュニティで成果を出さないといけない訳ではありません。

本業以外のコミュニティに参加して、ちょっとだけ仕事以外の価値観に触れるだけでも十分選択肢は増えます。

③仕事中の雑談

仕事で追い込まれている時、私は全員が敵に見えていました。

「これっていつ終わるんですか?」と言う質問や

仕様設計のレビュー。納期直前のバグ発生。

そのことが度重なり、ついに社内の人とはミーティング以外で話さなくなった経験があります。

こうなると、さらに1人仕事に。

この問題解決の一歩目は「雑談」です。

上司や同僚と仕事の進捗報告や質問前にちょっとした雑談を含めると、門が開いたように一気に話しやすくなることが多いです。

しかし、どうしても無理な人はしょうがないです。その人から逃げよう。

今は、職場では1on1と言って、開発メンバー同士1体1で雑談する時間を設けています。

これが、仕事もお互い頼みやすくなると言うことで、開発メンバーからもかなり好評でした。

人間関係で悩むことも多いけど、悩みを解決するのも人です。

まずは、出勤時や昼休みに雑談をしてみましょう。

④不安要素を紙に書く

タスクが重なったり、納期が迫ったりすると、不安要素が溜まってきます。

溜まるだけなら良いですが、同じ不安を何度も思い出してまた悩むことも。

いわゆる「不安のループ処理」みたいな感じですね。

人の脳はそんなに一気に処理できないから、急遽別の大きな悩みが発生すると一気に503エラーになっちゃいます。

その、「不安のループ処理」を一旦スキップさせるには不安要素を紙に書くことが効果的です。

メモ帳でもノートでも良いのでとにかく書く。思いつく不安要素は書く。

すると、ほとんどの場合、予想以上に悩みが少ないことに気づいてきます。

それが、不安のループ処理を抜けた状態です。

あとは、自分の体と相談してすぐに解決するか、放置するか決めるステップへ進みましょう。そこは自由に決めていいと思います。

まずは、紙に書いて不安の数を把握する。

この1歩はかなり大きいです。

⑤早寝

気が病んできたら真っ先に睡眠時間を優先して欲しいです。

そのためには、「早寝」を意識することはかなり重要。

私自身、一時期は副業もゴリゴリやっていて、睡眠時間も1週間平均で5時間くらいでした。

本業が余裕ある状態だったらそれでも良いのですが、本業がキツくなるとあっさりと体調を崩します。

実際、本業が繁忙期になると何度も体調を崩しました。

それが何度も続くと、本業にも支障が出るようになります。

経験上、「自分ってなんでこんなに頑張ってるんだろう」と考え始めたらまず早く寝た方がいいです。

早寝に加えて「早起き」も良いと聞きますが、そもそも早起きが不得意な人は「早寝遅起き」の方が良いと思います。

一気に難易度が上がっちゃうので。

メンタルが疲れたらシンプルに体を休める。

エンジニアにもこれは共通していると思います。

失敗したメンタルヘルスケア


①飲み会

ストレス発散と言ったら飲み会のイメージがありますが、メンタルが回復すると言う視点では微妙です。

確かに、飲み会は楽しいけど「依存性」があります。

仲間とワイワイ飲むのは確かに楽しいです。

でも、「飲まないとやってられない」となったら話は別。

そして、経験上厄介なのが、お酒・散財の量とストレス量は比例することなんですよね。

2年ほど前、本業も追い込まれており、副業で稼げた時に毎週飲み会に行っていたのですが、かなりお金を使っていました。

まるで、飲み会の目的が「いかにお金を使うか」になっていたかもしれません。

飲み会の目的がストレス発散だと、ストレス発散のためにお酒を飲むし、お金を使いやすくなると思います。

それを踏まえて「飲み会は依存しない程度に」を心掛けると良いかもしれません。

②プロジェクトを持ち帰る

大好きな仕事ならそれでいいですが、マイナス要素が含まれるタスクは、なるべく職場に置いておいた方が良いです。

例えば「終わらないから持ち帰って仕事する」

これは、努力がマイナス方向に働いている代表例です。

そして状態的には、仕事は進むけど、仕事場ほど進まない。しかし、家に仕事を持ち込むことによってメンタルはかなり削れる。と言う状態になります。

つまりこれって、仕事に対してのメンタルの犠牲が大きすぎる状態です。

実際に、私は終わらない設計段階のプロジェクト資料を持ち帰って、設計書を書いてました。

その時なら必死で気づきませんが、今思うと「かなりメンタルすり減らしていたなぁ」と思います。

今でも、プライベートで設計書やコードを書きますが、自分のビジネスや給料アップに繋がる勉強しかしていません。

プライベートで仕事をすることは、予想以上にストレスがかかることです。

そのため、出来るだけプライベートでも仕事をする時は、プライベートの時間を使ってでもやりたい仕事をして欲しいです。

確かに、仕事が多い時は持ち帰って仕事をしたくなります。

でも、終わらないと判断して日程調整をしたらなんとかなる場合が多いのも事実です。

なんともならない場合は、正直会社がおかしいと思います。

とにかく、自分がしたくない仕事にメンタルを使うことに対して敏感になりましょう。

③SNS

仕事で落ち込んだ時や忙しい時、寝る前のSNSが楽しみになってきます。

しかし、最近では芸能人のスキャンダルや衝撃的な動画が最近増えたせいか、SNSを見てストレスが溜まるようになってきました。

かと言って、情報を選定して役立つ情報を見つけようにも意外と体力を使います。

そして私の場合ですが、ストレスが溜まっている時ほどネットサーフィンが長くなり、夜更かししやすくなっていました。

私の考えですが、メンタルケアで大切なことは「自分」に目を向けることだと思います。

SNSによって自分の外の情報に目を向ける場合は、少し心に余裕がある時がいいかもしれません。

自分の状態に敏感になるべき

今まで実行してきたメンタルヘルスの方法を紹介してきたが、とにかく大切なことが

自分の状態に敏感になる

ことだと思います。

人は、仕事に集中しすぎたり、心に余裕が無くなったりすると、ナチュラルに自分のメンタルを削る生き物です。

特に、コードを書いて一日中考え込んでいると、今のメンタル状態に鈍感になってしまいます。

だからこそ、この記事をきっかけに自分について関心を持ってほしいです。

メンタルヘルスは治療より予防!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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