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天然と毒舌

いわゆる空気の読めない人

中学生のとき天然、毒舌キャラだった。
場にそぐわない行動、発言をしてしまったり無自覚でボケてるから天然ボケ。
突飛な発言がちょっと鋭かったり強かったりしたから毒舌。
マイペースに自分のしたいこと、言いたいことを優先した結果だと思う。
定期テストで学年一位だったり運動部に所属してさっぱりした性格だったから当時は周りが自分を認めてくれる、自分も自身の出す結果に満足でき、自信があった。
だから人から天然、なんか変わってると言われることがあっても気にならなかったし、漠然と自分は優れている、なんて思ってた。

環境が変わり、高校生でやっと気づけた。
自分は凡人だし、自分の言動は未熟だった。
そこからは自分が自我を出すとろくなことがないと思っているから集団でいるときは極力周りに合わせるようにしてる。
だから自分の意見を言える点では大人数より少数の方が好き。
人数が増えるほど相手の感情を把握しきれない。
それぞれが今何を思っているのか、不快になっていないか、それ以上に私は楽しめているか、
なんだか疲れてしまう。
でも自分は快楽主義だから目の前の今やっていることに神経をそそぎ、それをどうしたら楽しめるか工夫する。
大勢でいても、自分がやりたいように楽しめる余白がほしい。
だから、働いている場でも、全てを指示通りに動かされると萎えてしまう。
与えられた課題に対してどう向き合うかは自由にさせてほしい。あまり口出さないでほしい。
今は研修の立場だから、とても従順で必ずお伺いを立てるし、謙虚に振る舞いつつも意欲は見せている。
これが慣れてきたらどうなるだろう。
仲間意識が強まると、自分の場合、対等でありたくなってしまう。
上司なのだから、対等なわけはない。
でも、いつまでも丁寧に立てているより少しくだけたくなってしまう。
自分の雑さが無礼になってしまったら、と思うとこわい。
私がしたいようにしたい、の程度を間違えないようにしたい。
今までの経験上、人間関係が良好なうちは気持ちよく働けていた。
これから長い付き合いになっていく先輩たち、
今後悪いところも知られてしまう
それでも仕事だから関わってくれる。
鈍感にならないように。
人の好意に敏感であれるように。
ちゃんと感謝の心を持てる人であるように。

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