本当に体験した怖い話#6「滝」
皆様こんにちは。早いもので怖い話シリーズも第6弾になりました。
意外と体験談って思い出せるものだなと自分で関心しております。
さて、
鹿児島での怖い話しもしてみようかなと思います。
鹿児島で体験した怖い話
鹿児島の山の方に行くと、「郡山」(こおりやま)という地域があります。
そこには天狗の話やカッパの話、隠れ念仏の話や洞窟など、私にとって興味深い場所が沢山あります。(ミステリーにはもってこいの穴場です)
また、景色が良いところが多く、ドライブにも最適。
私の住んでいる所からは車で大体1時間くらい。
そこまで遠くもないのでちょっと遊びに出かけるにはちょうどいいドライブスポットとなっていました。
とある休日。私はいつものように郡山へ向かいます。
山々に囲まれ、田畑が広がる地域に、
ぽつんと、そんなに大きくはない滝があります。
私はその滝を眺めるのが好きでした。
・・・あの日は一人で夜、滝を眺めていた時のことです。
パシャパシャパシャ・・・・
ドドドドド・・・
滝と水の音が心地よく、心が落ち着いていくのを感じていると、
対岸(100メートルないくらい)で、髪の長い女性がこちらを向いて立っていました。
・・・この人も滝を見に来たのかな・・・?
私は大した疑問も持たず、気にしないでいました。
・・・・・・ふいに、睡魔が襲います。
・・・・コックリ・・・コックリ・・・
・・・!?
ハッと気がついたとき、彼女は居なくなっていました。
あれ・・?帰ったのかな・・?
どうやって・・・?民家はこの辺遠いし・・・
あれ?そういえば車の音しなかったな・・・。
どうやって来たんだろ・・・?
色々な疑問が浮かびましたがちょっと怖くなって、帰ろうかと思った時、
女性が・・・滝の中間辺りに浮かんでいました・・・。
心臓が弾けそうなくらい波打っています。
滝と水の音がいつの間にか聞こえなくなっていました。
彼女はジッと私を見ているように思えました。
さっきまでの眠気は飛び、その場から動けなくなりました。
なんとか動いて、車に戻ろうと、車の置いてある方へ振り向きました。
振り向いた瞬間・・・
「どわぁ!」
おそらく言葉にはなってない声が出ました。
私の車のすぐそばに、女性が立っていたのです。
震えが止まりませんでした。
しかし、動くことは封じられたように、ぴくりともできません。
・・・・・・
気の遠くなるような時間が経ったように感じました。
「チガウ・・・・・・」
ポツリと言ったように聞こえました。
・・・・・・気がついたら女性は消えていました。
夢でも幻でもない女性・・・
私は、誰と間違われたのでしょう・・・。
そして・・・女性の待っている人は現れるのでしょうか。
現れた場合・・・何が起きるんでしょう・・・。
日々、群山で何か起こってないかニュースをチェックしてしまいます・・・。
おわり・・・?
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