本当に体験した怖い話#9-1「僕と出会った座敷童」
「僕と出会った座敷童」
怖い話シリーズも9弾となります。
私の体験談、全て実話になりますがとりとめのない文章、お読みくださってありがとうございます。
さて、今回の「怖い話」こちらは私が高校の時の話になります。
導入
今から20年ほど前の話になります。
私はとあるスーパーでバイトをしていました。
品出し担当ということで、届いた荷物荷受け・検品・整理をし、店頭や倉庫に入れたりしてました。
古くからある地元のスーパーで、常連の方に愛されている、何でもないスーパーでした。
そんなに難しい仕事でも無かったですし、入って2~3ヶ月もすると仕事も覚え、最初は先輩やパートのおば様について回っていたのですが一人で動き回る事も増えてきました。
店内はそう広くなかったので、場所を覚えるのは時間は必要ではなかったのです。
何気ないスーパーでのアルバイト業務。そんな毎日でした。そんなある日の事です。
倉庫の方から
『ポーン』
『ポーン』
と何かが跳ねる音が聞こえて来ました。
…?
誰かいるのかな?
音は倉庫の一番奥から聞こえてきます。リズミカルに何かが跳ねる音。
…?
その時はあまり気に止めていなかったので、普通に仕事をしていたんですが…
『♪♪♪♪』
跳ねる音に合わせて別の音が聞こえてきました。
音に合わせて聞こえる別の音は童歌?のようで、リズミカルになる音に合わせて歌っているようでした。
…?誰か子どもが入り込んでるのかな??
夕方から夜にかけてのバイトでしたので他のアルバイト生も人数は少なく、倉庫も搬入口すぐそばでしたので、入りたい放題ではありました。
・・・変なヤンキーとかだったら嫌だなぁ・・・。そう思いながら私は倉庫の奥に入って行きました。
すると…
おかっぱで、古いモンペのような物を着た女の子がボールで遊んでいるようでした。身長は100~120センチくらい、小学1年生くらいでしょうか。
女の子は私に気が付いたようで振り返ります。
・・・・・・・・・
一瞬目が合いましたがそんなに興味がなかったのか、今度は無言のままボールをついて遊びだしました。
この時、私はそれ以前にも色々と経験してきた事もあって
あぁ…普通の子じゃないな…直感で気づきました。
まぁ モンペの格好をしてこんな時間にでスーパーの倉庫にいるってだけでも普通じゃないですが。
私は声を掛けませんでした。
何も見なかった事にしてゆっくりと振り返り、仕事に戻ろうとしました。
すると…
つづく
※続きはブログ「お気楽観劇、ゆるゆる読書」にて書いてあります。よろしければそちらをご覧ください。
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