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コミュニケーションの責任

2022年8月から Engagement Run! Academy に参加している、NRI横山です。
草野球が大好きな、新米チームリーダーです。
今回は、私が普段から何かを伝えるときに心がけていることを共有します。

特集クラスの「組織力を高める「伝える」から「伝わる」への進化〜「相手に伝わる」責任〜」を受講して、その大切さを再認識することになりました。4月に再登場しますので、興味のある方はぜひ受講してみてください。

組織力を高める「伝える」から「伝わる」への進化〜「相手に伝わる」責任〜

「伝わったこと」が「伝えたこと」

私が社会人1年目のとき、上司によく言われた言葉があります。

「相手に「伝わったこと」が、横山が相手に「伝えたこと」だよ。」

主に1対1のコミュニケーション(顧客との認識合わせ、上司への報告、部下への指示など)の中で、「そういうつもりじゃなかった」とか「いや、それ言ったじゃーん」となることはないでしょうか。私もよくあります。。

このようなすれ違いが発生したとき、それまでの私は、「メールのこの部分に書いてあるじゃん」とか「正式な会議の場で伝えたんだから、理解していない相手が悪いのでは?」などと思っていたりもしました。

この言葉を意識してからは、まずは「伝わらなかった」事実を受け止めて、どうすれば自分が「伝えたいこと」を相手に「伝えること」ができたのか、仮説を立てたり、相手からフィードバックをもらって「伝え方」を振り返るよう心がけています。

もちろんイラッとすることもありますが、自分も誰も幸せにならないので、グッと堪えて、次のこと(振り返り)を考えるようにしています。

たとえ、相手に非があると感じても

重要な会議で居眠りをしていたり、事前に読むべき資料を読まずにその場に臨んだり、分かっていないのに「分かりました」と言ったり・・、自分からすると受け取り側に非があるように感じることがあるかもしれません。
そんなときは、逆の立場で考えてみるとよいでしょう。

会議が単調で眠くなってしまったり、事前資料の量が多い割に時間の猶予がなかったり、今の説明が分かったから「分かった」と言ったのに会議全体の内容を完全に理解しているように扱われたり・・。
逆の立場で想像すると、「あれ?伝え方がまずかったかな?」と感じる部分があるかもしれませんね。

相手の受け取る姿勢ができていなかったのであれば、それは、受け取る姿勢にできなかった、自分(伝える側)にも責任があることをまず意識してみましょう。

自分の成長のために

責任と言いましたが、責任を追及するという意味ではなく、伝える側の工夫次第で、相手に「伝わる」精度が向上する、という心がけのお話です。
実際は、そんなに単純な話ではなく、お互い様なことが多いので、誰が悪いとか言っても仕方ありません。

あなたの「ひと工夫」は、ときに「相手への敬意や配慮」として受け取る側にも伝わります。相手との関係性を高めるためにも、より良いコミュニケーションを探究していきましょう。
私も、少しでもみなさんの背中を押せるような「伝え方」を意識して、これからもアウトプットしていきたいと思います。


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