スコアが低いことは問題ではない
EngagementRUN!に、2021年10月から参加しているDNP(大日本印刷)の立野です。
会社では、Engagement向上のなんとなーく推進役ですが、価値創造推進本部というところに所属しています。
スコアが高い組織って・・・・
スコアが高い=なんとなく関係性がよいチームだろうと推測されて、その秘密はなんだろう?と思うことって多いかと。
私も、、ちょうど、RUNに入会したころ、社内で取材、ヒアリングして、暗黙知を形式知化していこうという動きを行いました。
まず、スコアの高いところを取材して、皆さん口を揃えておっしゃるのは、「いやいや、特別なことなんてしてないですよー、ホントに」という返答でしたね。
色々と問いをしていくと、わかったこと
◆チームのビジョンが明確!
◆マネージャーの部下への感謝、称賛、承認がなされていること。大切にされていること。
◆チームメンバー同士の信頼関係がなされており、他者貢献の意識が高いこと
かなーって。
まあ、こういうGOODチームの考え方や取り組みを、他の組織に参考にしてほしいと思ったのですが「自分の組織は違うんだよなー」とかとか、いろんな組織が、自分事化していくには、ハードルがあります。。。
では、いまいち、スコアの低い組織には、どういうアプローチをしていくか?
スコアは通知表や試験結果ではない・・・
私が思うに、まずもって、メッセージを繰り返すことです。
「スコアの良し悪しではない、スコアに一喜一憂しない」ということは、口酸っぱく伝えてきたので、多くの社員が理解しているのですが、やはり、偏差値教育などで育ってきた我々は通知表のように捉えるんですね。
自分が赤点とった感覚?チームが赤点とった感覚?
親が「うちの息子はダメだなー」と思う感覚???
そして、「こんなサーベイで何がわかるんだ!」と開き直る方(「オレはしっかりやっているよ!」の思い込みマネージャー、経営幹部層)もいるでしょうね。
そこで再度発信しているメッセージは、
スコアが低いことは、問題ではない。
スコアが低いこと自体は問題ではない。
チーム各人が評価する、主観の集まりのサーベイなので、全員が課題感を感じていることがスコアに表れているだけである。
よって、スコアが低いことは問題ではない。
何もしないこと、
つまりはその各人の主観にもとづいたスコアをベースに対話しないこと、
みんなが課題を感じているのに、
何もしようと思わないということは問題であると。
(ちょっと、生意気ですか?わたし?)
このあたり、対話の仕方などのナレーション動画もつくったのですが・・・まだまだ先は長そうです。。。。
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