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英検1級受験のおすすめ勉強法

英語に触れる機会を作りたいけど、そんなに時間も取れない、、だけど英語力も向上させたい。そんな方には、英検1級がおすすめです。そんな英検1級向けの勉強法をご紹介していきます。

英検1級の概要

  • 年間3回(5月~7月、10月~11月、1月~3月)

  • 1級10,700円

  • 7割程度の正答率で合格

  • 筆記試験:リーディング・ライティング・リスニング130分

  • 面接試験:10分程度

  • 資格の失効無し

留学や海外就職に利用出来ることが少ない資格で、海外での実用性には乏しいですが、日本での知名度は抜群です。TOEICは点数の有効期限がありますが、英検は資格が失効しないことも、特徴の一つかと思います。

合格には、準1級合格から500~600時間の勉強が必要と言われています。ただ、英語力が既にある程度ある方にはそこまで必要なく、30時間くらいの勉強で受かります。

英検1級の特徴

英検1級で特に難しいポイントは、語彙とスピーキングの2つです。

語彙

まず、語彙に関しては、正直あまり日常生活では出てこない単語が当たり前に出題されます。ニュースとか新聞でたまに見るかな、、?というレベルです。なので、ここに関しては、ある程度英語力に自信のある人でも勉強が必要かと思います。例えば、、

  • Vex:怒らせる

  • Coronation:戴冠式

  • Floric:戯れる などなど

個人的には「聞いたことも、見たこともない、、」という単語が3割くらいありました。なので、そこは覚えるしかないという領域です。

また、名詞や形容詞で知っているような単語の派生語も頻出です。こうした単語に関しては、元々知っている単語からの意味の類推が出来ることが重要になってきます。

  • Disgraceful:恥ずかしい

  • Righteousness:正義

  • Ingratitude:恩知らず

スピーキング

次に、スピーキングです。スピーキングの形式は、こちらです。

  • 時間:10分

  • 入室後の自由会話

  • スピーチテーマ選択

  • テーマに沿ったスピーチ2分

  • それに対してのQ&A

スピーキングの難しさは、スピーチテーマが難しいことです。環境問題、あるいは外交や経済についてなど、日常会話とはかけ離れた話題が出題されます。なので、ある程度その分野での専門用語や、世界情勢についての知識があることを求められます。

おすすめの勉強法

語彙

単語については、通勤中や携帯をいじっている間にでもできるアプリがおすすめです。私が受験するときには、mikanというアプリを利用していました。課金が必要ですが、実践演習も可能なので、重宝していました。探してみると、いくつか英検1級向けのアプリが出てきますので、自分の勉強スタイルに合うものを選んで頂ければと思います。

難関の単語については、一度で全部覚えようとしないで、「見たことある」状態にすべく、まずはざっと見て覚えてしまうのが良いと思います。mikanなどで繰り返し単語問題を解いて、刷り込むようにしていくと覚えていきます。

ちなみに、この英検対策で一度見ておくと、ニュースなのか仕事なのか分かりませんが、次にその単語に出会う時には「あっ、見たことある」という風に二次記憶ができ、次第に定着していきます。

スピーキング

スピーキングは、色んな時事問題に触れてみることをおすすめします。英語は喋れるけど、いざ面接本番では喋る内容がない、ということにならないように、色んな話題の引き出しを持っておくことが役に立ちます。これは、英検対策だからということではなく、一般教養としても勉強になるのではないかと思います。

また、2分間も話し続ける練習は、そもそものスピーキング力の向上に繋がります。トピックは何でもいいので、独り言で喋り続けるという練習をしてください。その内、脳が英語脳になります。

最後に

英検1級というとハードル高そうに感じますが、英語がある程度できる人に取っては、丁度よい腕試しの資格かと思いますので、是非チャレンジしてみて下さい。


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