582色との戦い。
私事ですが、近視でいつも眼鏡をかけています。おっさん歴もまぁまぁ長い年齢ですけど、老眼鏡は持ってません。近くを見るときは、眼鏡を外して裸眼で見ます。
ちょいちょい眼鏡がどっかに行きます。視力0.08程度なのでもっそ困ります。。。ひたすら掛けたり外したり、近眼と老眼の戦い。
先日、新しく仕入れた革に合う色のファスナーを注文するために、この色見本帳とにらめっこしておりました。中には582色のファスナーテープが潜んでいます。
ファスナーは鞄、財布、小物、洋服などなど、いろんなモノに使用されますよね。私は革を扱いますが、布やらナイロンやらの生地など、素材にはいろんな色がありますよね。そんな素材にどんなファスナーテープの色を合わせるか? それに従いファスナーテープにもたくさんの色があります。製作の際に色合わせするための色見本帳がコレです。それにしても、この色数…有り難すぎる。。。
観音開き式と申しましょうか… 真ん中から両側に1回、さらに両側に2回、3回、パタパタと開きます。この見本帳を開くと"壮大なパノラマ"が広がるので… 縦の画像にて、存分に奥行きをお楽しみくださいませ。
このパノラマは、過去スペイン在住時にマドリッドにある美術館"Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía"… 長いな…
ならば日本語で"そふぃあおうひげいじゅつせんたー"… まだ、これも長いな。
"ソフィア王妃芸術センター"コレなら読みやすいか。。。そこで見た有名な絵画"ピカソのゲルニカ"を思い出させます。ちょっと言ってみたかった。。。
まず、自然光の下で見て、部屋の灯りの下で見たり… それぞれのファスナーテープに革を乗せて色がどう見えるか、コンビネーション含め確認します。
革との近似色、または数色の革に使える色などを検討しながら選ぶので、結構時間がかかります。最終、自然光の下で見て決めます。
なんやもうわからん… 一回休憩。。。
上で紹介したのは、ファスナーパーツのファスナーテープです。私はメタルファスナーを使っており、ファスナーを開けたり、閉じたりする時のエレメント(真ん中の噛み合うパーツ)も色々なタイプ、メッキカラーも数種類あります。
左上と真ん中は5号サイズ、右下は3号サイズです。
私の場合、品質に定評のあるエレメントの１つ１つを入念に磨きをかけた、最高級ファスナーと言われる"EXCELLA"を使用しています。基本、YKK取り寄せ品なので、見本帳で色を確認して、エレメントの色を決めて代理店にm単位で注文。製作物によって長さを切って仕立てますのでファスナーチェーンでの注文です。納期は約3週間から1ヶ月ぐらいです。YKKのEXCELLAは、もっそええやつやから、ちょっと高いやつと覚えておいて下されば。w
ではまた、¡Hasta luego!
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