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2019.10.27いわて盛岡シティマラソン

2019年10月27日(日)、いわて盛岡シティマラソン2019を走ってきた。東北の県庁所在地で開催される初のフルマラソンらしい。第1回大会、と思って行ったが、大会名に「第1回」は入っていなかった。今後の検討事項なのか?
ランとは違うコミュニティの友達が盛岡在住で、昨年の秋に彼女を訪ねに岩手旅行が企画されたときに参加出来ず、涙をのんだので、いわて盛岡シティマラソンの開催が決まった時に、これだ!、と即座に申し込み。そうしたら、盛岡の友達もご夫婦でペアラン(2.5㎞)に申し込み、昨年岩手旅行に行った仲間のうち1人(大会は出たことないが、一人で走っている)がファンラン(8.8km)に申し込み、1人は走らないけれど応援に行く!、と同行。観光効果の高い地方マラソンである。
ゼッケンは事前送付で、前日盛岡入りは必須ではないが、フルマラソンは9時スタートなので、ある程度遠方の人はやはり前泊前提。エキスポ会場は、タカヤアリーナという、盛岡駅から2キロ位の運動施設。駅から送迎バスあり。午前中のうちに友達と3人で盛岡入り。盛岡在住の友人の出迎えを受け、荷物をホテルに預けてからまず冷麺と焼き肉を食べ、バスでタカヤアリーナへ。外に飲食の出店とステージ、アリーナ内に協賛企業のブース、参加賞の引換。参加賞はフルマラソンとファンランがTシャツ(黄緑色・半袖)、ペアランがタオル。ファンランは他に大会ロゴの入ったゼッケン留め。ゼッケン留め実用的でいいじゃん、と思ったら、当初ファンランとペアランの参加者にも渡される予定だった完走メダルがなくなってしまったらしい。予定として明記されていたメダルが配られなかったことで、大会評価の評点が落ちる結果となっていた。エキスポ参加ブースはそんなに多くなく(地方の第1回大会として普通の規模では)、あっという間に回れてしまったので、友達が自宅に車を取りに行っている間にバスで駅前に戻り、駅で買い物したり、光原社の辺りで宮沢賢治的なものを見て回ったりして(初盛岡なので、何を見ても面白いし、宮沢賢治ラヴな気持ちが盛り上がる)、友達が車でやってきてから小岩井農場へ。小岩井に向かう方面に、マラソンの折り返し地点となる御所湖があるよ、と言われ、高低差を意識したり。小岩井農場の先に岩手山があるのだが、曇っていて、山頂が見えない。小岩井農場でずっと山の方を見ていたら、一瞬だけ山頂が見えた瞬間があった。紅葉が進んでいて、街中でも小岩井農場でも、赤や黄色の木々が美しかった。
盛岡の名物はわんこそばとか、蕎麦がメインだが、マラソンの前日はうどんかな、と言って、調べて小泉うどん店というところに連れて行って貰う。普通の住宅の中で営業しているような、アットホームなお店で、北上川上流の、車でないと行けない場所だったけれど、安くて美味しくて、よいカーボローディングになった。
ホテルに戻って早目就寝。

当日朝は6時起床。ホテルの朝食はふだんは6:30からなのを6:00からに前倒ししてくれていて、別に6時に食べる必要はないが、6時半に下に降りた時に、行列しないですぐ食べられたのはよかった。宿泊施設までマラソンに協力的。
スタート地点はフルマラソン・ファンラン・ペアランすべて岩手大学。盛岡駅から2キロちょっと。駅前のホテルだったので、送迎バスに乗ろうかと思っていたが、バスの発着場が駅の反対側なので、わざわざそこまで行って混んでるバスに揉まれるよりは歩いたほうが楽そうだな、と思って歩いて岩手大学へ。途中で大会に出ることを聞いていたラン友にも会えたし、岩手大学の中で農学校の古い建物を見たり、宮沢賢治像を見つけたりして、楽しく歩けたので、歩いて正解。スタートゲート前で写真撮ったりして、その後、近くの仮設トイレへ。男女分けされていて、女子は少なかったこともあり、待ち時間0でトイレ使えた。大会レポによると、トイレが少ない、というクレームが結構あったが、7:30過ぎのA~Bブロック脇の広場のトイレは結構すいていた。C~Dブロックの向こうにグラウンドがあって、そこでアップしている人が結構いたが、そこのトイレは少し混んでいたかも。そこからスタートゲートへ戻る途中に荷物預けのトラック。荷物預け袋(ゼッケンと一緒に郵送されてきていた)は、他の都市型マラソンと同じ形状だったが、通常、袋に貼るシールが同封されているところ、いわて盛岡シティマラソンは、ゼッケンの端に荷物札が印刷されていて、ゼッケンから切り離してビニタイで袋に括り付けるという今まで見たことのない方式だった。こんな荷物札、ちぎれて取れちゃったら自分の袋がどれかわからなくなっちゃうよ、となんか不安で、前夜に夢に出てうなされたが(笑)、トラックの前に行ったら、ゼッケン番号毎の棚が細かく分かれていて、そこに結構そっと載せて行ったので、タグがちぎれる心配はないかな、と安心(もっとぼんぼんかごの中に袋を放り込む大会もある)(しかし、ファンランの方では荷物管理があまり徹底されておらず、実際にタグが取れるトラブルも発生していたらしい)。

8:30過ぎにスタートブロックに入る。一応8:40でブロックのゲート閉鎖というタイムスケジュールだったが、トイレとかで時間のかかっている人もいた模様。混乱はなかったか? スタートゲートの上で、河童に扮した女の子がMCとなって開会式。盛岡市長、岩手県知事挨拶、大会ゲストの神野大地、石田純一の挨拶、その他のゲスト(神野大地、設楽悠太、川内優輝のそっくり芸人さんたち、みんなクオリティ高いけど、川内そっくりのM高史さんはちょっと太った?)の紹介など。アンバサダーの六串しずかさんは初フルマラソン(ぎりぎりで完走したらしい)。制限時間は6時間。神野大地がマラソンに絶好の天気、と言った。暑くなく寒くない、気持ちいい曇天。半そでTシャツにアームカバー(手袋はなし)、短パン(タイツなし)。タイツは履くか履かないか迷っていたのだが、そもそも持ってくるのを忘れたのだった。

Aブロックの真ん中より少し前辺りでスタート。スタートラインまで13秒。柄になく、なんだかドキドキして、最初は胸が苦しい気分。混雑はなかったが(前の方でスタートしているので、みんな速く走っていて、邪魔になるランナーがいない)スピードが上がらない感じ。数百メートルで煉瓦のゲートを出て右折して一般道へ。沿道にバンカラな感じの応援団が並んでいたり、農業まつりアピールの着ぐるみがいたり。緩い高架でJRの線路を越え、市の中心部へ進む。くねくねと道を曲がって、2キロ過ぎで最初の給水エイドがあり、その脇に石割桜。すげー、本当に大きな石の真ん中から木が生えている! それから岩手県庁、T字路の正面に盛岡市役所。右折して進み、もう一度角を曲がると(ここは盛岡城跡公園だったのだが、走りながら全然わからなかった)、あ、旧岩手銀行本店だ! あんまり市内観光が出来なかったので、岩手銀行もこの時一瞬見ただけで終わってしまった(また来るよ)。岩手護国神社の前に山車が2台ほど出ていた。雨にならなくてよかった。神社の先で曲がって、これまでより狭い、商店街の中の道に入る。応援の人が多い。ここまで応援の人はそこそこいたが、富山マラソンのように、学校を登校日にして、総出で応援、みたいなむりくりの応援ではない。初の大会なので、応援の人の様子がういういしい(派手な応援幕とはあまり見なかった)。また、同日に富山、金沢、水戸、大井川でフルマラソンの大会があったせいか、ランニングクラブぐるみの応援、みたいのはあまりなかった印象。
道が細くなって、ランナーの密度が高くなったが、前方にやけに人がいっぱいいるな、と思ったら、それは3時間30分ペーサーと、それについて走っている人たちだった。大会要項をちゃんと見ていなかったので、今日はペーサーはいないのかな、と思っていたが、折り返し等で確認した感じだと、3時間、3時間30分、4時間、5時間のペーサーがいた模様(4時間30分はいたのかいなかったのか確認できず)。いつもなら、勢いで3時間30分ペーサーを追い抜いて行けるところまで行き、あとで追い抜かれてがっくりするのだが、今日は、3時間30分ペーサーと一緒に走って、最後まで行けるものか試してみよう、と思い、ややペースダウン。ペーサーは男性2名と女性1名。ポニーテールの女性は結構若そう。前半速め、後半調整、みたいなペース運びなのかどうなのか、よくわからなかったが、ペーサーと走っていたら、大体キロ4分55秒ペースで走ろうとしている模様。途中にエイドがあってもスピードを落とさないので、エイドに寄ると、ペーサーの周囲に戻るのに結構必死で走らなくてはいけない感じ。
5キロ過ぎから北上川沿いを走るコースだが、川は見えない。盛岡駅の手前で左に折れ、北上川を渡り、その後はJRを越え、雫石川を渡る長い橋。渡り切ったところで、「ファンランはこちら」という右折のサインが出るが、フルマラソンは直進。郊外型の店舗が並ぶ、広い道路を直進し、折り返してくるコース。どうやらトップ選手は折り返し済らしく(戻ってきてからファンランと同じ道を曲がる)、既に前からどんどん選手が走ってくる。あんまりコース図を予習しておかなかったので、何キロ先まで行くのかよくわからないまま、前を見ながら走る。結果的には1.5㎞位の往復。この辺はペーサーと一緒に走っていたので、大きな塊の一部という感じで走っていて、対向車線を走っていた知り合いはわたしを見つけたけれど、声はかけられなかった、と言っていた。
戻る途中にトヨタの販売店があり、EXPO会場でみんなが抱負を書いたシールを貼り付けていた横断幕を掲げて応援してくれていた。わたしの書いたシールはBの横断幕に貼った、と思い出し、Bという横断幕を横目で確認しながら通過。そして、雫石川の手前で左折。既にファンランの人が直接右折して入ってきている。速い!(9:30スタートでもうここまで来ているのか、と驚いたが、ファンランは9:20スタートだった。わたしがこの地点に来たのが9:55頃で、ファンランはスタートから8キロ弱で35分だからキロ4分半程度で走れる人がもう到達していたということか)
しばらくファンランと並走し、途中でファンランの人はゴールの方へ左折。直進して少し進むと最初のフードありエイド。盛岡りんご、一切れが割と大きく、もぐもぐと噛みしめながら走る。この辺で既に3時間半ペーサーに付いていくのは困難になっていて、エイドに寄っているうちにペーサーは先へ。あーあー、こんなことなら、やはり先行して走ってみるべきだったか。そして、この辺からは既にシティマラソンの部終了、って感じで、農村風景か川沿いの光景が続く。14キロ地点のタイムが1時間09分位。単純3倍で3時間半切りだが、経験的にこの貯金でもう3分の2走れることはなかろう。近くを走っていた女性が、ストローに息を吹き込んでいるみたいな音をたてて呼吸する人で、少し離れてもその音が聞こえる位大きく(女性で呼吸音の大きい人はあまり多くないので、わりと気になった)、しかもペースがほぼ同じ。20キロ地点位までずっと、抜いたり抜かれたりして走っていた。この辺、そんなに道幅の広くない生活道路、両側の住宅も会社も、1~2階建ての建物ばかり。一部片側が畑になっている場所も。そして更に細い道へ折れ、バイパスの下をくぐり、田園地帯の中へ突入。一瞬バイパスに並走して走った後はまた田園地帯に突入し、17~18キロ地点で片道1キロ程度の折り返し。3時間半ペーサーの遠さを認識(泣)。そして折り返しから左折する辺りにりんご畑。りんごがピンク色にみのっている。盛岡は2度の大きな台風であまり大きな被害を受けたと聞かないが、りんごもしっかりとみのっていて、ありがたいことだなぁ、と思ったり。
志波城古代公園という史跡の前辺り(19キロ)に2つ目のフードエイド。なんとかサブレ、と書いてあったが、本当に、クリームとかも何も塗っていないクッキー。口の水分がなくなるやつ。でも2切れ位とって食べた。ちなみに、今朝は北海道マラソンの時のように朝ご飯を大量に食べていないので、15キロ位で一つ目のジェル(北海道で買ったカネカの。ふだん摂取しているパワージェルより粒粒感があった)を摂取済み。ハーフ地点のタイムが1時間44分50秒位。同じペースで走れれば3時間半だけど、だけどさ。正面に山が近づいてくる。気温は低め。市街地を走っているときに少し暑い気もしたが、アームカバーを下ろすほどの暑さはなく、この辺に来ると、アームカバーをはずすとかありえない、という位の涼しさに。そして、23キロ過ぎで長い折り返しに入る。というか最初は折り返しとは気づいていなかったが、じき先導車が来て、あ、と思っているうちに神野大地が高速で走り抜けていった。少し間が開いて、カメラ社が2位以降(神野はゲストでカウントされないようなので、実質トップ争い)の選手を撮影していた。23.5㎞のエイドでシライシパンの豆パンロール。マーガリンのはさんである豆パンが大きめに切られていて、とても一口では食べられないので、片手に持ってかじりながら走る。ここのエイドはスポンジも置いてあったが、寒いし取っている人は少な目。コースは雫石川沿いに入り、水をせき止めた小さい水たまりのようなものがあったりするが、御所湖はもう少し先か。コースはじわじわ上り坂。そしてここまで全然風にたたられずに走ってきたのに、いきなり向かい風! そして25キロ過ぎでぐいっという感じの上り坂。同じ位のペースのランナーで歩いている人も結構いた。1キロで標高50m位の登り。もう少しで登り終わりだよ、という応援の人の声に勇気づけられて進むと、御所ダムの水門があり、その先に広がる御所湖。少し坂を下ったところに青いアーチ型の橋がかかっていて(青い橋は水道管の橋で、その脇に道路)紅葉が程よく見えて、写真映えのする光景。どこで折り返すのだろう、と朦朧としながら進む。この辺私設エイドも沢山。チーズケーキを配っているエイドがあり、心ひかれたが、寄ることが出来ずちょっと残念。その先で折り返し。3時間半のペーサーはかなり先行していることを確認。もうハーフ地点は過ぎているが、一番奥の折り返しは、もうこれ以上遠くまで行くことはない、という気持ちで折り返せてちょっと気持ちが安心する。知り合いがいないか探しながら走る。
昨日から腸の動きが元気で、今朝もきちんと出すもの出してスタートした、と思っていたのだが、この辺りからちょっとまたトイレに行きたい気持ちがつ強くなってきた。結局緊急性は途中でトイレに行くほどまでには高まらなかったが、後半ずっと切羽詰まった気持ちで走ることに。気温低めなので、給水は1か所おき位で問題なし。30キロのフードエイドではしゃりおにぎり。塩さえつけてないご飯を、すし飯の型で固めた、小さい俵型のご飯の塊(横浜マラソンでもこういうおにぎり出たな)。味はしないがとりあえず1個食べる。往路の人がぜいぜいと登ってくる坂道を少しスピード上げて駆け降りる。この辺りで忍者さんがわたしを見つけて声かけて下さった。写真も撮って下さった。5時間の攻防、とおっしゃっていたが、5時間のペーサーはもっとずっと後ろだった。大会スポンサーに日本コカ・コーラが入っているので、何ヶ所かコーラのあるエイドがあった。ウルトラなら絶対飲むけど、フルマラソンの時はいらないかな(好きな人もいるようで、大会レポで喜んでいる感想など読んだ)。30キロ過ぎで2つ目のジェルを摂取。
折り返しの終わる地点で左折したら、一旦雫石川を渡ってすぐ戻ってくる短い折り返しがあった、滝太橋という橋を渡るところの高低差がちょっとあり、橋の向こうは滝沢市、と書いてあった。おお、ほんの一瞬だけ盛岡市を出るのね(区間にして300m位)。滝太橋を戻って来る途中で35キロ地点。あと7キロちょっとだが、既に3時間35分も厳しそうなタイムになってきた。最後まで気持ちを切らさずに走り、せめて年代別入賞(5歳刻みで1~3位が表彰対象)だけでも目指したい。なので、折り返しのあるたびに女性ランナーを目で追っていたのだが、相当数の女性がわたしより前を走っている。同世代やわたしより年上に見える人も多数。
またしばらく田園風景の中を進み、その真ん中で、一緒に来た友達が応援してくれた! ペアランの終わった友達の旦那さんが車で送ってくれて、ペアランとファンランの終わった友達と応援の友達3人でいきなり畑の中の道に立っていて、本当に驚いた。応援ナビでわたしの現在地の見当が付いたので、間に合うように、と必死で来てくれたらしい(ちなみに距離計測は10キロ毎)。友達に手を振って、写真撮って貰って通過したあと、36.5㎞の最後のフードエイドで福田パンのあんバター。これはさっきのシライシパンより更に一切れが大きい。握りしめるとマーガリンとあんこが手に付きそうだ! でも取った当初は食べなくてもゴール出来るかな、手に持ってゴールかな、と思っていたのだが、雫石川の土手に上がった辺り(39キロ手前)でだんだんお腹が減ってきて、結局少しずつかじりながら全部食べてしまった。河原は割と広く、木も生えていて、あまり川の水は見えない。あんまり大きな氾濫が起こった形跡はない。マラソンの前々日は台風21号の大雨が東日本を襲っていたが、そんなに川の水も濁っていない。土手の道沿いに出て応援してくれている人も結構いてありがたい。そして最後、恐れていたほどはペース落ちず、3時間40分は余裕、3時間35分に少しでも近づけようと40キロから少しだけペースアップ。往路にも少しだけ通った道に入り、そこから右折して、盛岡中央公園に入る。細い川を渡った辺りに42㎞の距離表示があり、あ、じゃあそこの角を曲がったらもうすぐゴールなのか、と勢い付けて走ったら、もうゴールゲートは目の前だった。3時間36分49秒(ネット3時間36分36秒)。グロスでは一応2019年のベスト。ウルトラの翌週だということに甘えればまぁまぁだけど、せっかくAブロックスタートで走れたのにこのタイムは悔しくもあり。
ゴールしてまずアクエリアス、それから完走メダル(南部鉄器だが、薄くて小さくて、意外とおしゃれ)。それからフィニッシャータオル。フェイスタオルサイズだった。35キロ地点に応援に来てくれた友達が戻ってきていて、ゴールの写真撮ってくれて、すぐに合流。タオルとかアクエリアスとか預けて、まずトイレに行く。それから、盛岡三大麺のテントに行って、冷麺、じゃじゃ麺、かけ蕎麦(揚げ玉入り)を一通り食べる。こんなにふんだんにいただいていいのかしら、と思ったが、やはり最後の方でゴールした人にはいきわたっていなかったようだ。歩留まり計算難しい。また、同じゴールだったファンランの人は麺エイドは食べられなかったようで、妙に不公平感が。
預け荷物はタカヤアリーナにあるので、そこまで移動。これが遠かった。多くの大会レポで荷物預けの遠さが言及されていたが、殆ど大会運営に不満がなかったわたしも、この遠さは気になった。盛岡中央公園から道路を渡って、アリーナ前のイベントスペースとかを通り過ぎ、ずっと裏口まで歩くのだ。荷物は棚ごとトラックからおろされ、近づいていくだけで、すぐ番号を探して手渡してくれた。
この大会は記録証の発行はなし。自分でRUNNETに接続して記録証をダウンロードする形式。荷物預けまで歩いていく途中で検索してみたら、おお、50-54歳の部の2位だ! 表彰対象だけど、何かイベントはあるのか?、と総合受付まで尋ねに行ったが、後日表彰状が郵送されてくるだけで、副賞とか当日の表彰とかはないそうだ、残念! タカヤアリーナ内部のだだっ広い部屋が女子更衣室になっていたので、シャツだけ換えてジャージなど着る。今日は割と温暖だったから、更衣室まで耐えられたが、年によっては10月末の盛岡はもっと寒いらしい。そうなると今日のゴールから荷物預けの距離の長さは結構問題になるかも。タカヤアリーナの壁に、ゴールした人の名前が貼りだされていて、わたしは女子の44位だった。
大会参加者の名簿配布がなく、フル7000人募集の大会で実際に何人くらい走ったのか、全貌が全く分からず。大会の2日後位に年代別順位の発表があったが、それにも対象人数は出ておらず、1週間後になってようやく、もう少し詳細な上位入賞者がRUNNETに掲載された。それによると、男性完走者は4790名、女性完走者は939名だった模様。都市型マラソンとしてはそんなに規模が大きくなく、4時間前後で走ったランナーはたぶんそんなにストレスなく走れたと思うが、もう少しゆっくりの人や、ファンラン参加のランナーの一部には不満も残る大会だったようで、大会評価は同日の他のマラソンより低め。1回目だしある程度は仕方ないかな。うまくフィードバックを次回に活かせれば、もっともっといい大会になると思う。
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