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「染織図案とあかね會」@丸紅ギャラリー

竹橋、丸紅ギャラリーで開催されていた「染織図案とあかね會」展、7月31日が最終日で、その最終日に慌てて見に行ってきた。丸紅ギャラリーはそんなに広くないので、職場の昼休みに見に行っても余裕。しかしこんなに手軽なら、展示総とっかえだった前期の展示も見に行っておきたかったね、と後悔ばかり。
元々、呉服の卸しをやっていた丸紅が、芸術家たちに依頼して様々な意匠の着物をつくっていたことに感嘆する。
着物も展示されていた、北野恒富の帆掛け船の衣装を京友禅で再現した着物、澤田宗山の朝顔の衣装を着物にした京友禅、竹内栖鳳の磯つづれの帯、どれも原画と、それを構築した着物や帯の姿に感銘を受け、後半はあかね會に参加していた、色々な芸術家の作品の展示。この中で実際に和服になったものはどれだけあったのかな…谷中の朝倉彫塑館が印象的な朝倉文夫の意匠もどれも恰好いい。これを着物にしたらどんな感じだったんだろう。東郷青児の薔薇の絵もぶれずに東郷青児で恰好いい。これを着物にするとどんななんだろう。
展示スペースは撮影禁止。エントランスに向かう廊下のプロジェクションマッピングがきれいだった。丸紅ビル入り口で、無地の着物に様々な柄をプロジェクションマッピングしていたのも恰好よかった。

商社ロビーの大きなパネルの前に白無地の着物がかけてあって、そこにプロジェクターで文様を照射している。


携帯のカメラで撮ると淡い感じだが、実際はもっとくっきりと見えた。

ギャラリーの展示室外の床に照射された、文様の数々。

更紗文様。オリエンタルできりっとしている。
朝倉文夫の文様。
満谷国四郎「真鶴」
画像の入れ替え中
この絵は前期展示だったようで見てない…
これも更紗文様。


北野恒富の描いた帆掛け船を着物に配置する。
澤田宗山の朝顔。
これは前期展示だったようで見ていない作品。
文様がアニメのように変わっていく液晶パネルポスター。

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