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リスボンが気づかせてくれた4つの大切なこと:ポルトガル留学記Week12


留学で挫折した自分の英語力

月曜日
この日は、People, Teams and Organuzation(以下PTOに省略)があり、授業にて自分の英語力の低さを実感した。

この日は授業内で2人1組のペアになって、交互に質問をして答えていくという内容だった。最初のワークで質問を簡潔に答えることができなかった。

次は、自分が所属するチームを紹介するというワークがあった。そこで私は、所属するラグビーチームのTéchnico Touchについて説明したが、そこでも簡潔にチームの状況を説明することができなかった。

最後のワークは、自分が所属するチームをクラスの全員に向けてプレゼンをするというものだった。私はラグビーチームを説明したが、しどろもどろになりプレゼンは終わった。その後の、どのチームが良かったかという投票も自分が入れた1票しか入らなかった。

自分の英語力に失望して、とても悲しくなった。

授業から帰り、失意のまま作り置き料理を調理して、その後すぐにラグビーの練習に向かった。ラグビーの練習をすると悩んでいたものが全て消えて心が楽になり、前向きに考えられるようになった。

この日、改めて自分の英語力を高めていこうと志した1日だった。

火曜日
この日は、前日の悔しさから、朝から英語の勉強に励んだ。
基礎的な単語や文法などに重点を置いて勉強をした。

授業は、Sociolgy of Work(以下SWに省略)と Environmental Sustainablity for Business(以下ESBに省略)の2つを受けた。

水曜日
この日は朝から、近くのコインランドリーに行った。前回は、日曜だったのでたくさん人がいた。そこで平日に洗濯することを決めた。午後は、PTOの授業があった。

練習後の最高なひととき

夜は、ラグビーの練習に参加した。練習後は、チームメイトと共にビールで乾杯した。本当にこのチームでラグビーができてよかったと思える瞬間の一つだ。

チームメイトと飲むビールは格別に美味しい。

木曜日
この日も、SWとESBの授業を受けた。

金曜日
この日は、家で作業に集中して取り組んだ。学校の課題や、英語の勉強などをしっかりとこなせて良かった。満足のいく時間の過ごし方ができた。

土曜日
午前中は、前日同様に家で作業を行った。

午後は、家に篭っているよりも外の世界に飛び込んでリフレッシュしたいと思い、散歩に行った。行き先は事前に決めずに、成り行きでリスボンのベレン地区へ行き、発見のモニュメントやベレンの塔などを始めて訪れた。

散歩に行くと決めて、これらの美しい風景や建造物がすぐに見れることにとても喜びを感じる。本当にリスボンに来てよかった。

家の近くで撮った雲と建物と海が綺麗な写真
発見のモニュメント:夕日に照らされてとても綺麗
ベレンの塔:日の入りが塔の美しさをさらに際立たせている

リスボンの海は悩みを浄化させてくれる

ベレンの塔を訪れた後は、海を見ながら黄昏ていた。1週間どのように過ごせたか、自分の留学生活に満足しているのかなど、小さいことから大きなことまで深く自分と対話することができた。

実家は海に面している地域ではなかったため、海を見る機会が少なかった。しかし、リスボンに来てからは、サーフィンやビーチでの散歩など海に行く機会が増えた。そして、何かに迷ったら海を見に行くという習慣が生まれた。

この日も、成り行きで海に行ったので、何か悩んでいたのかな。悩みも海に行けば解決する。リスボンの海はそう教えてくれたみたいだった。

新たな繋がり

この日の夜は、友人とバーに行く予定があった。しかし、その友人が体調不良になってしまったため、急遽一人でバーに行くことになった。一人でバーに行く機会は少なかったので、不安だった。バーについて、まずはショットとビールを頼んだ。少しでも酔わないと、場に飲み込まれてしまいそうだったから。

別のバーに移動して、ビールを楽しんでいるとカラオケ大会が始まった。そこで5~6人ぐらいのポルトガル人のグループと一緒に盛り上がり、その後も彼らと一緒に行動することになった。彼らは、英語で気さくに話かけてくれて、Lacerdaというニックネームをくれた。

彼らの友人が経営しているバーにも行った。そこで、
「僕たちの友人のLacerdaだよ」
とバーの友人に紹介してくれた。さっき出会ったばかりなのに、私のことを友人と言ってくれて嬉しかった。

バーを後にしてクラブへ行って、みんなでダンスを踊った。その後は、友人のお宅へお邪魔してゆっくりと朝まで過ごした。

一人でバーに行ってなかったら、きっと彼らとは出会っていなかっただろう。この奇跡的な出来事にとても感謝している。

新しい繋がりを作るということは、自分の世界を広げるために本当に大切なものだと再確認できた。このような出来事を、よりたくさんの人が経験してより自分の考え方や世界を広げていってほしい。

日曜日
午後に家に戻り、課題に取り組んだ。
夜は日本の友人と久しぶりに電話をした。

11月の振り返りと12月の目標

11月の振り返り
11月は以下のような目標を設定していた。

努力の定着と新しい挑戦

振り返ると11月は、vlogを自身のインスタグラムで投稿したり、作り置きを作成したり、ビジネスモデルを考えたりと新しい挑戦を積極的にできていた。

しかしながら、新たな挑戦にこだわりすぎて、継続的な授業や英語の勉強などの努力を定着させることができなかった。その理由は、完璧主義から生じてくるものだと最近わかった。少しでもいいから毎日継続させていこう、習慣にしていこうと思う。

12月の目標
そこで12月目標を設定した。

漸進
✖️前進

【前進】①前へ進むこと。②物事がよいほうへ動くこと。
【漸進】①順を追ってだんだんに進むこと。②少しずつ進歩すること。

教育考現学より

自分が設定したゴールに向けて、順を追って少しづつ進歩していく。そして、それがだんだんと良い方向へ動いていくことを意味した目標である。

留学で理想とする自分の姿、理想とする将来の人物像にどのような道のりを辿れば辿り着くのかを考えながら行動していく。

来週に向けて

自分の理想を胸に、意識的に漸進✖️前進 してきたい。具体的には、期末プレゼンテーションや期末レポートに余裕を持って取り組んでいく。

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