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自分が頑張りすぎてダメだったから「頑張れ」って言わないようになった

皆さんこんにちは。
誰かに「頑張れ」って声をかけたことありますか。
誰かを励ましたいときや、元気づけたい時には無意識に頑張れって言うことが多いと思います。私もそうでした。
ただ自分が頑張りすぎて適応障害になってからは、誰かに「頑張れ」と声かけするのはやめにしました。


自分が「頑張れなく」なって思い知ったこと

自分が適応障害になったとき、もうこれ以上頑張れない状態になっていました。
たとえるなら、マラソンでずっと走り続けてもうこれ以上頑張れない状態。たまにならいいんですが、毎日毎日もう限界でつらい、そんな状態が続いていました。

こんな状態だと周りから見ても目に見えて元気がないので、「元気出せよ」とか「頑張れよ」と言われることが多かったです。
自分としては、その人に悪気はないことはわかっているし、気持ちはうれしいのですが、「こんなに頑張ってるのにまだ頑張らなければいけないのか」と余計につらくなってしまっていました。


頑張ってない人なんていない

私は割と自分を追い込んでしまうタイプで、仕事でうまくいかなかったときや失敗したときには、もっと頑張らないとと思ってしまう性格でした。
ダメなところは人並みにできるように、できるまでやる。自分のすることに完璧さを求め続けてしまいました。
そうして無理をした結果、適応障害に。

後になって思ったことですが。自分は十分頑張っていたし、全く頑張っていない人なんて一人もいないんじゃないかと気づきました。
もっと自分をいたわってあげればよかったと、どんな結果でも努力したことを褒めてあげられれば良かったのかなと思い返しました。


もしかしたらその人も走り疲れてるのかも

今日話す誰かも、一見元気なように見えて実はもう限界ギリギリなのかもしれません。
頑張って走り続けて、必死の思いでかろうじて立っている。それ以上走り続ける元気はないのかもしれません。
私もちょっと落ち込んでいるとは思われていましたが、限界まで追い込まれているとはだれにも思われていませんでした。

だから私は誰かに「頑張れ」というのはやめにしました。
代わりに「元気?」とか「調子はどう?」と聞くようにしてます。
誰かを励ましたいときも「あんまり頑張りすぎないで」と声をかけています。

今の社会はそういう弱さの部分は見えにくくなっていると思うので、頑張れなくなっている人が一人でも救われればいいなと思います。

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