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えいがのおそ松さん

どうも山ぱんだくんです。私服で面接に行ったら「なんで私服なの?」と言われるような人生やってます。「いえ、特に理由はありません。」

さてさて「君が好きだと叫びたい」

第五十回は「えいがのおそ松さん」

第五十回 えいがのおそ松さん

優秀なオタクなので華の金曜日は1人エグゼクティブシートで映画を見る。

金曜夜の映画館は心なしか人が少なく僕が選んだ作品に関していえば女性がパラパラと席を埋めるだけであった。

はい、そんな映画が、こちら


「なんで俺達、6人もいるんだろうな」

ある日、高校の同窓会にやってきた、おそ松たち6つ子は、ちゃんとした大人に成長し、社会人として全うに働く同級生たちとの再会で、対照的に冴えない自分たちの現実に打ちのめされる。やけ酒をあおり眠ってしまったおそ松たちが翌朝目を覚ますと、周囲にはいつもと違うがどこか見覚えのある風景が広がっていた。そこが「過去の世界」ではないかと疑い始めた矢先、デカパンから「6人の中のこの時代に大きな後悔を残している人物がいる」と告げられた6つ子たちは、真実を確かめるため、18歳の自分たちに会うことに……。

はい、みんな大好き、特に声フェチにはたまらない伝説のアニメおそ松さんの劇場版。

安定の面白さくだらなさに声を上げて笑う。あれ、さっきまでパラパラと女性客がいるだけだったはずなのになんかめっちゃ笑い声する...と思って周りを見ても人は増えてない。客単価がでかいのだ。使い方あってるか知らんけど。

そして後半、物語は思いの外シリアスに。今でこそ四六時中一緒で仲良しの六つ子だけど六つ子ゆえの苦しみがあって諍いもあったわけで。将来に不安を抱えながら惑う高校生の六つ子たちから見上げたクソニートたちの背中が思いの外かっこよくて涙が出る。

「お前は逃れられねえよ。でも大丈夫だから。」

...信じられるか...こいつら...無職童貞なんだぜ...

えいがのおそ松さん、良かったです。ちょっとしょんぼりしてたけど、思い切り笑って泣いて、すっきりして、また明日からしっかり生きようと思える。高校生の自分から見た僕が彼らのようにかっこいい背中であれるように。

今週も最後まで読んでいただきありがとうございます。何を書けばいいか分からなくなって、この連載も50回で終わりにしようかと思っていたのですけどたらればさんのツイートを見て気が変わりました。もう少し、自分の語彙力と向き合いながら書き続けます。よろしゅう。

リンクが貼れなかったのでスクショで失礼。


#コンテンツ会議 #映画 #えいがのおそ松さん #コラム

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