リストラ・天災に耐えきるために大事な2つのこと

今日の結論: 1.家は買わない 2.家族に優しく

今回はこの本をご紹介しつつ、リストラ、コロナ、天災に耐えきる方法をご紹介します。

こんな人が「解雇(クビ)」になる―リストラされた78人の教訓

実際にリストラされた方のインタビュー集です。

出版は2001年で19年前。僕が読んだのは2011年なので9年前。そして記録も曖昧、手元にも本がないので、正確な文章がわからないのですが・・・。

かなり強く記憶に残っている本なので、ご紹介します。

このインタビュー集が面白いのは、全てリストラされている人であるにも関わらず、そこには明確な共通点と相違点があること。

共通点・・・リストラと本人の能力は全く関係ない
相違点・・・リストラされても、不幸な人と、そうでない人がいる

共通点

リストラされるのは本人の能力不足だからだ!と思いますか?違うんですね。運が悪いだけ、と割り切ったほうが理解がしやすいです。

・能力があっても、単純に年齢で切られたり(●歳以上はクビ)
・たまたま、その時の上司と馬が合わなかったり
・会社が買収され、被買収企業の社員が無条件に切られたり

本人はどうすることもできないことで、リストラは行われる。頑張ればリストラされない、日々能力を高めておけばリストラされない、というのは幻想であることがわかります。

相違点

さすがにリストラされた人の話なので、「幸せです!」と話している人は少ないのですが、それでもはっきりと「不幸な人」と「そうでない人」の違いがあります。

この違い、根っこのところは2つあると僕は感じました。

家は買わない

家のローンが問題なんですね。ローンがある場合、リストラされて収入が途絶えると、突如、家計破綻リスクが出てきます。そしてこの本の中に衝撃的なエピソードがあるんですね。

(引用ではなく、記憶を頼りに書いています)
リストラされた旦那さんが、必死に求職活動をしていました。ふと入った喫茶店で雑誌(フリーペーパー?)の風俗情報欄を目にすると、そこには、家では目にしたことのない、男性に媚びた目をする、下着姿の妻が・・・。あまりの衝撃にトイレで嘔吐。自宅に帰り妻に「もう、あんな仕事しないでいいんだぞ・・・」と語りかけると、黙って涙を流す妻・・・。

記憶は曖昧ですが、こんな内容だったと記憶しています。

ローンを組む、借金をするというのは、最悪、返済のためにあらゆることをするリスクを背負う、ということかと思います。この本を読む前から家は賃貸でいいなと思っていましたが、この本を読んでからは絶対にローンは組まない、、、という意思を固めました。

家族に優しく

リストラされた可哀想なお父さん・・・のために、家族は必ず優しくしてくれると思いますか?

答えは否ですね。どういう家族関係を築いてきたか?にかかっています。

しっかりと家族と信頼関係が築けていれば、お父さんがリストラされても、家族みんなで支え合おう、という空気が生まれます。それぞれがバイトやパート、生活費を切り詰めるなどして、乗り切ろう!となるんですね。

かたや、信頼関係がないとどうなるか?

壊れたATMは粗大ごみです。

過激に書いてしまいましたが、それくらい、稼がないお父さんに存在価値、存在意義は、ないということを、僕は本書から感じました。こちらは具体的な内容は覚えていないのですが・・・とにかく、リストラされて打ちひしがれる人に対してであっても、信頼関係がない場合、情け容赦ないのだな・・・と。

だからこそ、家族と信頼関係を築いていくことが大事なのです。

コロナの今、そして今後に向けて思うこと

この本はリストラされた人のインタビュー集です。しかし、ここで得られる教訓は、コロナの今、そして今後も通じる点があるのでは?と思います。

なぜなら、リストラもコロナも、それ以外の天災も、本人の能力とは関係なく、ある日突然やってくるものだからです。

だからこそ、

1.家は買わない
2.家族に優しく

という姿勢を身に着けておくと、いざという時に、あなたを助けてくれるかもしれませんよ。

次回予告

明日のnoteは【プログラミングを書かないプログラミング教育】です。(予定)
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