見出し画像

ゲーム下手デザイナーが「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」に感動した話【モーション・住人編】

みなさん、こんにちは。
最近20代前半にして大腸と胃カメラをしましたえんどうです。

さて、前回の続きです!
アクションゲーム初心者が「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドがすごい!」という話をするだけの回、【モーション・住人編】です。
今回は主に人関係のお話をしていきたいと思います。

ここで私のゲームスペックおさらいです。

このnoteの最後に私のゲームの腕がどうなったかも書いていこうと思います。それではどうぞご覧ください。




1.1つの動作で3通り!?

各地に落ちている、冒険ゲームには欠かせない宝箱。
ブレワイにはこの宝箱を開ける動作だけで3種類のモーションがあります。

1つ目は、宝箱の真正面から開けたモーション
これがおそらくノーマルになります。リンクがしゃがんで手でパカッと開ける動作ですね。

しゃがんで手で開ける丁寧リンク 宝箱の鍵の部分もガシャンと回っています


2つ目は、宝箱を横や後ろなどから開けたモーション
リンクが開ける時に正面以外に立っている場合、しゃがまずに足で蹴ってパカッと開けています。これはすごい!!え、すごくないですか!?
確かに横から開ける時にしゃがんで開けると動作として少し違和感がありますが、普通ならまあゲームだし、で片付けられて終わりですしそれでも十分伝わりますよね。

後ろから蹴る乱暴リンク


3つ目は、裸で宝箱を横から後ろなどから開けたモーション
先述の通り横から開けると足で蹴って開けますが、なんとリンクがズボンを履いていない状態だと蹴った後に足を抱えて痛がっています!
これ本当に驚きました。「宝箱を開ける」動作だけで3つも種類があるなんて思ってもみませんでした。

横着リンク 結構痛そう


言ってしまえば、1つ目か2つ目の動作だけでも「宝箱を開けている」ことはわかりますし、もっと言えばリンクが棒立ちのまま宝箱がパカッと開くだけでもゲームとしては伝わるうえコストもかかりません。
にも関わらず、位置や服装の違いで3種類の動作をさせるクリエイター精神に脱帽してしまいます。

そして2、3つ目の「蹴る」動作ですが、この動作で割とリンクの今の性格がわかります。
100年前の近衛騎士時代ではいつも無口で毅然とした態度ですが、眠りから覚めて記憶を失った後は、こういった蹴る動作はもちろん会話の選択肢からでもリンクの快活さが伺えますよね。

100年前ではあり得ないほどノリが良いザラシね


まだ他のゼルダシリーズはプレイしていないのですが、ブレワイでは子供時代は元気な普通の男の子で怪我しがちだったそう(ミファーの日記より)なので、リンクの本来の性質がこの「蹴る」動作だけでも想像できます。
プレイ始めたての時は「裸だと蹴るのすごいな〜、でもリンクがこれやるの意外だな〜」と思っていたのですがこう見るとかなり納得ですね。
リンクが近衛騎士ではなくごく普通の男の子のままだったらどんな人柄なんだろうと想像してしまいます。

ブレワイは紹介しきれないほどこのようにディティールがかなりしっかりしている部分がたくさんあって、発見するたびにひたすら妥協せず作っていたんだろうなあと想像するばかりです。


2.住人たちが生きている

ブレワイには村や街が点在しており、もちろんそこに住人がいます。
彼らから話を聞いたりミニチャレンジを依頼されたりするというのはどのゲームでもよくありますが、私が驚いたのは、住人がちゃんと“生活している”ところです。
ブレワイは時間経過が設けられていますが、その住人たちは夜〜朝は自宅のベッドで寝て、昼は自分の持ち場(立ち位置)で仕事などをし、夜にまた家に帰って寝るといった一日の生活が送られていました。

単なるミニチャレンジや会話を提供するだけの存在ではなく、住人が住人としてそこに存在しているわけです。

これってかなりすごいことではと初心者ながらに思いました。
まるでゲームの範疇を超えたある種ひとつの物語のように感じます。しかも店や家に出入りして切り替わると途端に住人が帰るわけでもなく、日が暮れると自分の足で家まで歩いてベッドで寝るんです。

昼は呉服屋の店番をしているラズリ
リンク!何ついていこうとしてんだ!

なのでミニチャレンジを進めたい時に話しかけても容赦無く家に帰られます。なんでやねんと思ってしまいますが、キャラクターが生きている証拠でもありますよね。

私のゲーム力はどうなったのか

ここからはブレワイの感想から外れます。
冒頭でお話しした通り、私のアクションゲームの腕はどうなったかというと…。

めっちゃ上手くなりました!👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍

いえ、人並みになった程度なので上手いと言えるかは微妙ですが、少なくとも第三者視点の操作はもう苦手ではなくなりましたし、ライネルを自分から倒しに行くくらいになりました。ジャスト回避をするたびにドーパミンがドバドバ出る感覚がします。

私は今までアクションゲームをする場合は基本ゲーム好きの友人に誘われてやるケースしかなかったのですが、それゆえ一人で好きに練習するタイミングがあまりなかったんですよね。
友人とゲームをするのは楽しいので、例えばスマブラをやろうと言われたら「イエ〜イ!わかんねーけど早くやりたいからいきなりやっちゃうぜ!攻撃連打連打連打!!!」となるわけです。(アホですね)

なので私のようなアクションゲーム初心者はこういう一人プレイできるゲームから始めるべきなんだなと学びました。


おわりに

以上、ゲーム下手デザイナーが「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」に感動した話でした。
いかがでしたか?ブレワイをプレイしたことがある方はわかるわかる〜と共感していただけたら嬉しいです。まだプレイしたことがない方がいれば、初心者でもぜひプレイしてみて欲しいです。
noteで紹介した部分の他にもたくさん細かい部分がありますし、ストーリーも本当に素敵です。私も何度か涙をちょちょ切れさせました。

ブレワイをプレイし終えたら、ティアキンもプレイしてみようと思います!
お付き合いくださりありがとうございました!

ハイラル城行くの怖いな〜


この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

心に残ったゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?