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ネット系葬儀社「小さなお葬式」独禁法違反

「小さなお葬式」の独占禁止法違反

先日、ネット系葬儀社の最大手「小さなお葬式」運営会社ユニクエスト・オンラインが「独占禁止法違反」に違反をしており、先日解消されたとしてニュースに掲載されました。

小さなお葬式は「ネット系葬儀社の最大手」となり、年間6万件以上の葬儀受注を行っている会社です。

厳密に言えば「小さなお葬式は葬儀社ではなく、葬儀や終活などの相談を受けている窓口」となります。

元々は、葬儀の価格を掲載、紹介する「葬儀本.com ※現在のセレナビ」を展開する会社でしたが、現在は埼玉県を中心とする大手互助会「アルファクラブ」の傘下となります。

関東近郊では「さがみ典礼」として、展開を行っている大手互助会系葬儀社となります。

元々日本の葬儀は、日本の各地で地場産業として、互助会や専門葬儀社が運営を行っており、東京より都心を離れた地方が「大手の葬儀に関する法人が多いのが特徴」です。

しかし、小さなお葬式のようにさすがに年間6万件以上の葬儀受注を行うような葬儀社は存在しません。

これだけの多くの葬儀案件の窓口として、葬儀手配を行っている会社ですが、先日の「景品表示法違反」に続き、今回の独占禁止法違反となりました。

この時には、課徴金として1億180万円の追徴を命じられております。

違法が続いている法人ですが、お葬式相談を「日本で最も受注を行っている葬儀窓口の一つ」であることに変わりはありません。

純粋な葬儀社だけでなく、ネット媒体・広告を得意とする「葬儀窓口」に関する法人の動きも近年活発になっております。

インターネット上で葬儀手配が出来る葬儀窓口サイト

現在、数多くの葬儀相談手配、終活全般の相談窓口があります。

主なものの一覧となります。

よりそうのお葬式

DMMのお葬式

やさしいお葬式

イオンのお葬式

いい葬儀

ここ10数年で数多くの終活相談窓口が増えました。

それだけ「選択肢」が増えたということになり、消費者側もしっかりと精査しなければならない時代となりました。

ネット系は一見安い価格帯に目がいきますが、追加料金も掛かることが多いので、しっかりと確認することが大事となります。

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