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エンカレッジが活動する理由ー代表坂晴紀から皆様へ

こんにちは、エンカレッジ広報部です。
このnoteでは、これまでのエンカレッジの取り組みや歴史をご紹介していきます。
初めての投稿となる今回は、代表の坂に、エンカレッジを設立した経緯と思いを語ってもらいました。

こんにちは、NPO法人エンカレッジ代表の坂晴紀です。
この度はエンカレッジの活動に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

エンカレッジの活動きっかけは、学習塾意伸学院を開校したことにより始まりました。
23年前沖縄県の教育の底上げの必要性を感じ「悩む君を一人にしない」の理念のもと、“勉強に悩みを抱えている子ども達”を対象に開校。
4年後には生徒数900名の子ども達が通うようになり学力下位層への学習環境の必要性を再認識させられました。

そんな中、塾に通いたいがお金がないから通えない、授業料滞納で退塾をする子ども達の多さにも危機感をつのらせていました。
今まで沢山のことをあきらめてきて、学びもあきらめないといけない。夢や希望が持ちにくい。
そんな「子ども達に夢や希望をもち続けてほしい」「子ども達の夢を大切に育てたい」その想いから平成20年NPO法人エンカレッジを設立。
現在は離島を含め14市町村25ヵ所で居場所型学習支援教室を運営しています。

沖縄県は全国で一番、ワースト1を抱えている県です。社会・経済的な課題が、教育の均等化を図れず、高校進学率や進路未決定率に影響を与えている。そしてまたその教育的課題が、社会・経済的課題に繋がり、「負の連鎖」がつづいているのではないでしょうか。

エンカレッジの活動開始から「負の連鎖」を断ち切るためには、「教育」に力を入れるべきであると私たちは考え、学習支援を行ってきました。
しかし、学習以前の課題を抱えている子ども達も多く、その子達には根気強く寄り添い、自己肯定感を高めてから生活面や学習面の向上を図る、教育だけではなく福祉の必要性も感じ実践してまいりました。

そしてこの12年間で最も感じていることが、福祉、教育だけでは子ども達は夢や希望を持ちにくいことです。夢や希望をもつには社会との繋がりが必要だと感じています。
社会を見ることにより自己を肯定し今を大切に生きる事につながる。何よりも本気で何かを取り組む大人を見て自身も本気になる。それが彼らの成長になると確信しています。

エンカレッジの活動は、これからも子ども達が成功体験できる機会や環境を整える事、そして継ぎ目のない支援を続けていく事だと思います。
社会全体で彼らをサポートできるきっかけを作りたい。基礎を作りたい。そしていつかは社会全体で彼らをサポート出来る仕組みを作りたい。
その思いの中、学習塾や企業、行政と一緒に手を取り試行錯誤してきました。

活動開始から12年、福祉、教育で彼らを成長させ、自らの力で負の連鎖を断ち切れる基礎が出来たと自負しております。
今後は、社会全体で彼らを成長させる仕組み作りが必要です。

今支援している子ども達の「子ども」が、エンカレッジに来る事のないような社会になり、エンカレッッジのような場が必要でなくなる。そのような未来を一緒に作れる事を願っています。


すべての子どもに夢と希望を、あなたも一緒に!
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