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〇〇を日常に使うだけで変わる!学びを深める4つの技術とは?

先週はあらゆることを学ぶ時の学び方を学ぶ「ラーニングスキル」、学ぶ時の心得や姿勢についてシェアしました。

https://note.com/enblu_c3z/n/ne9c61b5a1c36

今回は、学習する時にあることをすれば、一気に学びが深まる4つの技術について学んだのでシェアします。また、私が学びながら気づいたことや今後のアクションプランについても紹介します。ぜひ、参考にしてみてください!

1.全体像をつかめ!

前回「ラーニングスキル」を学んだ時に、成果を出す人の思考や視点に次のことがありました。

・ミクロとマクロの視点を意識せよ!
・まずは構造を把握せよ!

物事を効率的に理解し学ぶ時、この2つの視点が重要だと学びました。つまり、物事の全体像をつかめということです。

全体像をつかむとはどういうことか?全体像とは、部分の要素が集まった全体的なイメージのことです。

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例えば、上の図の「人生」という全体像には、色んなものが集まってできていて、更にそれぞれに細かい要素があり繋がっています。

全体像がわかると、一見関係の無さそうな作業でも「これは何の必要があってやるのか?」「これをやると、どうなるかのか?」が見えるので、つまらないことでも意味を持って取り組むことができます。

よって、物事を部分的に学ぶより、全体像をつかんでから学んだ方が、遥かに早く理解しゴールに辿り着くことができるのです。

そこで、「ヘッドライト理論」を理解するとよりイメージが付きやすいと思います。

ヘッドライト理論とは?

「ヘッドライト理論」とは、全体像をつかみ、目標達成をすることを車の夜道のドライブに例えて解釈することです。あなたが夜に、車で目的地へ行く時のことを想像してみてください。​

1. カーナビで目的地をセットする=目標を決める

2. 全体のルートを確認する=目標までの全体像をつかむ

3. ルートに従って進んでいく=目の前のことをやる

4. 目的地に到着する=目標が達成される

さらに、目標にも大ゴール、中ゴール、小ゴールという考え方があります。

いきなり大きな目標を目指すのは、モチベーションが長続きしなかったり、目標が大きいがゆえに、なかなか辿り着けず諦めてしまったりします。

だから、大きな目標の間に、小さな目標をクリアしていくという過程が、最終目標を達成するための秘訣なのです。

ヘッドライト理論を意識すべき理由!

・目標までの全体イメージ、そこまでの要素がわかる
・ゴールまで何をすべきか?が明確になる
・目の前の行動の意味と必要性がわかる
・道から逸れてもまた戻って来れる

ヘッドライト理論を意識することで、暗い夜道でも自信を持ってゴールに進み、目的を果たすことができます。

そんなことを学びながら思い出したのが、名著『7つの習慣』の言葉。

終わりを思い描くことから始める
(スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』第2の習慣)

望む結果を出し続けている人は、最初に「終わり」や「完成図」を描いてから、それに至るまでのタスクを明確にし、一つ一つクリアしていくことで、目標を達成します。

何のために、どこに行くのかわからないのに、目の前のことをやり続けることは苦痛です。無駄な努力をしていることだってあるかもしれません。

だから、何事も全体像をつかんでからゴールをめざす。大きな目標から日常の小さな望みまで全てに、この理論を当てはめて実行すれば、未来が大きく変化すること間違いなしです!

2.「復習」は最重要タスクだ!

「復習は大事」と幼い頃からたくさん聞いてきたので、わかってはいるんですが、なかなか復習する人がいないのはなぜなのでしょう?

それは1度勉強したのだから、覚えた!大丈夫!と過信してしまうからではないでしょうか。

人は忘れる能力がある=生きるために必要な能力

忘却曲線によると、人は学習しても20分後には58%忘れ、1日経つと75%も忘れてしまいます。忘れるのは当たり前なんです。

だからこそ、忘れることを前提に「復習」という戦略を立てる必要があるのです!

「復習」って何をすればいい?

「復習」と聞くと、面倒だと思う人が多いですよね?でも復習は簡単でもいいんです!忘れるタイミングでさらっと見返すだけでいいんです!

重要なのは、「いつ復習をやるのか」を決めておくこと。

忘れるタイミングで脳内環境を最適化するには?

・復習をいつやるのか決めてタスク化する
・復習しやすいように、まとめたノートやマインドマップを用意する
・教材の音声を隙間時間や移動時間などに聞いて復習

ポイントは隙間時間でもできるくらい、気軽に簡単にできるように準備しておくこと。

そこでおすすめなのが、インプットする時に「マインドマップ」を使うということです。

3.マインドマップを武器にしろ!

マインドマップとは?

思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。(参照:Wikipedia)

頭の中をイメージ化するマップだから、コツさえ掴んでしまえば誰でも簡単に活用することができます。アプリでも手書きでも作成可能です。

マインドマップは日常のあらゆる場面で活用することで、頭の中がすっきりし、インプットだけでなくアウトプット、復習までできる万能アイテム。

マインドマップを使う目的は?

・復習の質を上げる
・インプットの質を上げる
・アクションプランの質を上げる
・日常の生産性とクオリティーを向上させる

使い方がわからなくても大丈夫。中心にタイトルや中心となるトピックを書き、とにかく枝葉のようにメモを取っていくだけ!

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メモを取る時は、マインドマップの装飾や機能はとりあえず無視して、とにかく気になったことや重要ポイントなどをメモっていきます。あくまで目的はマインドマップを使いこなすことではなく、インプットや復習などに活用すること。

本のように目次や項目があるものなら、項目ごとにトピックを立てるとわかりやすいです。

マインドマップでメモを取るのが効率的な理由!

・重要項目を中心に補足項目をメモできる
 →イメージで理解できるため全体を把握するのにぴったり

・メモしながら思考が深まる
 →学びの質が上がる、トピックの移動、入れ替え自由自在

・1ページで内容を把握する事ができる
 →文章を読む面倒臭さをあまり感じない

・復習する時一目でわかる
 →手軽、持ち運び可能、目に付く場所に貼ることも

・あとで整理、推敲できる
 →見直す、読み返す、ブラッシュアップできる

このようにいいことづくしのマインドマップ。何かをインプットする時、最初からマインドマップにメモしてしまえば、復習も簡単にできるので、学びの質がアップします。

学びだけでなく、家事や買い物、旅行計画など、日常にマインドマップを使えば、学習だけでなく生活の質がアップします。

4.思考をクリアにする最適な方法とは?

もっと学習効率をアップさせたい!と思うなら、インプットする前や復習する前は頭をクリアにしておいた方が効果的です。

私たちは日々、気になることや心配事に対して、常に脳がそのことにエネルギーを消耗している状態なんです。

勉強していても悩みやちょっとした気がかりなことがあるだけで、当然、インプットの質に影響しているのです。

そんなモヤモヤを解消するのにおすすめなのが、「マインドマップ」で頭のモヤモヤや悩みを全て書き出す「思考の可視化」です。

「思考の可視化」は簡単!

マインドマップまたは紙に、あらゆるモヤモヤを全て書き出すだけ!

なぜ、マインドマップでモヤモヤを書き出すのか?

・小さなモヤモヤの積み重ねが致命傷になりえる
 →解決できるうちに把握し取り除く

・モヤモヤの原因を突き止める
 →原因がわかると心が軽くなる、精神状態が良くなる

・得たい結果を明確化することができる
 →解決するための具体的な行動が取れる

マインドマップを使えば、後で見返しやすく、ひと目でパッとわかるため、頭のモヤモヤが見えてすっきりします。日々のパフォーマンスを上げたいのなら、毎朝やることをおすすめします。

今週の学びで気づいたこと

私は、「日常のメモをマインドマップで取る」というフレームがありませんでした。さらに、普段メモを見返すこともしなかったため、大事なメモも埋もれてしまっていました。

マインドマップなら1ページで簡単にチェックができ、ハードルが低いので続けやすく、習慣化もできると思いました。

インプットしてもアウトプットや復習までするのが苦手という人も多いはず。でもマインドマップはインプットと同時にアウトプットできて、さらに復習、推敲もできるので最強のツールだと気づきました。

しかし、いくらマインドマップが最強だと分かっていても、日常に取り入れなければ効果がありません。やはりどれだけ日々の生活にマインドマップを活用できるかが分かれ道!

学んだ後にどうするか?を決めて実践していくことが重要です。

マインドマップを日常使いするためのアクションプラン

では、学びを深めるための4つの技術を、日常生活に取り入れるためのアクションプランを紹介します。

1.インプットは全てマインドマップにする
 
学習だけでなく家事や行事など、あらゆるメモをマインドマップにメモ

2.マインドマップを隙間時間に見返す
 毎日のToDoリストに「復習」を入れる

3.家事や移動時間は音声教材で復習する
 
この時にする復習をリスト化し予め準備しておく

4.毎朝、「思考の可視化」をマインドマップに書いてから作業を始める
 
気がかりなことをスッキリさせてから作業をする

実際に、毎日「頭のモヤモヤ」をマインドマップに書き出してみたら…

私が「思考の可視化」を4日間継続してみると、すでに効果を感じることができました。自分では悩み事はあまり無いと思っていても、書き出してみると意外とありました。

今まで無意識に不安に思っていたことや漠然としていたことの全体像がはっきりとして、心がすーっと軽くなりました。そのせいか、以前よりも集中力が増しているなと実感します。

マインドマップは人生を変えると言っても過言ではありません。これからもマインドマップを武器にして1歩ずつ進みたいと思います。

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