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30年かけて農業からはじまるサプライチェーンを確立してまいりました

恵那川上屋では30年かけて農業からはじまるサプライチェーンを確立してまいりました。

農業が成長できるよう、農作物を安定して供給を受ける仕組みを作り、そして、美味しいお菓子として加工し、新たな付加価値の創出を加えた上でお客様への供給を繋げていくことで、笑顔の連鎖が続くよう、取り組んできました。

現代でいえば6次産業(農家の目線で加工)、農商工連携(商業者の視線で加工)といわれますが、両方とも事業として行ってまいりました。

恵那川上屋には生産会社である(有)恵那栗が30ヘクタールの農地を管理し、それを加工して、商品化することで、東濃地域の栗の活性化をはかってきました。

今年は天候不順の影響で、生産者が思うような出荷量を供給するにはいたりませんでしたが、寒暖差がある気候の中で甘味が高く感じられる栗が生育でき、無事に収穫を終えることができました。

本当に感謝申し上げます。

栗だけの生産ですと「収穫」の9月10月、「剪定」の1月から3月、「夏季剪定」の7月と作業は豊富にあるのですが、農業として確立していく為には、11月以降の生産物を取り入れ、それを恵那川上屋らしくお客様に届けたいという思いを込めて、栗で培った資源をほかの野菜や果実にも置き換えてスタートします。

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種子島ではサトウキビを砂糖に変えてきました。
次は蓄積してきたノウハウを活かし『甘い野菜』を加工しようと思っております。

それが新たに作り出す『おかしな大地』という野菜シリーズです。
 
スタートは「おかしなトマト」から始め、のちに野菜の加工(調理及び粉)の事業へと移っていきます。

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現在、(有)恵那栗が生産している栗と、法人を立ち上げ、これから始まる(株)恵那山ファームのトマト。

さらには共同で桃や自然薯、朴葉の加工まで徐々に取り組み、恵那の農業を他素材と組み合わせながら、全量買い取り型マーケットイン農業を目指し、「おかしな大地」という取り組みが「おかしなマルシェ」につがながっていけるようにイメージしております。

お客様にご満足いただき、そして農業を活性化していく取り組みを、これからも展開してまいります。


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