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大河ドラマ「光る君へ」感想 (6)


 思い起こせば小学生のころ、祖母や兄弟たちと正月に遊んだ百人一首かるた。

 幼な心に、響きとか語感とか、とにかくなんだかすごく好きになり、気づけば百首すべて覚えて家族内の誰よりも強くなり、小学校のカルタ大会でもぶっちぎりの優勝。
 そうすると今度は和歌の意味が気になりはじめ、それから作者のことが知りたくなり、そうなると時代の流れふくめ、どんどん歴史にハマっていって……

 という流れで古典、それから歴史へとオタク化していった私。
 なので個人的に、すべての原点は百人一首!


 その百人一首の家人たちが日本の地上波に、五人も実体化して集う光景を拝める日がくるなんて……!
 紫式部、清少納言、藤原公任、高階貴子、清原元輔。
 親類縁者、子孫もふくめたらここに連なる百人一首歌人たちはまだまだたくさん。
 そもそも、撰者の藤原定家からして、道長の息子・長家の玄孫なのでね、もうほんとに、感無量。
 ありがとう、漢詩の会。ありがとう、大河ドラマ。(伏拝)


 そんなわけで、個人的にほんとにお腹いっぱいの今回でした。

 以下、感想。


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*水に映る月と道長。(ごめん、ちょっと笑ってしまったw いや、すごくいいシーンなんだけどそこはかとなく漂う昭和感が……(^^;))

 為時は、なんだかんだ言って不器用なだけでまひろ(惟規も)のことはちゃんと想ってるんだよなぁ。

*同じころ、婿入りを打診される道長。
 お相手は倫子。まあ、歴史にネタバレなどなく、誰もが知ってる北の方なのだけど、ここ、なかなかに引っ張るね。

 ところで、なぜ兼家は早々に道兼を捨て駒にしたんだろう。
 やはり人を斬るというタブーをやらかしたからか?
 道長も、道兼に対して「父上が泥をかぶってもらうと言っていた」と、もう敵意を隠すこともない。

「自分だけ綺麗なところにいると思うているかもしれぬが、足元を見てみろ。俺たちの影は、みな同じ方を向いている」
 道兼のセリフはなかなか深い。
 一族の闇……始祖たる鎌足以来、ここまでの藤原家の軌跡を思うとね。

*「道長さまを遠ざけるために何かをしなければ」
「この命に、意味を持たせなければ――」
という、まひろの決意。
 この時代、貴族の女性は“結婚が人生のすべて”みたいなところがあったわけで、三郎と恋仲になるということはつまり、まひろの人生が決しかけたも同然だった。
 その恋が破れるということは、まひろにとって“他の人生を模索しなくちゃならない”っていうことなのかな。


*左大臣家の女子会。
 実はちょっと朗詠の仕方に驚いた、赤染衛門パイセンによる道綱母の『嘆きつつ』歌。
(この和歌についてのお話は前回noteにまとめました→こちら

 まひろ的、蜻蛉日記の解釈。
 嘆きではなく自慢……なるほど。
 たしかに、蜻蛉日記の上巻の導入と末尾には、

「天下の人の品高きやと問はむためしにもせよかし」
(この上もなく身分の高い人との結婚の真相はどんなものかと問う人がいるなら、その答えの一つとしてほしい)

「あるかなきかのここちするかげろふの日記といふべし」
(これは、あるかなきかの思いに沈む女子の、蜻蛉の日記とでもいおうか)

蜻蛉日記 上巻

とあり、兼家との結婚生活をつづるための日記、というのは間違いない。

 さらに大事なポイントなのが、彼女も受領階級の娘であるということ。
 つまり紙が高級品である時代、兼家の提供で日記を書いていたと考えるほうが自然で、この日記はおそらく、兼家のプロモーション戦略の一環なのだ。
 実際、道綱母の気性のせいで愚痴っぽいイメージが先行しちゃうけど、日記には兼家の和歌がたくさん掲載されており、道綱や時姫なども登場するし、そして何より兼家、ツレないけどシャレてるし優しいところもあって、いかにもモテそう~って感じがする。

 そういう意味で、やはり兼家は道綱母の文芸の才を見込んで通ってたと思いますね。


*まひろ「今度、写本お持ちします」
倫子「いらないわ。書物読むのは苦手なの」
というのは倫子流処世術なのかも?
(と思ったけれど、後の展開を思うに違うっぽい。うーむ)

 いつも張り詰めてて辛くない? と問われ、楽に生きるのは苦手だというまひろ。
 お互いに苦手は苦手でいいよね、とわかりあう女子たち。
 もしもこれが後々の伏線だったとしても、個人的にこれは普通にいいシーンなんだろうな、と思って見ております。


*毎度おなじみ散楽のみなさん。
 なんだかよくわからないけど、芝居の内容を考え始めるまひろ。(いや、急だなw)
 庶民向けは笑いが必要。
「おかしきことこそ、めでたけれ」という直秀。
「おかし」はいわゆる「いとおかし」とは違い、「滑稽な」的な意味らしい。


*依然として病床についてる弘徽殿女御・忯子さまに、「元気な御子をお産みになっていただかなければ」
「帝に、兄の斉信は使えるよって言ってくれ」
って。お兄ちゃん、そりゃちょっと酷い ( ;∀;) 必死なのは伝わるけども。
 しかも兄とはいえ、女御さまの御帳台にそんなに近づいてはなりませぬ。
 そして兄なのに帝に顔覚えられてすらない斉信……焦る。


*お酒だ! 酒飲み道隆だ! キャッキャ!!
 大鏡などの説話でも有名な道隆の酒豪伝説。

(略)もてはやさせたまふほどに、やうやう過ぎさせたまて後は御車の後ろ・前の簾みな上げて、三所ながら御髻はなちておはしましけるは、いとこそ見苦しかりけれ。

【訳】おおいに興じているうちに、ようよう深く過ごされてしまい、車の前後の簾もすっかり巻き上げて、お三方(道隆・済時・朝光)とも冠を脱ぎ、髻も丸見えでいらっしゃったのはどうにもお見苦しいものでした。

大鏡・地 内大臣道隆伝


 ただし道隆、「御酔のほどよりは、とく醒むることをぞさせたまひし(酔っぱらうわりには醒めるのも早い)」人だった。

 賀茂詣の折、下賀茂神社の神官たちが、通常はかわらけで三度の御神酒を奉るところ、気を利かせて大土器ですすめ、道隆は三度どころか七度八度とあおったという(神事の定例とは)
 そこから上賀茂神社のほうへ移動中、道隆は車のなかで大の字になって「大殿こもりぬ」――つまり寝てしまった。
 上賀茂に到着し、車に付き添っていた道長(この時、大納言)が困って、道隆の袴の裾を引きながら声をかけると、

(略)おどろかせたまひて、さる御用意はならはせたまへれば、御櫛、笄具したまへりける取り出でてつくろひなどして、おりさせたまひけるに、いささかさりげなくて清らかにぞおはしましし。
 されば、さばかり酔ひなむ人はその夜は起き上がるべきかは。それに、この殿の御上戸はよくおはしましける。

【訳】(道隆は)お目覚めになって、それから、このような時のご用意は慣れていらっしゃるもので、櫛や笄など取り出し、きちんと身づくろいなさって車から降りられた、その時のご様子は実に美しくご立派でした。
 ふつうあれほど酔われた人は、その夜は起き上がれるものでしょうか。その点、この道隆さまの飲みっぷりは立派なものでございました。

大鏡・地 内大臣道隆伝

 すごいんだかなんだか、よくわからない逸話だw

*そこへ道長がやってきて、行成からのリークを!
 ほんまに出来る子や行成……そしてやっぱり、今作では道長推しなんだね。
(そしてやっぱりあれは四条宮だった~!!)

 義懐が、斉信と公任を招いているとのこと。
 花山帝派の求心のために。でもこの義懐のありかた、公任はきらいだろうな〜(^^;)(美しくない、とか言いそう)

 そして図らずも皇子さま呪詛の件を知る道長。
 一族の闇をどんどん知っていく道長のなかでも、変化が起こっている様子……

 そこで貴子さまが漢詩の会を開くことを提言。
 漢詩には人の思いが出る、と。
 漢詩は苦手だという道長。ですよね (^^;(→御堂関白記参照)

 儀同三司の母、こと、この貴子さまこそが、中関白家のブレーン。

それはまことしき文者にて、御前の作文には文奉られしはとよ。少々の男にはまさりてこそ聞こえはべりしか。
(略)
古体にはべりや。

【訳】この高内侍(貴子)は本格的な漢才の人で、帝の作文会には詩を奉られたりなどなさっていた。そこらの男子よりよほど優れている、と評判でした。
(略)
たいそう昔気質な方でございました。

大鏡・地 内大臣道隆伝


 この方もまた受領階級の娘。
 内裏の女房として出仕してたところ、道隆に見初められて北の方となった。
 百人一首の和歌も、道隆との関係から産まれたもの……(長くなるのでそちらはまた別の記事にまとめたい)


*またまた、左大臣家ではたわいないおしゃべり中。
 父の顔にほくろ……と思ったら、ハエ? その話、おもしろいの??
 っていうか、姫さまがたの会話なの、それ(^^;)

 でもここは、うまいなぁと思った演出。つまり、学を必要としない者の笑いはまひろにはわからないっていうことなんだね。
 まひろと呼応できるのは――――(高まる期待。ザワ、ザワ……)

*詮子と懐仁親王と、乳母の繁子。その御前に頭を垂れる左大臣雅信。
「懐仁である」って、あーっかわいいいっ!デレデレ

 左大臣懐柔作戦に出る詮子さま。
 裏の手ってこれか〜と思いつつ、なんでもかんでもあけすけに話してさすがにそりゃないわー……
 と思ったら、「聞いてしまったからには――」と脅しをかける。さもなくば、左大臣から誘われた、と父に言いつける、と。
 兼家の娘感めちゃくちゃ出てきた詮子さま。
 でも女御さま、そんな下座まで降りて手まで握っちゃって……(御簾のない世界線クオリティ)

 私なりに……と苦しい返答の左大臣。
 そしてここでまた倫子の名前が。
 道長と縁づかせようとする詮子。ほんと父によう似とるな、ねーちゃん。


*為時に漢詩の会への招待が。
 惟規、むりむりむりむりー!!って笑 もうすっかりギャグ担当になっちゃったね。

 名簿に道長(&道兼)の名前がないのを見て、私がお供を!というまひろ。(それでええんか?)
 欲を言えばもちょっと、「漢詩の会?✨ 行きたい!✨」感があれば良かったなぁ。

*あーっ! 元輔ーっ! ききょうーーっ!!(* -人-)拝
 元輔パパ、イケおじじゃん!
 清少納言は遅くにできた子で、禿げ頭エピが有名だというのに、いやん、シブい♡
 ききょうもまひろより年上でこの頃にはもう人妻。
 人妻の清少納言(レア度高め)
(あと、この大河の“清・少納言”の発音、わりと好き。うちの子も驚いて「こんな発音なの?!」と聞いてきた。“清原さんちの少納言”なので、まあ正しくはそうなりますよね)

*笛を吹く公任……っかー! なんでもできちゃうオールマイティ男・人呼んで三舟の才!!!(* -人-)拝
 そしてしれっとやって来た道長。まひろ来るの知らなかったみたいだし、招待客じゃないから名簿に載せてなかったってことかな?

 お題『酒』には笑ってしまった。ほんに酒を愛す男・道隆。
(ただ、漢詩ってやたらと酒飲む描写多いので違和感はない)

 いやしかし、ちょっと傾いて頭をひねってる公任かっこいいな!?!
(ありがとう町田啓太さん。公任をこんなにも素敵に具現化してくださって(* -人-)伏拝……お手蹟もそこはかとなく似ておられます)
 行成は筆の持ち方といい、達筆の書き方!
 でもあんな詩を披露するなら道長、演出的には、書く時にもっと溜めがほしかった~~~(わりとさくさく進むよね、このドラマ)


*さて肝心の内容ですが。

 行成。(お題は酒だがまだ14歳)
「花の前で酒をくみ、君のことを思う
 君とは去年の春に別れ、今また春が来る
 君がくれたこの銀の盃は送り主が立派なので
 あえて勧める人もいない」
 ……あなたが懐かしい、的な? 道長のもこれも、元微之を想う白楽天の詩らしい。

 斉信。(あっ、ききょうが見た!)
「酒をなみなみとついでくれ
 早くしないと花が散ってしまう
 三十路はまだ若いなどと言ってくれるな
 人生の三分の一は、過ぎてしまうのだから」
 ……つまり、焦りですね。妹に泣きつくところろいい、今回の斉信は焦りが如実に出ているんだなぁ。こちらも白楽天の作。

 道長。
「下賜の酒は充分あるが、君をおいて誰と飲もうか
 宮中の菊花を手に満たして、私はひとり、君を思う
 君を思いながら菊の傍らに立って
 一日中、君が作った菊花の詩を吟じ、
 むなしく過ごした」
 ……“君”を思う歌。うーむ、もとは重陽の折の詩らしいけども。
 白楽天の菊花の詩に、うなづくまひろ。
(ところでいま何月なんだっけ? お衣装がドラえもん的に毎回変わらないから季節感ががが)

 そして公任。(すかさず道隆がチェック)
「この一時に目に触れるものは全て風流な景色ばかり
 酒の酔いに任せて詩を吟じていると言ってくださるな
 この名君の知らしめす太平の世を、改めるまでもない
 唐の太宗の治世が、目に触れるところすべてに
 現れているのだから」
 ……退廃的な感じ。帝の世を賛美するのも漢詩にはよくあるよね。
(急に途中から話が変わるなと思ってたら、公任作の二種類の漢詩を混ぜて作ったものらしい)


 一堂、すらすらと自作した公任に、こりゃすごい、と納得の空気。道隆、貴子、ききょう、まひろの漢学わかる民がうなずく。(ぽかんとする道長かわいいな笑)
 感想を求められたまひろ「白楽天のようなうたいぶりで」
 感想を求められてないけどしゃしゃり出たききょう「私はそうは思いません。むしろ、白楽天の親友、元微之のような闊達な歌いぶりでございました」
 んんっと咳払いする元輔。うなずく貴子。(目をつけたわよって感じかな)

*今回は美術館展ナビさんの解説が詳しかった(^^)



 会の最後、うまくまとめる道隆。いい!
 説話のごとき立ち居振る舞いが立派。
 義懐との格の違いを見せつけてるんですね。公任も行成も斉信すらも、学があり、志が高いのでよけいにこちらに気持ちがかたむいた感じ。
 パフォーマンス完璧。さすが嫡男、お見事。

「道長さまもお見送りを」って、やはり主催側だから名簿に名前を載せなかった模様。
 しかし、むちゃくちゃまひろ見るやん、道長……もうこれはトレンディドラマやん! 少女漫画やん!(正直、これが道長と紫式部でなければもっとときめけたのに、ちと残念 な気も(;^_^))

 ゴーイングサマーウェイききょう「わたし、斉信さまが選んだ歌が好きだったわ」
 きゃっきゃしすぎてパパにたしなめられる子持ち主婦ききょう。
 話が通じあう、学のあるやりとり……まひろはやはり、こちらのほうが楽しんだろうな。


 あ〜〜っ! F4が被け物を肩に〜〜〜!!(* -人-)ふたたび拝
 平安貴族たちが何かあったときに褒美として授かる被け物……品ものは上等の衣が多く、左肩に被けてもらうことからこの名がついたという被け物!

「どう思った?」「やはり道隆さまだな」「元輔の娘、悪くない」「しゃしゃり出る女子は好きではない」「小賢しい感じ、鼻をへし折ってやりたくならないか」「ならぬ」
 ここらへん、枕草子を思ってニヤニヤしちゃう。
 きよろきょろ行成かわいいし。笑


*月を見る道長。おもむろに文を書く。

*そして盗賊。弓を放つ道長。毎熊さん負傷! 布投げて反撃くるくる。(必殺仕事人か?)
 だけど毎熊さん、そこで顔出すな。もちょっと先まで逃げてから顔を出しなはれ(どうでもいいツッコミ)

 その頃、まひろのもとに文が……!
(今度こそ、何に結びつけて……と期待したけど折り紙だった……涙)
 えっ、弘徽殿女御さまがおかくれに!(早い!)
 髻丸出しで走る花山院!(死穢でございます主上!)
 そして文!!(忙しいな)


*道長からはまひろに、伊勢物語、ひいては万葉歌を踏襲した和歌が。
 教養はあるんだよね。歌が好きなまひろのために、好きではないはずの和歌を詠んだんだね。。

 元ネタの伊勢物語は以下。

 むかし、男、伊勢の斎宮に、内の御使いにてまひれりければ、かの宮に、すきごといひける女、わたくしごとにて、
 ちはやふる 神の斎垣も 越えぬべし
  大宮人の 見まくほしさに
 男、
 恋しくは 来ても見よかし ちはやふる
  神のいさむる 道ならなくに

【訳】
 昔、男が伊勢の斎宮に内裏の遣いで参ったところ、その宮で色めかしく詠みかけてきた。
 越えてはならぬ神の斎垣も越えてしまいそう、宮廷人のあなたに会いたくて。
 男の返し。
 恋しいなら来てごらんなさい。恋の道は、神さまもいさめはすまいよ。

伊勢物語 神のいがき

 こちらの「ちはやふる」歌、万葉集に詠み人しらずとして、また拾遺和歌集に柿本人麻呂歌としておさめられている以下の和歌を本歌としている。

【題知らず】
 ちはやふる 神の斎垣も 超えぬべし
  今はわか身の をしけくもなし

【訳】
 あなたが恋しくて、我が身の名誉も何もかも惜しげなく投げ出して、畏れおおい神の斎垣も超えてしまいそう。

拾遺集 巻十五:恋四

 本歌取りというのは、ただ語句を真似て歌を作るってわけじゃない。
 元歌の歌意を知り、読まれた背景や物語の空気もすべて内包して新たな感動を込めた和歌を生み出すもの。
 道長は神をも恐れぬ伊勢の女の情熱と、万葉歌人の我が名も惜しくないという掛け値なしの愛情を込めた、ということかな。
 いやめっちゃ情熱的!!!

 それを自室で一人詠み、胸にそっと文をおし抱くまひろ……良いシーンだ。。


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*今週の小ネタ。
 漢詩の会、他の列席者は、信順、惟風、為政、弘親、とある。
 信順はおそらく、高階家の貴子さまのご兄弟。文章得業生だったようだし、もちろん漢詩は得意分野。
 惟風は道長の家司をつとめることになる藤原惟風かな。
 為政は、おそらく池亭記で著名な慶滋保胤の甥っ子の慶滋為政かと。この頃はまだ若いけど、ゆくゆくは文章博士になるらしい。
 弘親がなかなか出てこなくて。あれこれ調べてると、魚名流の5代孫に弘親という名前は発見したんだけど、何やってる人かがさっぱり。謎。オリキャラかもだしね。

(そういえは前回のnoteにザブングル加藤氏が公季か? と書いたけど、公季はちゃんとキャスト発表されてた〜そうだよね、位置的に重要ポジだもんね(^_^;))

*そしてSNSで呟いたこちらも。↓↓↓


 さて次回予告。

 兼家がこわいよ〜と、泣きついてるのが気になる!!(すわ、怨霊か??)

 女こそ家柄、という半裸の公任……(そういう彼の奥さまは親王家のお血筋)
 SNSなどで某ヤマコーがいないから町田氏がセクシー担当になったとか言われてて笑ったw

 そしてこれ↓↓↓


 予告のなかでも道長とまひろ、めちゃくちゃロミジュリみたいなことしてなかった??
 まだまだソウルメイトのラブストーリーは続くってことかな。

 ぼちぼち花山天皇の動向が気になってくる頃……

 来週も楽しみだ (*^^*)

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